『ニューミュータンツ』監督、3部作構想を明かす - 再撮影の噂にも言及

【広告】

この記事を書いた人

ゆとぴ

ゆとぴ

「FRC」の管理人をしているゆとぴです。特撮、アメコミ関連が趣味です。

Twitter:@frc_watashi_ame

Youtube:ゆとぴのトイハコ

Instagram:@frc_hero

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。

いつもご覧いただきありがとうございます。ゆとぴ(@frc_watashi_ame)です。

20世紀FOXが最後に製作したX-MEN実写映画『ニューミュータンツ』は、幾度の公開延期を経て8月にようやく劇場公開を迎えようとしている。

そんな公開直前のなか、今作に出演するキャストと監督をはじめとした製作陣がオンラインで開催中のイベント「コミコン@ホーム」のトークセッションに参加。その中でジョシュ・ブーン監督は元々『ニューミュータンツ』に3部作の構想があったことを明らかにした。

3作目では『インフェルノ』を原作にする予定だった

『ニューミュータンツ』を製作したジョシュ・ブーン監督は、コミコン@ホームのインタビューのなかで、今作が元々3部作構成だったことに触れながら、その詳細な内容について明らかにした。

The New Mutants Director Details His Planned Trilogy, Including “Inferno” Adaptation

『次の映画で新しいキャラクターを登場させる計画がありました。ウォーロックは初期の脚本の中に入っていましたが、(表現するには)非常に予算がかかるため、彼を切りな貼すことで映画を作ることができました。なので私の計画では次の映画でウォーロックを戻して、彼の物語を語ろうと思いました。』

形状を変えることができるテクノオーガニックの異星人ウォーロックは、以前にも登場させる予定があったことは明らかだった。彼は2作目で登場させ、映画の舞台はブラジルになる予定だったこともインタビューの中で言及されていたものだ。

ジョシュ・ブーン監督は合わせて3作目の内容についても触れてくれた。

『全て別々のホラージャンルの映画と想定していました。最初の映画はラバーリアリティホラーのようなもので、2作目はウォーロックのエイリアン侵略映画、そして3作目は「インフェルノ」と呼ばれる80年代後半から90年代前半にかけてのX-MENのクロスオーバーのすべての要素を、超自然的、終末論的なホラー映画として予定していました。』

監督が『ニューミュータンツ』の3作目についてコメントしたのは今回が初めてだろう。3部作どれも異なるテイストのホラー映画として製作を予定していたことも明らかになった。
残念ながらFOXがディズニー社に買収されたことによって、たとえ映画がヒットしても続編が製作されるかどうかはわからない。おそらくこのままいけば幻の続編と語り継がれていくことは確かでしょう。

ちなみに『ニューミュータンツ』は度重なる撮影延期の間に再撮影が行われたとの噂が飛び交っていた。この件に関してもジョシュ・ブーン監督がコメントをした。

New Mutants Director Debunks Reshoot Rumors

『合併のせいで実際に映画でできるような再撮影などの追加はできませんでした。なので私は撮影されたものだけで映画を関せさせることができました。合併前と合併後との間でそれほど劇的に変化はしていません。少しの調整はされていますよ。』

よく考えればわかることだ。いつ公開するかも、ディズニー社としての評価もわからなかった『ニューミュータンツ』に、再撮影をするだけのスケジュールや予算が許されていたというのは考えにくいだろう。

つまり間もなく公開される『ニューミュータンツ』は3年から4年前に撮影された映像を使用しており、出演したキャストからすると一昔前の自分の演技が世界に公開されることになるのだ。どこか複雑な気持ちもありそうだ。

待望の映画『ニューミュータンツ』は2020年8月28日に全米公開予定だ。

関連記事を読む

  • 【広告】

  • 【広告】