レイ・フィッシャー、『ザ・フラッシュ』出演の可能性を示唆 ー WBとの和解はまだほど遠い?
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2017年公開の『ジャスティスリーグ』の撮影の際、ザック・スナイダー監督の代打としてメガホンをとったジョス・ウェドン監督と、ワーナー・ブラザース上層部の非礼な対応に対して告発をしたサイボーグ役のレイ・フィッシャー。
ワーナーは第三者による調査を行い、当時の行いについて認めるといった趣旨の内容を発表していた。
その一環としてジョス・ウェドン監督は今後予定されていた作品から離脱することとなっている。
ワーナーは最近調査を終了したことを報告しているが、レイ・フィッシャー自身はまだ納得がいっていないことをコメントしている。
ジェフ・ジョーンズは複数の作品を今後も指揮
ワーナー・ブラザースは、『ジャスティスリーグ』の撮影現場で起きたレイ・フィッシャーの告発に対して調査が終了したことを報告。一方でレイ・フィッシャーはツイッターにて、上層部の解任を求める投稿をしている。
・WarnerMedia Says It’s Time To “Move On” Following Conclusion Of JUSTICE LEAGUE Investigation
ワーナーの声明によると、「調査は外部の法律事務所によって行われ、元連邦判事が主導した」と明らかにしている。第三者による当時の様子の調査のために、80人以上の関係者にも聴取をしたと伝えている。
それらの調査の徹底性と完全性には自信を持っており、是正措置も取られたとし、これらの調査を終了したと報告した。
一方でレイ・フィッシャーは次のようにコメントしている。
I strongly suggest that @TheWrap amend this article immediately.
While I appreciate the reporter’s undying desire to do @wbpictures and Walter Hamada’s bidding—it is factually inaccurate.
I did not publicly step down from anything.
— Ray Fisher (@ray8fisher) January 7, 2021
調査によってジョス・ウェドン監督がワーナーから離れたことをコメントしながらも、プロデューサーでもあるジェフ・ジョーンズやDCフィルム責任者であるウォルター・ハマダ氏が残っていることには不満を表明している。
以前にもハマダ氏の続投を受けて、彼が辞任するまでは彼が関与する作品には出演しないとし、2022年公開の『ザ・フラッシュ』にも出演しないのではないかと推測されていた。
一方で別のツイートでは”公に”『ザ・フラッシュ』の出演を断ったわけではないともコメントしている。
If @wbpictures has made the decision to remove me from The Flash, rather than address, in any way, Walter Hamada tampering with the JL investigation—that’s on them.
The idea of removing the role, rather than recasting it, is only being used to try to avoid public backlash.
2/5
— Ray Fisher (@ray8fisher) January 7, 2021
レイ・フィッシャーとしての思いとしては、映画に出演したい気持ちもありながらも、今回の告発によるワーナーの対処が納得いくものでなければ気持ちよく出演することはできないといったところだろう。
ハマダ氏に対して非常に強い拒否反応を示していることがわかる。
現状ではウォルター・ハマダ氏の辞任も、ジェフ・ジョーンズ氏の辞任も決定してはいない。むしろジョーンズ氏に関しては今後も複数のDC作品で製作にかかわっていくことがわかっている。『バットウーマン』や『ドゥーム・パトロール』、『スーパーマン&ロイス』などあらゆる作品でエグゼクティブプロデューサーを務めている。
非常に根深いレイ・フィッシャーとワーナーの溝だが、果たして『ザ・フラッシュ』の製作までに関係改善が図られるのだろうか?今後の動きにも注目しておこう。
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