『ザ・バットマン』登場のヴィランが単独映画への足掛かりに - 『ジョーカー』大ヒットも影響

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現在製作開始に向けて準備が進められているDCコミックス映画『ザ・バットマン』。新たなブルース・ウェイン役にロバート・パティンソンを迎え、監督・脚本にはマット・リーブス氏が務めます。

このほかキャットウーマン役にはゾーイ・クラヴィッツ、リドラー役にはポール・ダノ、ジェームズ・ゴードン役にはジェフェリー・ライトが出演することも決まっています。

いよいよ撮影に向けて本格的に動き出していますが、実は『ザ・バットマン』は今後のDC映画にとっても非常に重要な作品になっていく可能性があります。

トッド・フィリップス監督も製作か?

海外メディアのバラエティは、ワーナーブラザースが『ザ・バットマン』を足掛かりに、複数のヴィランの単独作品の製作に向けて動き出していることを報じています。

DC Films Plots Future With Superman, Green Lantern and R-Rated Movies (EXCLUSIVE)

映画に登場するヴィランは今のところキャットウーマン、ペンギン、リドラーの3人が判明しており、その中のどのキャラクターが単独映画として製作されていくかは明らかになっていません。
また『ザ・バットマン』以外にも、2020年3月公開の『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』のキャラクターを演じるキャストにも、今後続編や単独映画への出演ができる契約オプションがあることを伝えています。

この動きは今年大ヒットした映画『ジョーカー』の影響も大きいとみられます。DCコミックスやマーベルとは異なり、よりヴィランに焦点を当てた作品を展開していく可能性ができていました。

また以前の報道では、『ジョーカー』でメガホンをとったトッド・フィリップス監督がワーナーブラザースとの面会の結果、DCヴィランの1~2キャラクターの映画製作の依頼をされたと伝えられていました。

結局はホアキン・フェニックス主演の『ジョーカー』の続編はフェイクだったと思われますが、別のヴィランを使った映画の製作に関しては真実だった可能性があります。

ゾーイ・クラヴィッツが演じるキャットウーマンは以前にハル・ベリー主演で単独映画化されたことがありましたが、興行輸入的には鳴かず飛ばずな結果に終わりました。そのほかのヴィランに関しては単独映画が作られたのは『ジョーカー』しかありません。『スーサイド・スクワッド』のような作品もありましたが、こちらはヴィランのチームに焦点を当てた作品でした。

果たしてDCコミックスの映画は今後どのような展開を迎えることになるのでしょうか?新たな情報が入りましたらお知らせいたします。

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