『モービウス』予告に仕込まれたクロスオーバー要素は? ー 複数ユニバース要素に混乱も

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新型コロナウイルスの感染拡大によって長い間公開延期が続いていた、ソニー・ピクチャーズのマーベル映画『モービウス』。第1弾予告の時点でも今作は様々なクロスオーバーを匂わす演出が観られて話題となっていた。

そして今回新しく公開された予告編でも、様々なユニバースを示唆するものが確認されていたので、まとめていこうと思う。

『ヴェノム』とは同じ世界に?

出典:© 2021 MARVEL © 2021 CPII

予告編のラストでは、モービウスが取り押さえた暴漢に対して「俺はヴェノムだ!」とジョークを飛ばしているシーンがある。
これは明らかにこの世界にヴェノムとエディ・ブロックが存在していることを示唆するセリフと言えるだろう。

公式に2つの作品が同じ世界観のものであるかは発表されていないのだが、こういった演出を盛り込む時点でその可能性は十分に有りえるだろう。

また『モービウス』の撮影現場からはヴェノムの落書きのようなものも目撃されていた。

同じソニー・ピクチャーズ製ということもあり、今後モービウスとヴェノムのクロスオーバーにも期待したいところだ。
ちなみに今後はアーロン・テイラー=ジョンソン主演で『クレイヴン・ザ・ハンター』も製作予定だ。

『アメイジング・スパイダーマン』とのつながり?

次はアンドリュー・ガーフィールド主演の『アメイジング・スパイダーマン』だ。
予告編の中ではデイリー・ビューグルの誌面が映し出され、そこには「ライノ」「ブラックキャット」の文字を確認することができる。

出典:© 2021 MARVEL © 2021 CPII

ライノはご存知の通りスパイダーマンのヴィランで、実写映画では『アメイジング・スパイダーマン2』に登場した。
ブラックキャットについては実写のスパイダーマン映画では現れていないが、その正体であるフェリシアはフェリシティ・ジョーンズが演じる形で現れていた

このほかにも一瞬映るビル群のひとつに、グリーンゴブリンことノーマン・オズボーンが経営する会社「オズコープ」のロゴマークも確認することができる。このデザインも『アメイジング・スパイダーマン』に登場したオズコープのロゴと似たデザインとなっているのだ。

『アメスパ』だけでも繋がりを意識した小ネタが非常に多く散りばめられている。

サム・ライミ版『スパイダーマン』とのつながり?

次は今なお人気の高い作品のサム・ライミ監督『スパイダーマン』シリーズだ。

出典:© 2021 MARVEL © 2021 CPII

これは第1弾予告編でも確認されていた、壁に書かれたスパイダーマンの落書きだろう。
このデザインは明らかにライミ版スパイダーマンスーツデザインとなっており、『モービウス』の世界にもスパイダーマンが存在していることを示唆している。

一方でここで使用されているイラストは、ゲーム『Marvel’s Spider-Man』のグラフィックのポーズに似ているとも指摘されており、結局のところ真偽は不明だ。ひょっとすると『モービウス』の世界にもスパイダーマンのゲームが存在するのかもしれない。

また先程触れたデイリー・ビューグルのロゴデザインサム・ライミ版のものと一致している。
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』でもこのデザインのデイリー・ビューグルは確認されているため、同時にヴェノムとの世界観の共有も示しているのだ。

MCU版スパイダーマンとのつながりは?

MCUシリーズの『スパイダーマン』との繋がりを意識したものももちろんある。

予告編ではマイケル・キートンが謎の役として出演しており、これが『スパイダーマン:ホームカミング』に登場したヴァルチャーと同一人物なのではないかと推測されているのだ。

出典:© 2021 MARVEL © 2021 CPII

むしろそれ以外考えつくものがないため、もしもヴァルチャー出なかったら謎すぎる人物になる。
新たな予告では新規の映像もあり、モービウスに「また会おう」と意味深なセリフを残しているため、今後なにかしらのつながりが予定されているのかもしれない。

このように『モービウス』はスパイダーマンに関連した映画作品全方位に向かってクロスオーバーを示唆するような小ネタや演出が仕込まれており、この作品の立ち位置自体が非常に謎めいているものとなっている。
もちろん映画単体でも非常に期待ができる作品で、ジャレッド・レトが演じる吸血鬼の姿は迫力もあり、ぜひとも一度はスクリーンで楽しんでみたい。

果たしてソニー・ピクチャーズの『モービウス』はどのような展開を用意しているのだろうか?今後の情報に注目しておこう。
映画は2022年1月28日に全米公開予定だ。

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