スカーレット・ウィッチはヴィランではなかった? ー 当初の『ドクターストレンジMoM』の構想が判明

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『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』では長年アベンジャーズのメンバーとして活躍してきたワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチが物語序盤からアメリカ・チャベスのマルチバース間移動能力を奪おうとするヴィランとして立ちはだかり、一部のファンには大きな衝撃を与えた展開となっていた。

そんな今作は実は当初からスカーレット・ウィッチが最初からヴィランになる予定はなかったことを今作の脚本家であるマイケル・ウォルドロン氏明らかにしている

『私たちはワンダを映画に入れたいとは思っていましたが、元々は彼女は映画の最後でヴィランになるバージョンがありましたね。これは私が行った大きな変化のひとつで、実は違う見方をもっていました。ワンダを最初からヴィランとして描く、これは「アベンジャーズの映画とかで起こること」と思っていました。なぜ最高のヴィランをそれ以外の映画で登場させる必要があるのか?という考えがあった。』

ウォルドロン氏は当初考えていたことは、何かしらのきっかけによって映画のラストでスカーレット・ウィッチをヴィランになることを想定していたとのことだ。

アベンジャーズにおいても主要キャラクターでもあったワンダが彼女が闇堕ちするならば、それは「アベンジャーズ」の映画で行われるのが当然とも考えるも自然なことだったと言えるだろう。

それが大きく覆って『ドクター・ストレンジ』の単独作2作目の序盤で起きたのだから、ウォルドロン氏にとっても大きな方向転換でもあったのだ。

ちなみに演じたエリザベス・オルセンは『ワンダヴィジョン』の後にワンダがヴィランになることを聞いたときは「ショックを受けた」とも明かしている。

『「ワンダヴィジョン」の仕上げをしているところに、「ドクター・ストレンジ」の話を投げかけられましたね。そしてとてもショックを受けました。だっていままで誰もこの計画について教えてくれなかったんですもん。』

演じる本人や脚本家でさえワンダの唐突な闇堕ちには動揺したのだから、それを見ている我々ファンも驚いてしまって無理はないだろう。

『ワンダヴィジョン』を見ていればある程度のバックグラウンドを知ることはできるものの、それがダークホールド一冊のみで起こされた闇堕ちだというのも少々腑に落ちないところではあった。

映画のラストで彼女の生死は不明のままとなっているが、おそらくは今後どこかのタイミングでワンダについても触れられていくことは確実だろう。果たしてスカーレット・ウィッチは今後どのような活躍をしてくのだろうか?

『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中だ。

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