『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』、どんなキャラが登場した? ー ウワサのキャラの真偽はどうなった

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[no_toc]※この記事には『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』や関連作品のネタバレが含まれています。苦手な方はご注意ください。

日本でもようやく公開された『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、予告編からも分かる通り非常に多くのキャラクターが登場してくる。
また様々なキャラクターの登場のウワサもあるなど、数年間もの長い期間ファンの間で議論されてきた。

そしてついに映画が公開されたということで、今回は本編に登場したキャラクターたちをざっくりとまとめていこうと思う。

※この記事には『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』や関連作品のネタバレが含まれています。苦手な方はご注意ください。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』主要キャラ

今作は『ホームカミング』『ファー・フロム・ホーム』から続いてピーター・パーカー/スパイダーマン(トム・ホランド)や、恋人のMJ(ゼンデイヤ)、親友のネッド(ジェイコブ・バタロン)メイおばさん(マリサ・トメイ)ハッピー・ホーガン(ジョン・ファヴロー)が登場してくる。

特にピーター、MJ、ネッドの三人は物語の中核を担っており、キャラクターの多さにも関わらず、しっかりと中心人物として描かれていた。また今作ではMJのフルネームがミシェル・ジョーンズ・ワトソンであることも判明した。

この他には魔術師であるドクターストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)も登場し、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』でともにサノスと戦ったよしみから、ウォン(ベネディクト・ウォン)に警告されながらもミステリオ(ジェイク・ギレンホール)に正体を明かされてしまったピーターを魔術で救おうとしていた。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のゲストキャラ&サプライズキャラ

次は今作に登場した数多くのゲストキャラクターや、公開まで登場が隠されていたサプライズキャラをまとめていこう。

J・ジョナ・ジェイムソン(J・K・シモンズ)

まずはデイリー・ビューグルの編集長で、スパイダーマンを目の敵にしているJ・ジョナ・ジェイムソン
彼は前作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のポストクレジットシーンに登場していた。

演じるのはサム・ライミ監督版『スパイダーマン』シリーズで同役を演じたJ・K・シモンズ。変わらぬ語り口調でイメージ通りのJ・ジョナ・ジェイムソンを演じていた。

ちなみに彼に関してはマルチバースから来たというわけではなく、特に掘り下げられてはいない。もしかすると『ロキ』で言うところの変異体なのかもしれない。

マット・マードック/デアデビル

次はNetflixのマーベルドラマ『デアデビル』からマット・マードックだ。もちろん演じていたのはチャーリー・コックス
以前から正体を暴露されたピーター・パーカーの弁護士として登場するとウワサされたが、見事に的中した。

劇中ではピーターたちを不起訴に持ち込む凄腕弁護士として登場。赤い丸サングラスに杖を付いた変わらぬ姿にドラマからのファンも大喜びだ。

またスパイダーマンを批判する市民によって窓から投げ込まれたレンガをピーターよりも早く後手でキャッチしたことで、常人ではない活躍も見せている。

とはいっても本作のメインストーリーには絡んでいないため、今後の作品での活躍に期待をしたいところだ。

ドクター・オクトパス

次はヴィランを見ていこう。
まずは予告にも登場していたドクター・オクトパス。演じるのはサム・ライミ監督『スパイダーマン2』で同役を演じたアルフレッド・モリーナだ。20年近くの時を経て再演することに多くのファンも喜んだキャラクターである。

映画ではストレンジの魔術の失敗によって、スパイダーマンの正体がピーター・パーカーであることを知っている人物としてMCU世界に紛れ込んだヴィランのひとりとなっていた。

当初はMCU世界のスパイダーマンを、自身の世界のスパイダーマンと勘違いして攻撃を仕掛けたが、マスクを外した姿をみて状況が違うことに気づく。
ナノテクで作られたアイアンスパイダーの一部をもぎ取りアームに装備したが、コントロールをピーターに奪われたことで拘束されてしまった。

後にヴィランたちの能力を治療することにしたピーターによって、アームの制御装置を製作してもらい、首元に埋め込まれたことで本来の優しい自我を取り戻した。

エレクトロ

次はエレクトロだ。
電気エネルギーを体に宿して強力な電撃を繰り出すスパイダーマンのヴィランだが、彼もまたマルチバースから迷い込んだキャラクターとして登場。演じるのは『アメイジング・スパイダーマン2』で同役を演じたジェイミー・フォックスだ。

元々は青い体だったのだが、MCU世界の電気エネルギーを吸い込んだことに寄って黄色い電撃と、本来の人間の姿を取り戻す。『アメスパ2』とは異なり少し見た目もイメチェンしている。

劇中ではピーターによって電撃エネルギーを取り除いてもらい、普通の人間に戻されそうになったが、グリーンゴブリンの誘いに乗って暴走する。

アークリアクターを奪ったことで強力な電撃エネルギーを繰り出せるようになったが、自我を取り戻したドクター・オクトパスに寄って敗戦した。

一方で疑問として残っているのは、エレクトロ自身はスパイダーマンの正体がピーター・パーカーであることは知らないはずだ。それなのになぜMCU世界に迷い込む事になったのだろうか?その点については疑問は払拭されていない。

サンドマン

次はサンドマンだ。
分子装置に巻き込まれたことで体が砂になってしまった男で、サム・ライミ監督『スパイダーマン3』にてメインヴィランのひとりとして登場した。
今作では終始砂の体の状態となっていたが、顔の形などは映画で演じたトーマス・ヘイデン・チャーチそのものとなっていた。

今作では娘に会うために元の世界に戻ろうとしており、また『スパイダーマン3』のラストでは改心していたこともあって、ピーターには協力的だった。
しかしちょっとした勘違いや、相変わらずの話の通じなさからピーターたちと対立することになる。

リザード

次に登場したはリザード
彼もまたマルチバースから迷い込んだヴィランであり、『アメイジング・スパイダーマン』のメインヴィランとして登場した。
映画でリザードを演じたリス・エヴァンスのものを意識した姿になっている。

リザードはドクターストレンジによって先に地下牢に閉じ込められており、後半になるまで外にでることはなかった。

彼は治療される気はさらさらなく、ピーターたちと対立するが、結果的には人間のコナーズ博士に戻されて元の世界に戻された。

ノーマン・オズボーン/グリーンゴブリン

そして最後のヴィランはノーマン・オズボーン/グリーンゴブリンだ。
ドクター・オクトパスとともに同じ場所から現れたが、二重人格の状態は変わらず、映画でもそのことに苦悩するシーンは描かれていた。もちろん演じるのはサム・ライム監督『スパイダーマン』で同役として出演したウィレム・デフォーだ。

グリーンゴブリンは実質的に今作のメインヴィランとして描かれており、メイおばさんを殺した直接の人物でもある。

ラストでは不意をついてピーターを襲い、メイおばさんを殺されたことで怒りに満ちたピーターによって殺害されそうになる。

ピーター・パーカー/スパイダーマン(アンドリュー・ガーフィールド)

そして最もファンにとってサプライズだったのが、アンドリュー・ガーフィールド演じるピーター・パーカー/スパイダーマンだろう。
ご存知の通り『アメイジング・スパイダーマン』シリーズに登場したピーターと同一人物であり、2作目からある程度の時が経過した設定となっている。

劇中ではMCU世界のピーターの兄のような存在で、メイおばさんの死に大きく傷つき、非情な手段を取ろうとしたピーターに対して、自身がグウェン・ステイシーを助けることができなかったことを明かして、彼に同じ道を歩まないようにと説得した。

ヴィランたちとのバトルではグウェン同様に落下したMJを助け出し、過去の後悔を晴らすといったファンには嬉しい演出もあった。
また勘違いから敵対することになってしまったエレクトロとも話をしてある程度の和解に至っていた。

ピーター・パーカー/スパイダーマン(トビー・マグワイア)

次にファンを喜ばせたのは、サム・ライミ監督の『スパイダーマン』3部作のトビー・マグワイア演じるピーター・パーカー/スパイダーマンの登場だろう。
彼もまたアンドリュー・ガーフィールドのスパイダーマンとともにマルチバースからMCU世界に紛れ込んでしまった。

『スパイダーマン3』から数年経った後のピーターと思われ、青年期から多くの経験をした大人のピーター・パーカーとしてMCU世界のピーターにアドバイスをした。

ラストのヴィランとの戦いでは、しっかりと和解することなく死亡してしまったドクター・オクトパスと会話をし、かつてアドバイスとしてもらった「努力をしろ」の返答として、「努力しています」とファンには嬉しい演出を見せてくれた。

また追い詰めたグリーンゴブリンを怒りのままにグライダーのブレードで殺害しようとしたMCU世界のピーターを自らの腕で静止し、大きな過ちを侵さないように静かに見つめながら思いとどまらせていた。

不意をつかれた背中からグリーンゴブリンに刺されてしまったものの、どうやら致命傷は免れたようで、アンドリュー・ガーフィールドのピーターとともに元の世界に帰っていった。

エディ・ブロック&ヴェノム

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のポストクレジットシーンに登場したのは、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のポストクレジットシーンにてMCU世界に飛ばされてしまったエディブロック(トム・ハーディ)とヴェノムだった。
ヴェノム自身の姿は登場していないが、お馴染みの声だけは聞くことができた。

エディはMCU世界のことにいてバーの店員に聞き込みをしており、アイアンマンやハルク、インフィニティ・ストーンを集めたサノス、5年間もの間人々が消滅していた出来事などを興味深く聞いていた。

最後にニューヨークにいってスパイダーマンに会いに行くとはなした瞬間、ヴェノムとともに元の世界に戻されてしまった。シンビオートの一部だけを落として・・・。

まとめ:スパイダーマン版”エンドゲーム”

まさにスパイダーマン版の『アベンジャーズ/エンドゲーム』とも言うべき内容だった『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。

実際に劇場でも多くのサプライズに観客からどよめきの声や拍手などが湧き上がるなど、日本の劇場ではとても珍しいリアクションが確認されていた。

新規のファンはもちろんだが、往年のスパイダーマン映画のファンも大いに楽しむことができ、またストーリーとしても多くのキャラクターが登場しながらしっかりとまとまっている点や、ピーター・パーカーの喪失や成長などを中心に描いているのは素晴らしいの一言。
確実に歴史に残り、そして映画ファンの記憶にも残るはずの『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』をぜひとも劇場で鑑賞しよう。

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