『Ms.マーベル』脚本家、能力の変更の経緯を語る ー 「熱く議論された」

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MCUシリーズとしてDisney+ (ディズニープラス)で配信されているドラマ『Ms.マーベル』は、原作コミックとは能力の表現が大きく変更されている。
コミックではいわゆるゴム人間のような能力で、その源もインヒューマンズの一人であるということから超人的なパワーを発揮していた。

しかしドラマでは不思議なブレスレットをつけることで力を得て、自身の体を伸び縮みさせるわけではなく、結晶のようなエネルギー体を生成する能力になっていた。

このことについて以前からファンの間でも議論されてきたものであるが、今作のメインライターであるビシャ・K・アリ氏は海外メディアのエンターテイメントウィークリーとのインタビューのなかで、主人公の能力の変更の経緯について明かしてくれた。

『私はコミックの大ファンなので大きな決断でした。私はケヴィン・ファイギ氏とサナと一緒にカマラの能力をどのようにして映像作品として描くかを初期から議論してきました。そして私の中でもっとも重要なことは、彼女の力は本質的に彼女自身の心にもとづいているというものだった。映像での表現方法が変わっても、このことには必ず関連付けないといけないと思っていました。』

あくまで能力はカマラ・カーンの内側の心の成長などに基づいた表現の一つだとして、それがコミックと映像で変更されても根本が変わらなければ問題ないとアリ氏は明かしてくれた。

もちろん賛否はあると思われるが、それがファンの間で全く受け入れられていないといわけでもない。
結晶のような能力表現によって映像自体もカラフルなビジュアルとなり、ドラマ全体の雰囲気も明るくなっているのはご存知の通りだ。

一部では今後公開予定の『ファンタスティック・フォー』のミスター・ファンタスティックの能力と被ってしまうから変更されたとも言われているが、この点については言及されていない。

もちろんMs.マーベル以外にも原作コミックから設定が変更されたキャラクターは数多くいる。
MCUシリーズはコミックを原作としているが、完全に同じことをしているわけではない。MCUはMCUとして楽しむのが一番の正解なのかもしれない。

『Ms.マーベル』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中だ。

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