ヒーローの死、『インフィニティウォー』と『エンドゲーム』では何が違う? - 込められた製作者の意図とは

【広告】

この記事を書いた人

ゆとぴ

ゆとぴ

「FRC」の管理人をしているゆとぴです。特撮、アメコミ関連が趣味です。

Twitter:@frc_watashi_ame

Youtube:ゆとぴのトイハコ

Instagram:@frc_hero

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。

いつもご覧いただきありがとうございます。ゆとぴ(@frc_watashi_ame)です。

日本でもデジタル配信がスタートし、自宅でも楽しめるようになったマーベル・スタジオ最大のヒット作『アベンジャーズ/エンドゲーム』。SNS上でも抑えきれなかった劇場での感動を再び呼び起こしているファンが多く観られました。

そんな今作にはナターシャ・ロマノフ/ブラックウィドウと、トニー・スターク/アイアンマンという2人の偉大のヒーローの死が描かれています。
大きなショックを受けたファンも多い内容でしたが、『エンドゲーム』でのヒーローの死は、『アベンジャーズ/インフィニティウォー』とは明確に異なる描き分けがされていることを脚本家が明かしています。

自分の意思で死を選んだかどうか

『アベンジャーズ/エンドゲーム』の脚本かであるスティーヴン・マクフィーリー氏と、クリストファー・マルクス氏は今作のオーディオコメンタリーの中で、本作と『インフィニティウォー』でのヒーローの死の違いについてどのように分けているのかを明かしています。

The Biggest Difference Between Avengers: Infinity War and Endgame Deaths Revealed

マルクス氏『「エンドゲーム」と「インフィニティウォー」のスナップ以外でのヒーローの死を区別するものの1つとして、「エンドゲーム」はヒーローたちの選択であるということです。ロキ、ヘイムダル、ガモーラ、ヴィジョンの死は全てサノスによって行われました。これは大きな悲劇でした。』

ヒーロー自身が自己犠牲を払うことを選択するのか、サノスによって殺されてしまうのかでは非常に大きな違いがあります。
『インフィニティウォー』はサノスの物語であり、ある意味でヒーローたちは主人公の目的を阻む邪魔者のようなものでもあります。しかし『エンドゲーム』はヒーローたちの物語です。自らの命を犠牲にして全宇宙の命を救ったナターシャとトニーはまさにヒーローそのものでした。

死は悲しいものではありますが、そこに込められた意味合いによっては与える印象も大きくことなります。製作者たちがどのような思いを込めて映画を作ったのかを考えながら見直すのも、新たな発見ができる手助けになりそうですね。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』のDVD&Blu-rayは2019年9月4日に発売予定です。

関連記事を読む

  • 【広告】

  • 【広告】