『シャン・チー』、マンダリンの指輪はなぜ腕輪に変更された? ー カンフー映画が元ネタだった

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MCU最新作として公開が迫っている『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
今作ではMCUシリーズ初期から暗躍していたテロ組織のテン・リングスについて本格的に触れられ、そのボスであるマンダリンが登場することでも話題になっている。

そんなマンダリンは腕に10個の腕輪を付けており、それが1個ずつ強力なパワーを持っているというものになっているが、原作でのリングは指輪なのである。これがなぜ変更されたのかをプロデューサーが明かしてくれた。

『少林寺三十六房』が元ネタに

『シャン・チー』のプロデューサーであるジョナサン・シュワルツ氏が、コミックでのマンダリンの指輪が腕輪に変更された理由を明かしてくれた。

SHANG-CHI AND THE LEGEND OF THE TEN RINGS Producer Explains Why The Rings Aren’t Actually Rings

『ある日、デスティン・ダニエル・クレットン監督と一緒に映画を観ました。映画は「少林寺三十六房」というもので、カンフーの訓練用モンタージュから始まり、多くの武器が使われていました。そのうちのひとつには洪家拳の鉄の輪がありました。これは伝統的なカンフーの武器です。(中略)デスティンはそれらの鉄の輪を見て、「私たちは指輪をこれにするべきです」と言った。そして彼は100%正しかったし、それはユニークでとてもクールだった。』

コメントのなかで出た『少林寺三十六房』という映画は1978年に公開されたカンフーアクションを題材とした香港映画だ。その中で腕に鉄の輪を付けて訓練するキャラクターが登場し、時には武器としても使用していたところから、今回のマンダリンのリングのインスピレーションになったことを明かした。

結果的にそれは成功したと話しており、予告でもマンダリンが腕輪を使って強力なパワーを発揮したり、シャン・チーとも対決していたため、いままでの映画でもあまり見たことのないようなアクションを楽しむことができるだろう。

また他の情報では指輪だとサノスのインフィニティガントレットと被っていることも指摘されていたため、腕輪に変更されたのは表現的な面で見ても最適と言えるでしょう。

『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は2021年9月3日に日本公開予定だ。

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