MCU、次の重要なポイントになるのは「マルチバース」 - マーベルスタジオ代表が明かす
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「FRC」の管理人をしているゆとぴです。特撮、アメコミ関連が趣味です。
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MCUシリーズは2020年公開の『ブラックウィドウ』から新たなステージのフェイズ4に突入します。『アベンジャーズ/エンドゲーム』で一区切りが打たれたシリーズですが、今後重要となるものは一体どのようなものなのでしょうか?
その点についてマーベルスタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏がコメントで明らかにしています。
『ドクター・ストレンジMoM』も重要な作品に?
ケヴィン・ファイギ氏はブラジルで開催されているイベント「CCXP」に参加し、これからのMCUシリーズにとってマルチバースが次のステップにとって重要になることをあかしています。
・Marvel’s Kevin Feige Says the Multiverse is the Next Step in the Evolution of the MCU
マルチバースとはいわゆる平行世界のことで、1つの宇宙や地球だけではなく、無数の別の宇宙や地球が存在していることを意味しています。例えば別の宇宙ではまだトニー・スタークが生きていたりなど、全く別の結果を生み出している世界が存在する概念です。
アメコミではマーベルだけではなく、DCコミックスでもマルチバース設定は大いに利用されているのは有名で、DCドラマの『ザ・フラッシュ』ではそこがメインになることもしばしばあります。
最近だとアニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』が、複数の別世界のスパイダーマンが登場するマルチバースもの映画として大ヒットを記録しましたね。
MCUでは今のところ一度もマルチバースの存在を描いてはおらず、『ドクター・ストレンジ』にてエンシェント・ワンがその存在を言及するのみにとどまっています。
ちなみに『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ではミステリオことクエンティン・ベックが、自身の出自としてマルチバースの世界を語っていましたが、全てウソであったことがのちに判明しています。
もしマルチバースがMCUの次のステップにおいて重要となるならば、『ドクター・ストレンジMoM』や、それに強く影響しているドラマ『ワンダヴィジョン』は非常に重要なポジションになることは明らかですね。
具体的にどのような形でマルチバースを扱うのかはわかっていませんが、MCUの可能性が加速度的に拡大していくのは確実ですね。
アニメ作品ではありますが、Disney+ (ディズニープラス)で配信される『WHAT IF…?』ももしもの世界、つまるマルチバースものとして注目を集めています。スーパーソルジャーになったペギー・カーターがキャプテンブリテンとして活躍する世界、マーベルゾンビーズが存在する世界、ブラックパンサーことティ・チャラがスターロードとして、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのリーダーになる世界など、様々な可能性を映像化しています。
この流れが実写映画にもくるのは興味深い反面、危機感もありますね。あまりに拡大しすぎると収拾がつかなくなることが懸念されますので、そこをどのようなマーベルスタジオがうまくコントロールしていくのかは注目ですね。
マルチバースを扱う『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』は2021年5月7日に全米公開予定、Disney+ (ディズニープラス)ではドラマ『ワンダヴィジョン』が2021年春頃に配信予定です。
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