『スーサイド・スクワッド』監督、映画の方針変更に苦言 ー 「愛する人が殴られたようなもの」

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DCEUシリーズとしては初期に公開された映画『スーサイド・スクワッド』

ウィル・スミス演じるデッドショットを主人公に、DCきってのヴィランたちが集結して世界の危機を救うという内容で、なかでもマーゴット・ロビーが演じたハーレイ・クインはその後も活躍する映画が作られるなど、大きく知名度を上げることになった映画になっている。

しかしその裏側では、撮影終了間近にスタジオの上層部から再撮影を言い渡され。当初予定していた内容から大きく変更されていたということもわかっている。

今回メガホンを取ったデヴィッド・エアー監督は当時のことを振り返り、再撮影などの方針転換については「愛する人が嫌いな人に殴られるようなもの」だと表現した。

”愛する人が嫌いな人に殴られているのをみたようなものだよ。一番大きいのは『スーサイド・スクワッド』だ。その言葉は私を壊しました。大変な思いをさせた。(中略)何でもできたし、何でもしました。リハーサル中ずっと、互いの魂をぶつけ合っていきましょう、驚くような協力をして映画を作っていこう。そしてデッドプールが始まったんだ、スタジオは『バットマンVSスーパーマン』をまだテストしたことがなかったので、彼らは別の結果を期待していましたが、その後になって全員から非難されました。「よし、デヴィッド・エアーのダークでソウルフルな映画を今から(ぶっ飛んだ)コメディに変えてやろう」みたいな感じになったんだよ”

今作はザック・スナイダー監督の『バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生』がダークで暗い雰囲気だったことが、観客に不評であったことを顧みて、映画のテイストが大きく変更されたと明かしたエアー監督。

エアー監督が言うには元々は”ダークでソウルフル”なトーンだったと話しており、決してコメディ映画のようなものではなかったと話した。

時々監督から公開される、ジャレッド・レト演じるジョーカーのカットされたスチルフォトからも、ダークな雰囲気は感じ取れ、彼にもまた多くの活躍時間が与えられたことがうかがえる。

ファンの間では『スーサイド・スクワッド:デイヴィッド・エアーカット』のような、当初予定していたものに再編集をした『スースク』を公開してほしいというネット上の運動が何年にも渡って繰り広げられているが、実際のところは実現可能性はそう高くはないと思われる。

『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』のようなものがある意味では奇跡的なものに近いため、DCスタジオが新たにDCUシリーズを立ち上げようとしている中で、過去の作品の再編集版を出すことは、経営的にも賢明な判断とは言えないだろう。

それでもエアー監督が本来目指していた『スーサイド・スクワッド』がどのような内容だったか気になるDCファンも多いだろう。今後何らかの形で実現することを願いたいところだ。

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