『アントマン&ワスプ:クアントマニア』脚本家、ラストの批判に持論 ー 「それでは前作と変わらない」

【広告】

この記事を書いた人

ゆとぴ

ゆとぴ

「FRC」の管理人をしているゆとぴです。特撮、アメコミ関連が趣味です。

Twitter:@frc_watashi_ame

Youtube:ゆとぴのトイハコ

Instagram:@frc_hero

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。

いつもご覧いただきありがとうございます。ゆとぴ(@frc_watashi_ame)です。

※この記事には『アントマン&ワスプ:クアントマニア』のネタバレが含まれています。ご注意ください。

MCUフェイズ5の幕開けして公開された映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』

今作のラストについては一部のファンから批判的な意見もあり、裏事情では公開ギリギリに結末が変更されたとの情報もある。

理由には『アベンジャーズ/ザ・カーン・ダイナスティ』との繋がりによるものだとされているが、脚本家のジェフ・ラブネス氏海外メディアのインタビューのなかで、結末への批判に対する持論をコメントしている。

”私たちがたどり着いて結末が好きです。ファンの方々が言っていることは耳に入ってきていますが、アントマンを再び量子世界に閉じ込めるならばそれは2作目の最後と同じです。そこから抜け出す方法は『アベンジャーズ/エンドゲーム』でも描かれました”

『クアントマニア』のラストは、スコットとホープが見事に征服者カーンを倒し、一時は量子世界に残されてしまったと思われたが、先に戻っていたキャシーによってもう一度扉が開かれて無事に帰還することが出来ていた。

ハッピーエンドともとれる内容ではあるが、変更前のエンディングではカーンは逃亡し、スコットとホープは量子世界に閉じ込められたままだったことがわかっている。

ここから急遽変更されて今回のようなエンディングに行き着いているのだが、ラブネス氏が言う通りに『アントマン&ワスプ』でもスコットが量子世界に取り残されているため、結末としては非常に似通っていた。

もし二人が量子世界に残されたままだとしたら、いずれはスコットとホープを救出、または自力で脱出する話を回収しなければならないという欠点もある。それを『アベンジャーズ/ザ・カーン・ダイナスティ』で描くとなると大幅なタイムロスになりかねないために、今回のようなエンディングにしたと考えれば、腑に落ちるところではある。

ちなみに映画からは征服者カーンのバックストーリーも大幅にカットされていることをラブネス氏は明らかにしているため、それもまた『ザ・カーン・ダイナスティ』に盛り込まれるかもしれない。

今回の結末をどうのように受け取るかは時間が経てば変わっていくのがMCUというシリーズだ。
フェイズ5からはよりシェアード・ユニバースであることを押し出すともされており、『クアントマニア』がどのような作品につながっていくかは今後の情報に注目しておこう。

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は2023年2月17日より劇場公開中だ。

関連記事を読む

  • 【広告】

  • 【広告】