ジェームズ・ガン監督、ディズニー社解雇時は「この経験に感謝している」 ー 事件を振り返る

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世界中で親しまれているマーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ。その第3弾となる『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』の監督、ジェームズ・ガン監督が、GreeceのメディアOneManとのインタビューで、ウォルト・ディズニー社から解雇されてしまった自身の経験を語った。

“あの時期は非常に辛かったけど、ありがたい経験でもあったんだ。自分が何故こんなに愚かだったのかと思うこともあるけど、あの時期に感謝している。本当に必要だった瞬間だったと思うんだ。映画を作る理由を忘れかけていた。大切なものが何か。自分がどれほど愛されているかも知らなかった。一生懸命働いて、自分の地位や名声に頼って愛を得ていた人間だったんだ。”

ガン監督は『GotG:Vol.3』の制作前に、過去の過激なツイート(すでに謝罪をしていた)を掘り下げられたことで、突如としてウォルト・ディズニー社から解雇されてしまった。

そのため映画の制作自体も一時的に保留状態になり、当初予定していた公開時期よりも遅れることになった。
のちに2019年3月に公式に復帰していた。

ガン監督はこの苦境を通して、大切な教訓を得たと語っている。

“それから突然、私のそばには素晴らしい人々がいることに気づいた。今は私の妻であるパートナーや、両親、クリス・プラット、デイブ・バウティスタ、カレン、ポム。彼ら全員が私を支えてくれた。彼らは私が私であることを愛してくれた。何があってもそこにいてくれた。結果がどうであれ。彼らが私を支えてくれたのは、映画を作るからではない。それは私にとって大きな人生の教訓だったし、本当に感謝している。”

ガン監督の言葉からは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』が、彼自身の経験を反映した作品になることが見て取れる。今作は「愛と再生」をテーマにされているとも言われており、多くのファンにも受け入れられた内容になっていた。

非常に多くの人々に支えられたジェームズ・ガンの作品が成り立っていたことがよく分かる出来事だっただろう。

ちなみにガン監督はディズニー社に復帰するまでの間に、ワーナー・ブラザースと契約を結び『ザ・スーサイド・スクワッド』や『ピースメイカー』の制作を手掛けることになった。そして現在はDCスタジオの代表を務めている。

もしガン監督が解雇されていなかったら、今のような状況もなかったのかもしれない。非常に数奇な出来事だったのだろう。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』は2023年5月3日より劇場公開中だ。

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