『ピースメイカー』最終話にDCファンに嬉しい演出? ー あのスタジオの協力も

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※この記事には『ピースメイカー』のネタバレが含まれています。苦手な方はご注意ください。

DC映画『ザ・スーサイド・スクワッド』のスピンオフドラマとして配信されていた『ピースメイカー』。すでに米国にて最終話の配信がされ、めでたくシーズン1を完結することなったが、どうやら最終話にはDCファンを喜ばす演出があったようだ。

※この記事には『ピースメイカー』のネタバレが含まれています。苦手な方はご注意ください。

『ピースメイカー』最終話では、なんとあのジャスティスリーグが登場。メンバーはスーパーマン、ワンダーウーマン、フラッシュ、アクアマンだった。

4人は逆光でその姿はハッキリと映し出されていないのだが、なんとフラッシュ役のエズラ・ミラーとアクアマン役のジェイソン・モモアは本人が出演し、二人の会話シーンもあった。

アクアマンに関しては単独映画『アクアマン』でアトランティスの王のスーツを着ており、時系列的にも矛盾がないようになっているようだ。
ベン・アフレックのバットマンとレイ・フィッシャーのサイボーグの二人は登場していないが少し寂しい感じもする。

ジェームズ・ガン監督は海外メディアのバラエティのインタビューに対してこのサプライズの裏話を明かしており、実はこのシーンはマーベル・スタジオが撮影協力していたことを明らかにしている。

『私たちがドラマを撮影する前からジェイソン・モモアに話を持ちかけました。またエズラ・ミラーにも出演してくれるか聞いたところすぐに同意してくれました。撮影は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:Vol.3」の撮影中に行われたので、マーベルがエズラのシーンを撮影した。』

まさにDCとマーベルの二つの作品を制作しているジェームズ・ガン監督ならではのエピソードだろう。
マーベル・スタジオが『ピースメイカー』のシーンを撮影していたというのは、アメコミ映画ファンにとっても非常に興味深い話でもある。

それではなぜマーベル・スタジオが『ピースメイカー』の撮影に協力したかのだろうか?この理由についてもガン監督が説明している。

マーベルはDCに借りがあります。「ピースメイカー」のスタッフたちがチャック・イウジ「GotG:Vol.3」のためのスクリーンテストを撮影しました。』

俳優のチャック・イウジは『ピースメイカー』の出演と同時に、『GotG:Vol.3』でヴィラン役を演じることがわかっており、撮影時期が被っているために、DCのスタッフたちもマーベル・スタジオの作品に協力していたとのこと。
ジェームズ・ガン監督を通して、マーベルとDCの間で一時的に持ちつ持たれつな関係があったようだ。

奇跡的なタイミングで生まれた二つのスタジオによる、ジャスティスリーグの帰還。ぜひとも日本でもドラマを楽しみたいところだ。

DCドラマ『ピースメイカー』はU-NEXTで日本配信される予定だ。

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