幻の『スーサイド・スクワッド2』、ギャヴィン・オコナー監督が当時の様子を語る ー 「私の脚本と違うものを求められた」

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DCEUシリーズとして公開された『ザ・スーサイド・スクワッド』は、2016年の『スーサイド・スクワッド』の続編とされており、監督脚本ともにジェームズ・ガン監督が務めていることでも話題となっていた。

しかし振り返ると2017年ごろには『スーサイド・スクワッド2』としてギャヴィン・オコナー監督が製作することが決まっていたのだが、いつの間にか白紙にされていた。

ギャヴィン・オコナー監督はそんな当時の様子をインタビューの中で振り返ってくれた。

スタジオの組織変更が影響?

海外メディアのインタビューに答えたギャヴィン・オコナー監督は、『スーサイド・スクワッド2』が白紙になった当時の経緯を明かしてくれた。

Suicide Squad 2: Gavin O’Connor’s Sequel Plans Were Scrapped Due to Major Changes From Warner Bros.

『当時起こったのは私が脚本を書く契約を結んだことで、彼ら(DCコミックス?)は私が何を書いているのか知っていました。(中略)脚本を書いた後、DCで組織全体が改編され、その際に彼らが求めているものがコメディものになりました。しかし私が書いたものはそうではありません。新しい組織は私が書いたものとは別のものを求めていました。』

数年前にDCコミックスは組織の大幅な変更をしており、それと同時に当時苦戦していたDCEUシリーズの方針も大幅に転換されていた。
シェアードユニバースを推すのではなく、各ヒーローの単独作品に力を入れていくというもので、またザック・スナイダー監督を降板させて作品の雰囲気も明るいものに変更していた。

その方法がうまくいったものもあれば、うまくはいかなかったものもあったが、その方針は今のところは変更されず続いている。
ただギャヴィン・オコナー監督が言うように、彼の脚本はその方針に合わなかったことで作品自体が白紙になったとのこと。

その数年後に当時ウォルト・ディズニー社から解雇されてしまったジェームズ・ガン監督を採用し、『ザ・スーサイド・スクワッド』が2021年に公開されたのだ。

最後にオコナー監督はガン監督の『ザ・スーサイド・スクワッド』を鑑賞するかどうか尋ねられ、「正直いって、興味がない。私は自分のことをしているだけだ」と、遺恨を含んだようなコメントをした。

『ザ・スーサイド・スクワッド』は現在劇場公開中だ。

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