ソニー、20世紀FOXの買収に関心を示す動き。X-MENとF4はどうなる?

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追記:2017/12/06

ディズニーと20世紀FOXの事業買収交渉がほぼ合意に至ったとの報道あり!12月11日の週に発表か?

——–追記ここまで——–

つい先日、21世紀FOXが自身が所有するテレビ・映画事業をディズニーへ売却するという話題が駆け巡った。

実際に交渉は行われたが、まだ初期段階であり、本格的な動きはまだ何もない。

そんな中、同じく20世紀FOXの買収に興味を示しているのがソニーだ。

X-MENとF4はスパイダーマンと共に?

ワシントンポスト紙の新しいレポートによると、ソニーは21世紀FOXに呈して”非公式”に交渉のアプローチをしているという情報が新たに報道された。ただこちらも同じく初期段階である。

Sony Now Also Interested In Deal With Fox

ソニー・ピクチャーズのCEOトニー・ビンチーケラ氏がディズニーの望むものと同じものを買収したいという意向を伝えたと、ハリウッドレポーターを伝えています。

Sony Also Inquiring About 21st Century Fox Assets

21世紀FOXはNetflixやAmazonプライムビデオの登場により、大衆の視聴スタイルの変化に対応することができず、今後はスポーツとニュースの分野に注力していく方針に転換したと言われている。その一環としてのテレビ・映画事業の売却である。

その最初の売却相手として登場したのがディズニー
ディズニーは傘下にマーベルを置いており、もし20世紀FOXの買収に成功すれば、『X-MEN』や『ファンタスティック・フォー』の権利を戻すことになり、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でのキャラクターの共演が叶うことにもなる。

そんな中登場したのが『スパイダーマン』の権利を持つソニー・ピクチャーズ
ソニーはスパイダーマンの映画化権を有しており、2002年からはサム・ライミ監督で『スパイダーマン』シリーズを3作製作。その後マーク・ウェブ監督によち『アメイジング・スパイダーマン』が2作作られました。

そして今年に入ってマーベルとの共同制作で『スパイダーマン:ホームカミング』を公開。一時的な契約ではあるものの、マーベルにスパイダーマンが戻ってきたのだ。

もしソニーが20世紀FOXの買収に成功するとなると、スパイダーマンのような例が行われる可能性がある。
おそらく『X-MEN』や『ファンタスティックフォー』の権利を手放すことはないだろうが、マーベルと共に映画の製作に乗り出すことは十分考えられる。

ただ考慮したいのが、スパイダーマンの場合は『アメイジングスパイダーマン』シリーズが興行的に振るわなかったのも理由にある。
『ファンタスティックフォー』はともかく、『X-MEN』シリーズは未だに大きな支持を得ており、『デッドプール』や『ローガン』で新たな道を切り開き、まさに”これから”なのだ。

そのこれからである『X-MEN』シリーズを簡単にディズニーと共同で製作するとは思えない。買収が実現したとしても20世紀FOXが今まで行ってきた路線での継続の方が十分に可能性が高いと思われる。

ファンとしてはもし買収が行われるならばやはりディズニーの方が夢が膨らむ。
もちろんビジネスの世界なので、この辺りがどのくらい考慮されるのかは不明。

ソニー幹部は元FOXが数人在籍

ソニー・ピクチャーズの幹部には数人、FOXで働いた経験のある人間もいる。
ソニー・ピクチャーズの会長トーマス・ロスマン氏はFOXのムービーエンターテインメントで5年間会長を務めた。ソニー・ピクチャーズテレビでトップを務めたマイク・ホプキンス氏はFOXネットワークグループの流通部門の社長だった。さらに言うとソニー・ピクチャーズのCEOトニー・ビンチーケラ氏はFOXネットワークグループの会長兼CEOを10年間勤めている。

このようにソニー内部にはFOXとの関わりが深い人物が多く存在し、その内部事情を知ることができる情報網を持っているだろう。
こういった意味でも20世紀FOXの受け入れ先がディズニー以外でも存在するというのは頭の片隅に入れておいた方がよさそうだ。

ちなみにソニー・ピクチャーズ以外にも携帯電話事業社のベライゾン、ケーブルテレビ事業を行うコムキャストも事業買収に関心を示している。

ディズニー、ソニー、ベライゾン、コムキャストと4つの企業による20世紀FOXの奪い合いが始まるかもしれない。

アメコミファンとしてはどこに行くのがもっとも最良なのだろうか?
今後もこのニュースに注目していきましょう。

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