マーベルVSソニーが再び勃発か? ー キングピン&スパイダーウーマンの権利をめぐり
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マーベル・スタジオとソニー・ピクチャーズといえばスパイダーマンの権利において現在は協業関係で進んでいるのだが、以前にはその権利を巡って争いが勃発していた経緯もあり、意外といつ爆発してもおかしくはない関係性にもなっている。
そんな中でファンにとっては気になる情報が入ってきた。
どうやらマーベルとソニーはキングピンとスパイダーウーマンの権利に関して最終的な合意にまだ達することが出来ていないとしている。そのため両方のキャラクターがどちらの会社にも権利が存在している状況で作品制作が進んでいるというのだ。
キングピンは最近ではドラマ『デアデビル』でのメインヴィランとしても有名で、最近ではDisney+ (ディズニープラス)ドラマ『ホークアイ』にも登場していた。ただコミックなどではスパイダーマンのヴィランとして登場したこともあり、アニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』ではメインヴィランになっていた。
そんなキングピンは法的にはスパイダーマンに関連するキャラクターとして定義づけられているようで、そうならばソニー・ピクチャーズに権利が属することになる。しかしマーベルはすでにドラマ『デアデビル:ボーン・アゲイン』の制作を進めており、その前には『エコー』にもキングピンが登場すると言われている。
もしこのキングピンの権利の問題が解消されない限り、将来的になんらかの問題が発生して作品の制作に影響が及ぶ可能性があるだろう。
そしてスパイダーウーマンについても権利が曖昧なキャラクターになっているが、すでにソニー・ピクチャーズの方で『マダムウェブ』が制作されている。この映画にはスパイダーウーマンが登場するとウワサされているため、権利的な問題が発生すればキングピンのように『マダムウェブ』にも影響があると予想される。
マーベルの映像作品におけるキャラクター権利は非常に複雑だ。ただ一昔前の、X-MENとファンタスティク・フォーが20世紀FOX、ハルクの配給権のみがユニバーサルといった状況は打開されており、現在はスパイダーマン関係のみがソニーに属している。
今後マーベルとソニーの協業が続けばトム・ホランドのスパイダーマン映画を含めた新作も制作される可能性もあるため、今後の2社の動きには注目をしておこう。
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