『ジャスティス・リーグ・ダーク』脚本家、未完成のストーリーの詳細を明かす ー 「ザターナは主人公だった」

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DCコミックスの実写映画として計画されていた『ジャスティス・リーグ・ダーク』
コンスタンティンやスワンプシング、ザターナなどのスピリチュアル系のヒーローたちがチームを組んだ、通常のジャスティス・リーグとは異なる、ダークな作風になると期待されていた。

そんな映画の脚本を執筆していたジェラルド・ジョンストン氏海外メディアのインタビューのなかで、未完成に終わった脚本の内容について触れてくれた。

”たくさんの話し合いがありましたね。スタジオは「コンスタンティンが主人公だ」と言いましたが、私としては「コンスタンティンは最もかっこいいキャラクターだけど、ザターナこそが本当の主人公だ」と言いました。なぜなら彼女は(映画で)はじめて魔法の力を発見したからです。とても楽しいことです。キャラクターたちは皆がザターナの父親を助けるために地獄に行ったんだ

ストーリーのメインになるのはマジシャンながら、実は魔法使いであるザターナを中心にストーリーが進んでいたことが明らかにされた。
何らかの理由で彼女の父親が地獄に堕ち、彼を助けるためにジャスティス・リーグ・ダークのメンバーが行動を起こしていたとのことだ。

残念ながらこの映画が作られることはなかったが、結果的に中止になってしまったことについてもジェラルド・ジョンストン氏は次のように振り返っている。

”DCにとっては厳しい時期だったと思います。『ジャスティス・リーグ』が公開され、スタジオが望むようにはいかなかった。『スーサイド・スクワッド』も彼らが望むようにはいかなかった。なので、スタジオからはあまり知られていないキャラクターがたくさん登場するような、新しい映画にお金をかけたくないと言われた。私はそれを理解しています。残念でした”

DCは現在ジェームズ・ガン監督とピーター・サフラン氏の元でDCスタジオとして再スタートを切っており、新たなシリーズのDCUの制作が進んでいる。

新シリーズでは『ジャスティス・リーグ・ダーク』の制作は予定されていないが、ジェラルド・ジョンストン氏は最後に「ジェームズ・ガンに会いたいです。ガンと共にこのことについて話したい」と付け加えた。

チームのメンバーであるコンスタンティンは、かつてキアヌ・リーブス主演で単独映画が制作され、この映画の続編については現在スローペースながらも進行中となっている。

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