ザック・スナイダー監督、DC映画がMCUシリーズのようにならない理由をコメント -「個性を受け入れている」

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現在本来の結末を描くために製作しなおされているDCコミックス映画『ジャスティスリーグ』
ザック・スナイダー監督の手によって生まれ変わる今作では、劇場公開版よりもさらに長く4時間ほどの作品になるといわれている。
また監督特有の長く、ダークな作風も復活するとみられている。

スナイダー監督はこのDCEUシリーズの最初期から制作にかかわっており、初期の世界観の構築にも大きく関わった重要人物でもあるが、今回スナイダー監督はDCEUシリーズとマーベル・スタジオのMCUシリーズにどのような違いがあるのかについてコメントをした。

DCEUは個性をより伸ばすシリーズに

『ジャスティスリーグ:スナイダーカット』を製作しているザック・スナイダー監督は、Youtubeチャンネル The Film Junkeeのなかで、DCEU、ないしはDC映画がマーベルの映画とは異なる道を歩み続けていることについて話した。

『率直にいって、彼らが自分たちの個性を受けれることにしたのがとても好きです。批判などはシリーズの中間段階では常にあったと思います。中間段階とは?マーベルのようになろうとしていたときでしょうか?それとも独自のものをしようとしていたときでしょうか?
私が「マン・オブ・スティール」「バットマンVSスーパーマン」「ジャスティスリーグ」を作っていた時、私たちのものとは関係のないDCアニメ映画があったり、DCドラマがありました。』

要するにDCコミックスを原作にした映像作品は映画をはじめとしてドラマやアニメなど無数の存在しており、それがそれぞれ独自の世界観を構築しながら展開をしている。

ザック・スナイダー監督はその部分にマーベル作品との違いを見出し、それぞれが大きく個性を伸ばしているところにDC作品の特徴があるとしている。

振り返ればDCEUシリーズは『ジャスティスリーグ』まで、まさにMCUシリーズのようなユニバース展開をもくろんでおり、実際にそういった流れを作り出そうとしていたが、興行的にも評価的にもあまりうまくいかなかった

一方で『ワンダーウーマン』や『アクアマン』などのヒーロー単独映画が大成功したことで、それ以降は各ヒーローに焦点を当てた作品製作に注力をしている傾向にある。そのためMCUほどの強い繋がりは感じず、非常に緩い繋がりを示唆するにとどまっているのが現在のDC映画シリーズである。

またホアキン・フェニックス主演の『ジョーカー』などに見られる他の作品と全くかかわりのない映画も公開されるなど、マーベルとは違う非常に独自の展開を見せている。

DCドラマも非常に長期間、そして多数の作品が展開されているため、あえてマーベルようにしなくてもこういった独自路線でも十分にやっていけるのがDCの映像作品だと個人的には感じている。

今後は過去作品とのクロスオーバーをする『ザ・フラッシュ』の公開も控えているなど、DC作品はまだまだ将来性のある作品になっていくことは間違いないだろう。

ザック・スナイダー監督作品『ジャスティスリーグ:スナイダーカット』はHBO Maxで2021年に配信予定。

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