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マーベル・スタジオのMCU映画『エターナルズ』と『シャン・チー／テン・リングスの伝説』。長々と続編のウワサが伝えられている2作だが、業界関係者によると、『エターナルズ2』と『シャン・チー2』の制作がスタジオの制作計画にスケジューリングされたとのことが伝えられている。

詳細なことはまだわかっていないが、今から計画が始めるとなれば、2年から3年ほど公開までの時間を要することになるだろう。フェイズでいえば6か7、マルチバース・サーガ内に収まるかどうかが微妙なラインとも言える。

『エターナルズ』は、かつて地球を訪れた古代の異星人たちを描いた作品で、人類の文明の進歩に度々関与しながらも、何千年もの間地球で創造主セレスティアルズの任務の元で、ディヴィアンツから人間たちを守っていた。
アンジェリーナ・ジョリーやマ・ドンソクなどの豪華なキャスト陣も話題を呼んでいた。

『シャン・チー／テン・リングスの伝説』は、MCU初のアジア系主人公の活躍を描いたカンフー映画で、テンリングスのボスで父親のウェン・ウーとの対峙や、ファンタジー要素もあふれる物語、主演のシム・リウによるアクションシーンの迫力も話題を集めていた。

また同じ業界関係者によると、Disney+ (ディズニープラス)の配信ドラマ『アガサ：カヴン・オブ・カオス』は、以前には2025年に配信を予定していると言われていたが、現在は配信時期が未定に変更されたとのことだ。

ドラマはすでに撮影が開始されており、企画自体がお蔵入りすることはなさそうだが、現在マーベル・スタジオが制作に対して質を重視する方針に切り替えていることも大いに関係してきていそうだ。

『アガサ：カヴン・オブ・カオス』は、『ワンダヴィジョン』に登場したヴィランのアガサ・ハークネスを主人公にした作品で、ドラマ最終話の直後から始まるとされている。『ワンダヴィジョン』での演技が高く評価されたキャサリン・ハーンが再びアガサ役を演じることも期待されており、『ドクター・ストレンジ／マルチバース・オブ・マッドネス』のラストで生死不明となったワンダ・マキシモフ／スカーレット・ウィッチも関わってくるかは気になるところだ。

配信時期の未定については、製作スタッフが作品のクオリティを向上させるために、さらなる制作期間が必要だと考えられる。残念に聞こえる情報ではあるが、より完成度の高い作品ができることを期待しておこう。

今後のMCU最新作の情報にも注目だ。