『ドクター・ストレンジ』監督、『MoM』制作降板の理由を明かす ー 「怪物みたいな映画ができてしまう」

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MCUシリーズにおいて、マルチバースを扱った映画として当時も話題になっていた『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』

1作目とは大きく異なるテイストや物語に賛否も呼んだ作品でもあったが、その理由のひとつには監督が交代していることも挙げられるだろう。

『ドクター・ストレンジ』でメガホンをとったのはスコット・デリクソン監督で、『マルチバース・オブ・マッドネス』ではホラー映画界の巨匠のサム・ライミ監督だった。

いずれも独自性のある作風で有名だが、最近、海外メディアのインタビューに答えたスコット・デリクソン監督は、続編のプロジェクトから降板した理由について振り返っている。

”私が言えるのは、いままで公にコメントしてきたことは真実だということです。私たちには創造的な違いがありました。私が作りたかった映画も、やりたかった方法もこれまでのものとは異なっていました。お互いに対立していることがますます明るみになっていくと、これはもう本当に酷い映画になるんだと思う。プロデューサーやスタジオ、映画製作者が別々の映画を目指していると、最終的には怪物みたいな映画になってしまうので、だからこそ私はそこから退かねければならかなったのです”

当時からも「創造的な違い」が理由で降板したと伝えられており、ここに関してはデリクソン監督に言う通り真実だったのだろう。

スタジオ側が目指したマルチバースを舞台にした映画や、目指していたトーンなどを考えると、監督によってはそれが方向性と大きく逸脱していたために、早い段階でプロジェクトから降板する道を選んだのだと考えられる。

一方でマーベル・スタジオ側とは今でも良好な関係ではあるとして、映画のプレミアムイベントには足を運んだとも明かしている。ただ映画自体の感想についてはコメントしていないため、やはり思うところはあったのだろう。

スコット・デリクソン監督が再びマーベル映画に戻るかは不明だが、もし彼が『マルチバース・オブ・マッドネス』を制作していたらどのような作品になっていたのだろうか?これもまたマルチバースの可能性のひとつと言えるだろう。

『ドクター・ストレンジ』シリーズはDisney+ (ディズニープラス)で配信中だ。

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