『ザ・スーサイド・スクワッド』プロデューサー、前作との繋がりにコメント ー 「具体的な形で含めていない」

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DCEUシリーズの新作として公開が迫っている映画『ザ・スーサイド・スクワッド』は、2016年にデヴィッド・エアー監督によって製作された『スーサイド・スクワッド』の続編と思われがちだが、監督もジェームズ・ガン監督に変更されており、ソフトリブートが行われると制作当初から伝えられていた。

一方でマーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインなどは続投されており、完全に繋がりを断ち切っているようには見えない。
この点について今作のプロデューサーであるピーター・サフラン氏が考えを共有してくれた。

独立できる作品にしたかった

海外メディアのインタビューに答えたピーター・サフラン氏は、2016年版と今回の『ザ・スーサイド・スクワッド』の関係について話した。

The Suicide Squad Producer Rules Out Connections To Previous Film

『私たちはそれ(2つの作品の繋がり)について具体的な方法で対処したことはありません。もちろん彼ら(マーゴット・ロビーなど)は最初の映画で演じた俳優です。しかし私たちは映画が自分の足で自立できることを望んでいました。続編ではありませんが、最初に映画にいたキャラクターがいますよね?だから完全にリブートしているわけではないので、ジェームズ・ガンのスーサイド・スクワッドと呼んでいます。』

2つの映画も世界観としてはDCEUシリーズに属しているシェアードユニバースの一部のため、シリーズ内での完全リブートはあってはならないことだ。それではほかの映画にも影響が出てしまいかねない。
それでも『ザ・スーサイド・スクワッド』を独立した作品にするために、前作についてはあまり触れていかない方向性になっているようだ。

ちなみに2020年に公開した『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』との繋がりに関しても対処はしていないと話しており、今作だけでも成り立つ作品になることを改めてコメントしている。

いずれにしても前作で人気を得たハーレイ・クインやキャプテンブーメランなどの活躍が再び楽しめるため、ファンとしては公開が楽しみである。
ジェームズ・ガン監督の世界観が炸裂する『ザ・スーサイド・スクワッド』は2021年8月13日に日本公開予定だ。

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