『エイジ・オブ・ウルトロン』暴走したハルクは何を恐れていた? ー マーク・ラファロが明かす
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2015年に公開された映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』では、エリザベス・オルセン演じるスカーレット・ウィッチによってアベンジャーズのメンバーが幻想を見せられ、精神的に追いやられるといったシーンがあった。
なかでもブルース・バナー博士はその幻想によってハルクに変身してしまい、街を破壊してしまうほどに暴走してしまった。
そのハルク暴走シーンについて、ハルクが一体何を恐れていたかについて演じるマーク・ラファロが、マーベル・スタジオ公式本「The Story of Marvel Studios:The Making of the Marvel Cinematic Universe」のなかで明かしてくれた。
・Mark Ruffalo Says Playing Hulk Was Difficult Until Thor: Ragnarok
体が一心同体でもあるバナーを恐れていたことを明らかにしたマーク・ラファロ。ハルクにとっては唯一、歯向かうことが難しい存在のために恐れていたのだろう。
映画のラストではバナーはハルクから戻ることができずに、『マイティ・ソー/バトルロイヤル』でソーに目覚めさせてもらうまで約2年間もハルクに変身したままだったのだ。その間にハルク自身の人格も成長し、子供のような性格ながらも会話ができるようになっていた。
このあとは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』冒頭でサノスに叩きのめされてしまい、ハルクはバナーの体に引きこもった。『アベンジャーズ/エンド・ゲーム』ではついに二人の体と精神が一つになったことでスマート・ハルクという存在が生まれていたのはご存知のとおりだろう。
まだまだ描ききれない部分も多いハルクとバナーだが、今後彼らの物語についてもどのような展開がされていくか期待していきたいところだ。
ハルクとバナーはディズニープラス配信ドラマ『シー・ハルク』にも登場予定だ。
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