『スーサイド・スクワッド』監督、重要な要素削除を明かす ー 「大きな損失だった」

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DCEUシリーズの初期の作品として公開された映画『スーサイド・スクワッド』

マーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインという人気キャラクターを生み出したことでも有名な作品で、続編となる『ザ・スーサイド・スクワッド』は、現在DCスタジオ代表を務めているジェームズ・ガン監督が制作を担っていた。

そんな『スーサイド・スクワッド』、実はストーリーから重要な要素が削除されていたことを、メガホンをとったデヴィッド・エアー監督がツイッター上で明らかにした。

”脚本にあった問題は、制作前に脚本からステッペンウルフとパラデーモンをカットしてしまったことだった。 エンチャントレスはマザーボックスの制御下にあり、アポカリプスへのポータルを開いていました。これは準備の早い段階ですべてカットされました。大変な損失でした。”

なんと、『スースク』ではステッペンウルフやパラデーモン、さらにはマザーボックスが存在していることが描かれた脚本があったというのだ。

これらがなぜカットされたかは不明ではあるが、ヴィランのエンチャントレスがマザーボックスの制御下に置かれていたというのを削除すると、キャラクターのバックグラウンドをや行動原理を大幅に変更せざるを得なかったはずだ。

またステッペンウルフやパラデーモンも、この次に続く『ジャスティス・リーグ』への伏線にもなっていただろう。

シェアード・ユニバースシリーズのDCEUなだけに、こういった試みはより作品間のクロスオーバーを盛り上げる演出だったに違いない。

『スーサイド・スクワッド』におけるクロスオーバー要素といえば、ベン・アフレック演じるブルース・ウェイン/バットマンが映画の序盤とポストクレジットシーンに登場したぐらいだった。

さらに今作は撮影の終盤にワーナーの上層部から再撮影を要求されて、そこでも作品の内容が大きく変更されたと報告されている。なかにはハーレイとデッドショットのロマンスも描かれていたのだ。

紆余曲折を経て劇場公開された『スーサイド・スクワッド』、もちろん変更前のストーリーで大ヒットしたかはわからないが、この映画が続くDCEUシリーズの方向性を決めたと言っても過言ではないだろう。

ファンの間では『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』のように、エアーカット版の『スーサイド・スクワッド』の制作を望む声も多くあるが、新シリーズのDCUに生まれ変わることを考えれば望みは薄そうだ。

今後はこういった大幅な変更によって映画が台無しにならないように祈りたいばかりである。

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