なぜ『X-MEN』のMCU合流には時間がかかる? ー そこには戦略的理由も

【広告】

この記事を書いた人

ゆとぴ

ゆとぴ

「FRC」の管理人をしているゆとぴです。特撮、アメコミ関連が趣味です。

Twitter:@frc_watashi_ame

Youtube:ゆとぴのトイハコ

Instagram:@frc_hero

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれています。

いつもご覧いただきありがとうございます。ゆとぴ(@frc_watashi_ame)です。

マーベル・スタジオは、『アベンジャーズ』シリーズや『X-MEN』などのキャラクターで有名だ。しかし、マーベル・スタジオがなぜミュータントたちをMCUに導入するのに慎重なのかだろうか?

マーベルファンたちが長年待ち望んだMCUシリーズへのX-MENの参戦は、まさに夢にまで見たこと。
権利を持つ20世紀FOXがウォルト・ディズニー社に買収されてから早数年経過しているが、いまのところ本格的な参戦は発表されていない。

今回、Viceのドキュメンタリーシリーズ『Icons Unearthed: Marvel』のプロデューサーであるブライアン・ヴォルク=ワイス氏が、海外メディアの独占インタビューでその理由について語った。

ヴォルク=ワイス氏は、マーベル・スタジオが『X-MEN』をじっくりと導入することが賢明だと考えているかという質問に、「非常に賢明だ」と答え、それは彼らが「5年単位で考えている」という事実によるものだと述べた。

”彼らは非常に慎重でなければならず、これから登場する映画に創造的な種を植える必要がある。そして、正しい方法でそれを行う必要がある。正しい脚本、正しい監督、正しいキャストが必要だ。それらはすぐには実現しない

ディズニーCEOのボブ・アイガーも、イベントでの登壇の際に、マーベル・スタジオの5年単位の計画について言及していた。

”マーベル・ブランドに何も問題はない。我々がどのキャラクターや物語を探求しているかを見るだけで、マーベルの今後5年間の軌道には多くの新しいものがあるだろう。例えば、新しいアベンジャーズたちを持ったアベンジャーズ・フランチャイズに戻る予定だ”

近年のマーベル作品では、Disney+ (ディズニープラス)でアニメ『X-MEN’97』の配信が予定されているほか、『ドクターストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』ではパトリック・スチュワート演じるプロフェッサーXが別世界の存在として登場した。

また、制作予定の『デッドプール3』はヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンが再登場予定である。さらに、ドラマ『Ms.マーベル』の主人公カマラ・カーンや、映画『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』のネイモアが、劇中でミュータントであることが判明している。

これらの情報から、マーベル・スタジオは緻密なプランニングとタイミングを重視し、ミュータントたちを段階的にMCUに導入していくことが明らかになっている。まさにヴォルク=ワイス氏の言うようにいまは種を蒔いている段階なのだ。
ファンにとっては待ち遠しいが、マーベルが丁寧に物語を展開していくことにより、MCUにおける『X-MEN』の導入は今後も楽しみな展開となることだろう。

関連記事を読む

  • 【広告】

  • 【広告】