『ドクター・ストレンジ:MoM』カットされた撮影裏の様子が明らかに ー あのキャラも確認

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MCUシリーズとしてマルチバースを扱った映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』
今作は主にアース838を舞台にしたバトルが展開されており、そこにはイルミナティと呼ばれるマルチバースのヒーローたちによる秘密結社も存在していた。

キャプテン・カーターやキャプテン・マーベル、ブラックボルト、ファンタスティック・フォーのミスター・ファンタスティック、モルド、そしてパトリック・スチュワート演じるプロフェッサーXの6名がメンバーとして登場していたのが、最近明らかにされた今作の撮影裏の様子で、カットされたもう一人のキャラクターが確認されたことで話題になっている。

撮影されていのはドリームウォークしたスカーレット・ウィッチとイルミナティが戦うシーン
これは劇中でもあったシーンではあり、そこではイルミナティが見るも無惨な姿で惨殺されていた。

この写真の中央手前に倒れているのは今回の映画からカットされたバルダー・ザ・ブレイブだ。

コミックではソーのもうひとりの兄弟として登場しており、マルチバースであるアース838でもアスガルド人が存在していることが示唆されていたのだ。
衣装デザイナーによるコンセプトアートと比較しても、倒れている人物の格好が似通っているところをみるに、おそらくバルダーであることは確実だろう。

さらにバルダーを演じたのは『007』シリーズでジェームズ・ボンドを演じたダニエル・クレイグであり、実際に撮影にも参加していたとされている。
今回の写真ではダニエル・クレイグなのか、スタントマンなのかは顔が見えないので確認はできない。

なぜカットされることになったのかは不明ではあるが、劇中では6名のイルミナティ以外にも空席の椅子が確認されており、そこにバルダーが座るはずだったことがうかがえる。

ダニエル・クレイグ自身は別のインタビューでこのことに聞かれた際ははぐらかしていたため、ひょっとすると今後の作品で再びバルダー・ザ・ブレイブを演じる機会があるために秘密にしているのかもしれない。

いまのところ『マイティ・ソー』シリーズの続編については明らかにされていないが、MCUシリーズのフェイズ5以降はよりマルチバースでの物語が展開されていくことが予想されるため、その際にバルダーが登場することもあり得るだろう。

幻のイルミナティのメンバーがいた『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中だ。

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