『シャン・チー』、中国で上映されない可能性 ー 当局の許可いまだに下りず

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MCUシリーズの最新作として公開され、予想以上の大ヒットを飛ばしている映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
今作は中国人であるシャン・チーを主人公とした映画で、また中国を拠点として活動するテロリスト組織のテン・リングスを本格的に描いている作品としても話題になっている。

映画市場において重要な国でもある中国に全力で向いた作品ではある今作であるが、海外メディアによればまだ中国国内での公開日が決定していないという。

‘Shang-Chi’ doesn’t have a release date in China — this chart shows why that’s a big deal

中国での海外映画の公開においてはまず中国当局の審査が入り、許可が下りれば国内での上映がされるというプロセスになっている。その当局の許可がいまだに『シャン・チー』には下りていないのだ。このままではMCUシリーズとして初めて中国で上映されない作品になる可能性も高くなっている。

理由には今作のキャスティングと、原案となったコミックに問題があるといわれている。特に後者については、コミックでのマンダリンがステレオタイプなアジア人の偏見を含んだキャラクターであったことが問題視されているという。

ただマーベル・スタジオとしてもそのままマンダリンを描いているわけではなく、思い切ってウェンウーという新しいキャラクターを作り出すことによってこの問題を避けていた。
それでも中国での上映がされないというのだから当局の考えていることはよくわからない。

中国での興行収入は米国に次いで2番目に多く、全体の10%~20%を占めているという。このまま『シャン・チー』が公開されなければ、単純に比較して他のMCU作品よりも1割~2割少ない興行収入になってしまうだろう。

今後の状況次第ではあるが、せっかくのアジア人ヒーローが主人公の作品を自ら台無しにしてしまうような事態は避けてほしいところだ。今後のアジア人ヒーロー作品のためにも、ぜひ中国での公開を願うばかりだ。

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