ロバート・ダウニーJr.、ドクター・ドゥーム復帰が決まったのは1年前 ー ディズニーCEOとも話し合い

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MCUシリーズにおいてトニー・スターク/アイアンマン役として『アベンジャーズ/エンドゲーム』まで出演し続けた俳優のロバート・ダウニーJr.

ファンの間では伝説的なキャラクターと俳優として扱われているが、先日行われたイベントのサンディエゴ・コミコン2024にて新たにドクター・ドゥーム役でMCUに復帰することが明らかになり、賛否はありながらも概ね好意的に受け入れられていた。

『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の制作発表も行われたが、RDJは海外メディアのインタビューに対して、ドゥームとして復帰することは約1年前に決定していたことを明らかにした。

たしか1年前でした。ケヴィン・ファイギと私は連絡を取り合っていました。(中略)そしてスーザン(・ダウニー)と私はある時点でファイギと座って話をした際に「もし君が戻って来るとしたら、、、」と彼は言ったら、スーザンは「待って、待って、何として戻って来るの?」と質問したんだ。(中略)ファイギはどうすれば台無しにしないか、どうすれば期待を裏切らないか、どうすれば期待を超え続けることができるのかについて、非常に洗練された思考を持っている。彼がビクター・フォン・ドゥームについて話し、私はそれを聞いて感銘を受けた。”

マーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏から直接提案を受けたことを明らかにしたRDJ。

その後はウォルト・ディズニーCEOのボブ・アイガー氏の元にも向かい、ドクター・ドゥーム役だけではなく、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークの「アベンジャーズ・キャンパス」にてアイアンマンを再演することも決定した。

ハリウッドを牽引するスタジオの代表や俳優たちによって決まったRDJのドクター・ドゥーム。まさに肝いりのキャラクターであることは間違いないだろう。

ちなみに公開中の『デッドプール&ウルヴァリン』では当初RDJをアイアンマン役でのキャスティングを希望していたようだが、ドゥーム役が決定していたために実現することはなかった。今回RDJが話した「1年前から決まっていた」ということからも、実現できなかった理由がわかる。

ドクター・ドゥームはマルチバース・サーガのラスボスとして登場することになっているが、当初は征服者カーンがラスボスであり、『アベンジャーズ/ザ・カーン・ダイナスティ』の製作が予定されていた。

しかしカーン役のジョナサン・メジャースが暴行罪などによって有罪判決を受けたことで役から解雇され、今回の方針変更へと至っている。

この事件が起きたのが2023年3月ごろであったが、RDJが明らかにした今回の話し合いの時期がいつ頃だったかによっては、ひょっとするとそもそもカーンとドゥームが同時に登場することを予定していた可能性もありえる。

具体的なことはまだわからないが、いずれにしても映画のタイトルが変更されていることからも、大きくテコ入れをすることは余儀なくされていたことがうかがえる。

ドクター・ドゥームが登場する『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は2026年年5月に全米公開予定だ。

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