ジェームズ・ガン監督、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に登場させられなかったキャラを明かす ー 大人の事情で
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MCU最新映画として製作が進む『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:Vol.3』。
メガホンを取るジェームズ・ガン監督はマーベル・スタジオから自由にキャラクターを使える選択肢があることを明かしていたが、その中でも大人の事情により使用することができなかったキャラクターについてツイッター上で明らかにした。
Alas I cannot as Marvel no longer holds the rights to Rom – just to some other Spaceknights and parts of the story created in the comics – otherwise, believe you me, ol’ toaster head would probably be in the Guardians by now. https://t.co/UPw9US7rmf
— James Gunn (@JamesGunn) December 30, 2021
それが『ロム:スペースナイト』のロムだ。ロムはマーベルだけではなく、玩具メーカーのハズブロも権利を持っている(具体的にどのような権利かは不明)おり、映画に登場させることができなかったと話した。
Here's ROM for an IDW cover I forgot I did til now! #ROM #IDW #Micronauts pic.twitter.com/G5Eyvca6l8
— c o r e y y y ✦ (@coastalcoreyyy) May 10, 2018
ハズブロはロム以外にもマイクロノーツの権利を持っているとのことで、この2つはマーベル単独で映画などに登場させることができないのが現状だ。
またハズブロはロムとマイクロノーツを使った映画を製作するためにパラマウント・ピクチャーズと契約をし、『トランスフォーマー』のような成功を目指していたようだが、現状では計画は進んでいない。
マーベルキャラクターの権利は、最近では整理されいるものの、それでもまだ複雑な部分は残っている。有名なところで言えばスパイダーマンやそれに関する周辺キャラクターの映像化権をソニー・ピクチャーズが所有している。
スパイダーマンはソニーとマーベル・スタジオが協業関係にあるため映画を共同制作という形で進めているが、それでもマーベル単独でスパイダーマンなどの映像作品を作ることは出来ない。
もしかするとロムやマイクロノーツ、スパイダーマン以外にもマーベル単独で権利を保有していないキャラクターが存在しているかもしれない。果たして今後この権利関係は整理されていくのだろうか?今後の情報に注目しておこう。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:Vol.3』は2023年5月23日に全米公開予定だ。
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