ジェームズ・ガン監督のDC参戦、マーベル・スタジオ代表の反応は? ー 良好な関係を示唆
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2018年、ジェームズ・ガン監督が過去の過激なツイートを発端に、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』の制作から解任された直後に、『スーサイド・スクワッド』のリブートの脚本家にワーナー・ブラザースから抜擢され、まもなく監督にも任命された。
この流れは誰もが想像するよりも早く進んでおり、マーベル・スタジオとディズニーに再雇用される前日に、ガン監督はワーナー・ブラザースの映画の監督を引き受けた。
そのために『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』の公開日も後ろ倒しになり(コロナ禍の影響もあるが)、前作から6年もの時間を要して、まもなく公開されようとしている。
こういった一連の騒動の裏で、実はガン監督はマーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏と面会していたことが、ガン監督自身のインタビューから明らかになった。
これは彼が再び『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』を監督することができるとの連絡を受けた夜に、ファイギ氏の自宅を訪れたときの出来事だ。
ガン監督とファイギ氏の間に信頼関係があることがわかるエピソードと言えるだろう。
実際にファイギ氏も彼が解雇された当時は、ディズニー社側との交渉など、監督をサポートするような動きをしていたと伝えられている。『ガーディアンズ』シリーズにとって、ジェームズ・ガン監督という人物が必要不可欠であったことを、ファイギ氏が一番理解していたのだ。
そしてジェームズ・ガン監督制作の『ザ・スーサイド・スクワッド』は、興行収入としては期待を超えなかったものの、DC映画のなかでも評価の高い映画の一つになり、その後はスピンオフドラマ『ピースメイカー』が制作され、最終的には、DCスタジオのリーダーに就任した。
ガン監督は現在、2023年5月3日に日本公開予定の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』のプロモーションをしながら、DCスタジオにて新たな映画『スーパーマン:レガシー』の制作の準備を進めている。
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