幻の単独映画『ナイトウィング』、監督が沈黙を破る ー 「再アプローチはしたい」

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かつてはバットマンの相棒ロビンとして活動し、その後は独立したヒーローのナイトウィングとして活動をしているディック・グレイソン

実はかつて単独映画『ナイトウイング』が制作される予定だったのだが、現在は実質中止になっているとされている。

『ナイトウイング』を監督予定だったクリス・マッケイ氏海外メディアのインタビューに対して、同作の製作に関してコメントを寄せた。どうやら映画は一時的に優先順位が下げられただけで、実際には正式に制作が中止になったわけではないようだ。

誰も本当にその映画を作らないとは言っていない優先順位を下げただけだ。体制によっては、他のことが優先された。ザック・スナイダー版があったり、他の映画との関連性をどう表現するかを考えなければならなかった。例えば、ワンダーウーマンの続編を作るかどうかなどだ。それで体制が変わった。ジェームズ・ガンと一緒に、僕たちは再アプローチできるかもって思ってるんだ。まだその映画を作りたいって思ってるよ”

ご存知の通り、DCEUシリーズは長年の間、迷走を続けており、ワーナー・ブラザースの上層部などの問題からも、方針が幾度も変えられてしまっている。それに加えて作品の評価も安定しないことから、シェアード・ユニバースとしての体もなかなか維持は出来ていないシリーズとなっていた。

これを抜本的に解決するため、新たにDCスタジオが設立され、その代表にピーター・サフラン氏とジェームズ・ガン監督の両名が就任した。

二人はDCUシリーズをスタートさせることを明らかにし、いまのDCEUは世界改変がされ、実質的に終了することがわかっている。

こういった紆余曲折を経たなかで、『ナイトウイング』の優先順位が下がり続けても、仕方ない部分は多々あるだろう。

一方でマッケイ監督自身はまだ諦めていないようで、ガン監督たちにも再アプローチをしていく意志はあるようだ。

DCUシリーズではバットマン映画として『ザ・ボールド&ザ・ブレイブ』の制作が予定されており、ここでは四代目ロビンのダミアンが登場予定だ。四代目となれば、初代のディック・グレイソンが存在していも不思議ではない。

すでにナイトウイングとして活動している可能性も十分にあるため、数年後に幻の『ナイトウイング』が実現してくれる可能性も十分にあり得るだろう。

今後もDCUシリーズの新たな展開に期待をしておこう。

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