アメリカ・チャベスのクリエイター、マーベルからの報酬に不満 ー 「体系的な欠陥です」

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MCUシリーズの次の映画として公開を控えている『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』では、新しいキャラクターとしてソーチー・ゴメス演じるアメリカ・チャベスが登場することになっている。

そんなアメリカ・チャベスを作り出したクリエイターのジョー・ケイシー氏は、海外メディアのハリウッド・レポーターに対して、アメリカ・チャベスに関する報酬を受け取ってはいないことを明らかにした。

『事実、マーベルはアメリカ・チャベスの権利を所有しています。(中略)クリエイターが尊重も報奨も受けられないという点では、依然として体系的な欠陥があります。マーベルは、「ドクター・ストレンジ」の続編にアメリカ・チャベスを出演させただけでなく、数多くのアニメや彼女の数多くのアクションフィギュア、彼女が登場したビデオゲーム、アメリカチャベスに関して何も支払っていません。』

アメリカのコミック事情は日本のコミック事情とは異なり、キャラクターの権利は基本的に出版社であるマーベルなどが所有している。そのためキャラクターを使った作品に関しては作者が関与しない形でも登場させることができる。

それはつまりは作者に十分な報酬が払われないこともあることを意味し、それをジョー・ケイシー氏は将来のクリエイターたちの育成にも影響していくことに危惧しているのだ。

彼自身は少額ではあるがマーベルから報酬の支払いがあったとされるが、それを断り、次のクリエイターに支払われる報酬に回るようにしたとコメントしている。

ケイシー氏の話を聞く限りだと非常に根深い問題のようで、クリエイターの立場を向上させなければ、コミック業界の未来はないだろう。
アメコミ映画も盛り上がる中で、その大元の作者たちがどのようにして地位向上していくのか注目すべきところだ。

アメリカ・チャベスが登場する『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は2022年5月4日に日本公開予定だ。

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