『スーサイド・スクワッド』、当初はデッドショットとハーレイのロマンスが用意されていた - 再撮影によってボツに

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2016年に公開され、作品の内容自体は賛否を呼んだが、のちにマーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインの人気が急上昇することとなった『スーサイド・スクワッド』

現在は新たにジェームズ・ガンが監督と脚本を担当する『ザ・スーサイド・スクワッド』としてソフトリブートされることが明らかになっている。

そんな今作は実は数多くの再撮影が行われており、その中で大きく内容変更があったことも明らかになった。

ディアボロも生きていた

『スーサイド・スクワッド』でメガホンをとったデヴィッド・エアー監督は自身のツイッターでファンからの質問に応答。今作が再撮影の前にどのような内容が用意されていたのかを明らかにした。

『元々ディアボロは生き残る予定だったし、ハーレイとデッドショットはカップルとなる予定だった。しかし再撮影中に変更となりました。』

監督はこの前のツイートではこられの変更が全て”政治的”な理由によって行われたとも明かしている。本来ならばもっとうまくやれたと吐露した。

ディアボロは映画のクライマックスで自らを犠牲にしてインキュバスを倒していた。再撮影前はどのように生き残りルートが用意されたかはわかっていない。

そしてハーレイとデッドショットがカップルになっていたというのは驚きだろう。
ご存知の通りハーレイはジョーカーと付き合っており、もちろん破局も描かれていない。むしろラストで刑務所から脱獄させてもらっているのだ。もしもデッドショットとカップルとなっていたらラストの展開も大きく異なっていたはずだ。

しかもジョーカーとの破局によって独り立ちしたハーレイを描いたのが『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』であって、他の人間とカップルになっていたらこの作品も成立していなかった。

果たしてオリジナルの『スーサイド・スクワッド』のストーリーは一体どのようなものだったのだろうか?
根幹を揺るがすような変更点が明らかになっているため、非常に異なる内容だったのは明確だ。
万が一オリジナルのまま製作されていたら映画の評判は変わっていたのだろうか。監督の言う通り上手くやれていたのかもしれませんね。

新作『ザ・スーサイド・スクワッド』は2021年8月6日に全米公開予定

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