いつもご覧いただきありがとうございます。ゆとぴ(@frc_watashi_ame)です。

MCUシリーズのドラマとして配信され、賛否を呼んだ『シークレット・インベージョン』。

特に序盤でエージェントのマリア・ヒルがスクラル星人のクラヴィクによって殺害され、多くのファンに深い傷を付けたのは記憶に新しい。
MCUシリーズ最初期から登場してきたキャラクターなだけに、彼女の突然の死亡を受け入れられない声も聞かれた。

その演出について『シークレット・インベージョン』のエグゼクティブ・プロデューサー兼脚本家のブライアン・タッカー氏は今作のメイキング作品のインタビューに対して、マリア・ヒルの退場は必要なものだったと持論を展開している。

クラヴィクやスクラル星人たちの反乱をより重大な出来事として描くためにマリア・ヒルの死亡を描いたと話したタッカー氏。

この犠牲によってニック・フューリーやタロスたちの行動にも大きな影響を受けたことを考えると、2つの種の存続をかけた戦いがどれほど壮絶なものだったかは想像もつきやすくなる。

また以前には監督のアリ・セリム氏がインタビューのなかで、マリア・ヒルが本当に死亡しており、そのために埋葬したとも話してることから、今回の犠牲は確定的なものであるとコメントしている。

一方では、ドラマ自体の評価が芳しくなかったことや、ファンの予想以上に大きなショックも考えると、大き過ぎる犠牲だったことは否めない。彼女の退場が物語に肯定的に役立ったかは、非常に疑問も残るところが多い。個人的にはあまりプロデューサーの持論も支持できるものではないのが本音だ。

大きな犠牲を払った『シークレット・インベージョン』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中だ。