『デッドプール3』、『ローガン』は正史になる? ー タイトル変更の可能性も

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マーベル・スタジオが制作を進めている映画『デッドプール3』は、20世紀FOXが『X-MEN』の外伝シリーズとして展開しており、基本的にはキャラクター同士のクロスオーバーというものは行われなかった。

しかし今作ではついに『X-MEN』を長年引っ張ってきたヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンが登場することが明らかになっており、デッドプールVSウルヴァリンも劇中で描かれるとされている。

ただ、ウルヴァリンは2017年公開の『ローガン』のラストで死亡しており、一部では『デッドプール3』ではその出来事については無視されるのではないかと言われていた。

このことについてメガホンをとるショーン・レヴィ監督海外メディアのインタビューに答え、『ローガン』は正史であることを明言した。

”私はいつも『デッドプール3』の公開が待ちきれないと言ってきた。私がやりたかったことは、ライアン・レイノルズと一緒にインタビューに受けて、『ローガン』への敬意を語ることだけなんだ。『ローガン』は正史だ。私たちはローガンが大好きです。プロデューサー兼監督として、私たち全員がローガン、そしてその制作方法のあらゆる側面、そして映画で起こるすべての出来事に対して深い愛と敬意を共有していることを世界に知ってもらいたいのです。”

意外にもレヴィ監督は『ローガン』に対する熱意を語り、『デッドプール3』では映画が正史として扱うことを話してくれた。

詳細は伏せているが、『ローガン』で起きた出来事などにも触れるコメントをしているため、ストーリーなどにも矛盾が生じないような形で、ウルヴァリンが登場することになるのだろう。

またレヴィ監督は『デッドプール3』というタイトル自体も今後変更する可能性があることに触れた。

”いえ、まだタイトルはありません。私は時々この作品を『デッドプールvsウルヴァリン』、『デッドプール・アンド・ウルヴァリン』、『デッドプール3・ウィズ・ウルヴィー』と呼んでいます。これまで熱心に検討してきたタイトルがいくつかありますが、まあ、これは難しいものです”

ウルヴァリンも前面に出したようなタイトル案をいくつか上げており、やはり今作のメインとなるのはデッドプールとウルヴァリンの二人ということなのだろう。

『デッドプール3』はMCUシリーズの一部になるとされており、マルチバース・サーガにおいても重要な映画であることがわかっている。
ウルヴァリンの役割についても海外メディアで伝えられており、同じくマルチバースの世界が重要なものとなってくるようだ。

果たして『デッドプール3』はどのようなストーリー展開になっていくのだろうか?映画は2024年に全米公開予定だ。

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