ジェームズ・ガン、ヒーロー映画の過剰なカメオ演出を批判 ー 「カメオポルノ」だ

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DCスタジオ代表のジェームズ・ガン監督はこれまで、マーベル・スタジオの元で『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズを制作しており、その後はDCEUシリーズの『ザ・スーサイド・スクワッド』やドラマ『ピースメイカー』、さらにはDCUシリーズの立ち上げと第1弾映画の『スーパーマン:レガシー』の制作を予定しており、アメコミ映画にとっては欠かすことの出来ない人物となっている。

そんなガン監督は最近SNS上で、近年話題にあがることのある、スーパーヒーロー映画の過剰なカメオ出演への評価について疑問を呈し、「カメオポルノ」と呼んで持論を展開した。

”私はそれを「カメオポルノ」と呼んでいますが、これは最近のスーパーヒーロー映画の最悪の要素の一つです。キャラクターが映画に登場する場合、物語上に理由が必要だ。(中略)カメオ出演自体は気にしないし、イースターエッグも構わない。これは物語に必要だから登場しているのではなく、一部の別の理由で登場しているのだ。(中略)ストーリーを邪魔しなければ問題はありません。”

まさにこれは近年のMCU映画への批判にも近く、ファンが喜ぶカメオ出演があるかないかだけで、映画自体の評価が変わってしまうのは健全な状態とはいえないだろう。

やはり映画は中身の物語で勝負するのが筋であり、あまりにも過剰にカメオ出演だけでオーディエンスを”釣る”行為は、長くは保たないだろう。

もちろんシェアード・ユニバースという性質もあることから、多少なりとも必要になることはあるのだが、ガン監督に言うように物語の中で意味があるものであることが一定の条件であると考えられる。

ガン監督は先日『シャザム!~神々の怒り』のポストクレジットシーンで、『ピースメイカー』のキャラクターがカメオ出演したことについては「知らなかった」とコメントしており、基本的にはこの件についてもあまり良くは思っていないことも推測される。

物語やキャラクターの扱いは慎重なジェームズ・ガン監督が主導するDCUシリーズが、どのような演出を盛り込んでいくのかも注目しておこう。

『スーパーマン:レガシー』は2025年7月11日に全米公開予定だ。

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