MCU『ブレイド』初期案は一晩の物語だった? ー 関係者が明かす

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MCUシリーズの映画として製作の準備が進んでいる『ブレイド』。マハーシャラ・アリが主演を務める予定の今作は製作発表から数年経過しても未だに撮影開始までには至っておらず、非常に困難な道が続いている。

そんな中でかつて『ブレイド』の初期の脚本に関与していたマーベル・スタジオのボー・デマーヨ氏がその内容について明らかにし、アイディアの中には一晩の出来事を描くものもあった話している

”『ジョン・ウィック』を例に挙げましょう。ギャングに牙をもたせ、キアヌ・リーヴスをアリに入れ替え、彼に剣を渡しましょう。英雄である父親に悩む娘ではなく(こちらも初期にあった案だとされている)。『ジョン・ウィック』の製作費は2000万ドル、そこに吸血鬼やダークホールドの魔法のVFXとして1000万ドルを加えれば、マーベル映画は3000~4000万ドルほどになる。
なぜこんなに大変なことになっているのかわからない。スタジオが壊れかけている。私は3ヶ月という大変な期間に3つの草案と12のアウトラインを書きました。そのなかのお気に入りは『ザ・ライド』風のものです。ブレイドが荒れ果てた人間の長屋を夜明けまで吸血鬼から守りぬくというものです。一晩で展開します。そしてブレイドは住人から吸血鬼が襲ってくる理由を聞き、それはブレイドが好意を寄せている女性が、ダークホールド信者である住人によって、魔法でリリスを妊娠させられたからだと知るのです。”

全体的には非常に興味深く、一晩の出来事というのも夜にしか活動できない吸血鬼の設定をうまく活かしたものともなっている。
ダークホールドやリリスといった要素もダークファンタジー要素も盛り込まれており、いままでのMCUにはあまりなかった設定であることも興味深いところだ。

結果的にはこれもまた却下された脚本のひとつであることが推測できるため、実際に進んでいる物語は全く別のものであることが考えられる。

『ブレイド』は先日監督の降板が伝えられており、後任となる人物が誰になるかはまだ判明していない。脚本についても幾度も書き直し作業が行われており、当初は主人公であるはずのブレイドが、3番目や4番目の活躍に落ちていることにスタジオ側やマハーシャラ・アリが不満を示していたとも報告されている。

『デッドプール&ウルヴァリン』ではかつてブレイドを演じたウェズリー・スナイプスが奇跡の再演を見せたことでも話題となり、新たなブレイドがどのような描かれ方をするのか注目されている。

いまだ『エターナルズ』のポストクレジットシーンの声のみの出演にとどまっている彼がいつその活躍を見せてくれるのか期待をしておこう。

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