MCU/マーベル映画2022年最新版を順番に紹介!映画&ドラマも網羅!【全63作品】

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皆さん、ヒーローは好きですか?
日本でヒーローといえば仮面ライダーやスーパー戦隊、ウルトラマンなどが思い浮かびますが、かたやアメリカのヒーローも日本では人気を獲得してきていますね。

その一因となっているのがやはり『アベンジャーズ』などからなるアメコミ映画!

そこで今回はアメリカの「マーベル」のキャラクターたちの映画シリーズ「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」の、映画・ドラマ全てをまとめてご紹介していこうと思います!

超初心者向けとして解説しているので、ぜひご視聴の参考にしてください!

マーベルとは?

まず「マーベル」とは何なのでしょうか?よくわからない人もいるかもしれませんね。

マーベルはアメリカのコミック出版社です。『スパイダーマン』や『X-MEN』、『アベンジャーズ』などのアメコミシリーズを出版している世界的にも大手企業です。数年前にディズニー社により買収されて以来は、ディズニーの子会社として勢力を拡大してきています。
そのマーベルの映画部門を担うのが、マーベル・スタジオ社で、ここでMCUシリーズは製作されています。

よく勘違いされがちなのですが、日本でも知名度の高いバットマンスーパーマンなどはマーベルではありません。
この2人のヒーローはアメリカの出版社「DCコミックス」のキャラクターです。なのでマーベルキャラクターと混同しないようにしましょう笑

マーベルとは?

  • アメリカのコミック出版社!
  • マーベルはディズニー傘下!
  • バットマンやスーパーマンはマーベルじゃない!

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)とは?

さて、続いては本題のマーベル映画について解説していきましょう!

今回テーマにしている映画のシリーズはマーベルキャラクターたちが活躍するシリーズ。その名も「マーベル・シネマティック・ユニバース」!略してMCUなんて呼び方をされています。
先ほども名前が出ましたが、マーベル・スタジオ社が中心に製作している映画で、2008年の『アイアンマン』から現時点(2022年3月)まで映画が28作品、直接関係のあるスピンオフドラマが4作品、アニメが2作品が公開・配信されています。

映画は「フェイズ」という各章のような区切りもあり、それごとに集大成のような作品が公開されています。

このほかにも関連のあるドラマ作品も10作品ほど存在していますが、それも後ほど解説していきます!

ちなみに今回紹介するほとんどの作品がウォルト・ディズニー社の「Disney+ (ディズニープラス)」で見放題配信しているので、そちらのチェックもしておこう!

MCUは全てが繋がっている!

MCUシリーズで最もエキサイティングで、有名なポイントは、シリーズ作品(映画・ドラマ)すべてが”同じ世界”で展開されているとうことでしょう!
ちょっと何言ってるかわからないという人もいるかもしれないので、ざっくり解説していきましょう。

例えば『アイアンマン』は、トニー・スターク/アイアンマンを主人公に、2008年に起きた出来事が描かれています。

一方、タイトルが異なる『キャプテン・アメリカ/ザ・ファーストアベンチャー』は1940年代の第二次世界大戦を舞台にしたスティーブ・ロジャース/キャプテンアメリカの活躍を描いています。

この2作品はタイトルも主人公も異なりますが、全く同じ世界で起きた出来事を描いています。
その証拠に、『キャプテン・アメリカ』には、アイアンマンの父のハワード・スタークが登場しています。

作品同士の出来事には直接関係が無かったとしても、このように同じ世界での話を匂わせる小ネタが多く仕込まれているのが、MCUシリーズの面白いところなのです!

他にも宇宙を舞台にした『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や、神々の世界アスガルドが舞台の『マイティ・ソー』など、地球ではなくとも同じ世界でストーリーが展開されているのです。

そしてそのキャラクターたちが大集合するのが『アベンジャーズ』なのです!

ドラマは映画には登場しないキャラや物語が描かれていますが、もちろんドラマも同じ世界での話という設定になっています!

なんとなーく、MCUシリーズの魅力をご理解いただけたでしょうか?
とにかくどの作品も時間や場所が違っていても、映画に登場しなくても、別作品のキャラクターたちが確実に存在している世界なのです!

ざっくりMCUシリーズ一覧!

ここでは細かい説明抜きに、とりあえずざっくりとMCUシリーズの作品を公開予定、配信予定のものも含めてまとめていきます!(詳しい解説は後ほど)

MCUシリーズ映画・ドラマ作品一覧

※ドラマはタイトル後に■を表示

フェイズ11.『アイアンマン』
2.『インクレディブル・ハルク』
3.『アイアンマン2』
4.『マイティ・ソー』
5.『キャプテン・アメリカ/ザ・ファーストアベンチャー』
6.『アベンジャーズ』
フェイズ27.『アイアンマン3』
8.『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
9.『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
10.『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
11.『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
12.『アントマン』
フェイズ313.『シビルウォー/キャプテン・アメリカ』
14.『ドクター・ストレンジ』
15.『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
16.『スパイダーマン:ホームカミング』
17.『マイティ・ソー バトルロイヤル』
18.『ブラックパンサー』
19.『アベンジャーズ/インフィニティウォー』
20.『アントマン&ワスプ』
21.『キャプテンマーベル』
22.『アベンジャーズ/エンドゲーム』
23.『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
フェイズ424.『ワンダヴィジョン』■
25.『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』■
26.『ロキ』■
25.『ブラックウィドウ』
26.『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
27.『エターナルズ』
28.『ホークアイ』■
29.『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
30.『ムーンナイト』■
31.『ドクターストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』
32.『Ms.マーベル』■
33.『ソー:ラブ&サンダー』
34.『シー・ハルク』■
35.『アイ・アム・グルート』■
36.『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』
フェイズ537.『アントマン&ワスプ:クアントマニア』
38.『シークレット・インベージョン』■
39.『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:Vol.3』
40.『エコー』■
41.『ロキ』シーズン2■
42.『ザ・マーベルズ』
43.『ブレイド』
44.『アイアンハート』■
45.『アガサ:カヴン・オブ・カオス』■
46.『デアデビル:ボーン・アゲイン』■
47『キャプテン・アメリカ:ニュー・ワールド・オーダー』
48『サンダーボルツ』
フェイズ649.『ファンタスティック・フォー』
50.『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティー』
51.『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』
無題のMCU8作品(うちひとつは『アーマー・ウォーズ』の可能性あり)

MCUシリーズフェイズ不明作品一覧

配信ドラマ1.『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル』■
2.『アーマー・ウォーズ』■
3.無題の『ブラックパンサー』ドラマ

MCUシリーズアニメ作品一覧

配信アニメ1.『ホワット・イフ…?』シーズン1・2・3
2.『スパイダーマン:フレッシャーマン・イヤー』

ざっとこんな感じですね!
時系列が前後することもありますが、基本的は公開順に見ていただければ内容は理解することができます。

キャラクター単体の映画は基本的に3作品が上限となっているようで、すでにアイアンマン、キャプテンアメリカ、ソー、スパイダーマンは3作品が製作されています。しかし例外として『ソー』は4作目の公開が控えています。

先程MCUシリーズは「フェイズ」で区分けされているとしましたが、もう一つの分け方としては『アイアンマン』~『アベンジャーズ/エンドゲーム』までを”インフィニティ・サーガ”と呼ぶ区分も公式から発表されています。こちらはシリーズのなかでも大きな一区切りのため覚えておくと良さそうですね。

マーベル・シネマティック・ユニバースとは?

  • すべての作品は繋がっている!
  • 2022年7月時点で公開・配信済みは34作品で、シリーズは全63作品、!
  • MCUシリーズはフェイズごとに分かれる!
  • 『アイアンマン』~『アベンジャーズ/エンドゲーム』をインフィニティサーガと呼ぶ!
  • 『ワンダヴィジョン』~『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』をマルチバースサーガと呼ぶ!

MCUシリーズ以外のドラマも合流予定!

直接的なMCUシリーズはいま紹介したものが全てですが、これ以外にも直接的に繋がりは無いものの、同じ世界で展開されていたり、将来的に合流することが予定されているドラマシリーズも存在しています。

ドラマにしか登場しないヒーローやキャラクターがいたり、逆に映画に登場したキャラクターが共演したりと、映画並みに楽しむことができます!

MCUドラマの配信は「Netflix」、「Hulu」、「テレビ放送」の3つに分かれています。そして2019年からは新たに「Disney+ (ディズニープラス)」でのオリジナルドラマの配信が始まっています。

テレビ放送はアメリカ国内ですがので、日本の場合はレンタルや配信サイトなどでご覧になることができます。

MCUドラマ一覧

Netflix『デアデビル』
『ジェシカ・ジョーンズ』
『ルーク・ケイジ』
『アイアンフィスト』
『ザ・ディフェンダーズ』
『パニッシャー』

Netflixのドラマシリーズは2022年2月に配信を終了し、以降はDisney+ (ディズニープラス)で配信が始まっています。
そのため、将来的にMCUシリーズへの合流がされると予想されています。

テレビ『エージェント・オブ・シールド』
『エージェント・カーター』
『インヒューマンズ』
『クローク&ダガー』
Hulu『ランナウェイズ』

ドラマシリーズも作品が多いですが、映画よりも時間が多いため、より深いストーリーやキャラクターが描かれており、濃厚で、毎話見逃せない構成となっているのが特徴です!
ドラマの作品については後々解説していきます!

MCUシリーズのドラマとは

  • ドラマオリジナルキャラクターが活躍!
  • MCUと合流も!
  • Netflix、Hulu、テレビ放送、Disney+ (ディズニープラス)で展開!

マーベル映画・ドラマを見るならDisney+ (ディズニープラス)が最強

Disney+ (ディズニープラス)

ここまで見た人はMCUシリーズに関して、「多くて見切れない・・・」や「どこかでまとめて観れないの?」と考える人も多いでしょう。

そんな人に絶対にオススメしたいのがDisney+ (ディズニープラス)

ここではほとんどのMCU作品が配信されているのです!

注意点としては、記事で紹介したMCU作全てが配信されているわけではありません。
現在配信から除外されているのは以下です。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』

しかし全作品が配信されていないといっても、作品数としてはトップクラス、月額料金990円(税込)で見放題なので、一気見には最適でしょう!

【公式サイト】:Disney+ (ディズニープラス)でMCU作品を観る

MCU作品一覧:フェイズ1

さて、ここからはMCUシリーズの作品について軽いあらすじと、軽い解説を交えながら紹介していきたいと思います!
フェイズごとに紹介していきますので、さらさらっとご覧ください!

『アイアンマン』2008年公開

2008年公開のMCUシリーズの記念すべき第1作目。トニー・スターク/アイアンマン役にロバート・ダウニーJr.、ヒロインのペッパー・ポッツにクウェネス・パルトロウが演じています。

⇒『アイアンマン』の最新記事一覧

『アイアンマン』のあらすじ

軍事スタークインダストリーズ社の社長で、発明家のトニー・スタークは、自身の会社ざ発明した新兵器のプレゼンのためにアフガニスタンへ向かう。

見事プレゼンは成功したが、その途中テロ組織に襲われ誘拐されてしまう。その中でスターク社製の爆弾破片が心臓付近に突き刺さり致命傷を負う。

テロリストに同じく誘拐されていた医師のインセンに人口の心臓を移植され、なんとか一命をとりとめたトニーは、テロリストに兵器を製造しろと命令される。

しかし、トニーは持ち前の頭脳とインセンの協力で、鉄で出来たパワードスーツを開発。

途中インセンの犠牲を払いながらもなんとか自力で脱出する。

自身の製品がテロリストによって悪用されていた事実を目の当たりにしたトニーは、後にアイアンマンと呼ばれるスーツを開発し、世界の紛争に介入していった。

そんなトニーの技術をまたもや悪用する人間が他にもいた・・・。

アイアンマンのビジュアルはファンや子供達にウケ、玩具の売り上げにも貢献したそうです。
そのかいあって今作は大ヒットし、現在も続くMUCシリーズの礎を作りました。

ポイント

  • MCUシリーズ第1作目!主演はロバート・ダウニーJr.!
  • テロリストに誘拐されたトニーが、世界平和に目覚めた、アイアンマンとして戦う!
  • 玩具の売り上げ好調!

『アイアンマン』を見たい方はこちらから!

『インクレティブル・ハルク』2008年公開

2008年公開のMUCシリーズ第2作目(日本ではアイアンマンよりハルクが先)。ブルース・バナー/ハルク役にエドワード・ノートン、ヒロインのペティ・ロス役にリヴ・タイラーが出演しています。

⇒『ハルク』の最新記事一覧

『インクレティブル・ハルク』のあらすじ

第二次世界大戦時に行われた超人兵士計画を再現しようとした科学者ブルース・バナーは、その実験に成功、自らの体で実験したが、結果は失敗し、緑色の巨人ハルクへの変身能力を得ることになる。

軍から追われたブルースは、自身の変身能力を治療する研究をするが、ことごとく失敗。

ついにはその技術を悪用したアボミネーションが生まれてしまうことになる・・・。

ちなみにMCU版ハルクは今作のみで、続編に関しては、先程書いた権利関係で難しいようです。
また『アベンジャーズ』ではブルース・バナー役が交代し、マーク・ラファロが現在まで演じています。
交代の理由については、ハリウッドでよくある「創造性の違い」だと言われています。

ポイント

  • ハルク誕生から、ヒーローとして活躍する姿を描く!
  • 続編は権利的に難しい。
  • エドワード・ノートンのブルース・バナーは今作のみ!

『インクレティブル・ハルク』を見たい方はこちらから!

『アイアンマン2』2010年公開

1作目に続き、再びトニー・スターク/アイアンマンの活躍を描く2010年公開のMCUシリーズ3作目の『アイアンマン2』。
主演は同じくロバート・ダウニーjr、ヒロインはグウィネス・パロトロウ。

また親友のローディ役は1作目のテレンス・ハワードから、ドン・チードルに変更されています。

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『アイアンマン2』のあらすじ

自身がアイアンマンだと公表してから半年後、トニーは生命維持装置でもある胸のアークリアクターから発せられるパラジウムに寿命を削られていた。

その頃、以前にトニーの父ハワードと共にアークリアクターの研究をし、後にスパイ容疑で逮捕され、シベリアにて生涯を終えたアントン・ヴァンコの息子、イワンはスターク一族に復讐を果たすために自作でアークリアクターを完成させていた。

イワンは自身の開発した電撃を発するムチを使い、トニーを強襲するも返り討ちにあう。

トニーはパラジウムにより先が短いことを悟ったことにより、スターク社の技術を世界に披露する「スターク・エクスポ」を開催する。

そんなエクスポに再び襲来するイワンと無人二足歩行兵器ドローン。そして暴走し、トニーを攻撃するウォーマシンこと親友のローディ。

果たしてトニー・スタークはパラジウムを克服し、再び世界を救うことができるのか?

今作にはアイアンマン マーク2を元にした、ローディ専用スーツ・ウォーマシンが初登場。当初は暴走しますが、後にトニーと共に世界の紛争を解決するために活動、アベンジャーズにも参加することになります。

また今作にはアベンジャーズの主要メンバーで女スパイのナターシャ・ロマノフ/ブラックウィドウも初登場します。

今後のシリーズにおいて欠かすことのできないキャラクターが登場するのが特徴ですね。

ポイント

  • トニーがパラジウムによって生命の危機に!
  • ウォーマシン、ブラックウィドウが初登場!
  • アベンジャーズにも繋がる重要なシーンもあり!

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『マイティ・ソー』2011年公開

北欧神話を題材にし、雷神ソーや、その弟のロキ、神々の国アスガルドの仲間たちの活躍を描く。

ソー役にはクリス・ヘムズワース、ヒロインのジェーン役にはナタリー・ポートマン、ロキ役にはトム・ヒドルストン。またソーの仲間ホーガン役には日本人俳優の浅野忠信さんも出演。

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『マイティ・ソー』のあらすじ

西暦965年。アスガルドの王オーディン率いる軍が、ラウフェイ率いるヨトゥンヘイムのフロスト・ジャイアントと地球の侵略を阻止すべく戦争をしていた。

勝利したオーディン軍は、ある箱を持ち帰る。

現代、オーディンの息子のソーへの王位継承の儀式と、魔法のハンマー・ムジョルニアの継承が行われていた。

しかし儀式の最中に、箱を狙って現れたフロスト・ジャイアントに激怒したソーは、弟のロキを始めとした仲間と共に、相手の世界へ侵攻。

事態は収まったが、危うく開戦を招いてたソーは、オーディンから罰として神の力を奪われ地球へと堕とされてしまう。

力を失ったソーは地球で天文物理学者のジェーンや、アシスタントのダーシー、教授のセルヴィグ博士と出会い、自身の過ちを反省し始める。

一方、自身がラウフェイの息子だと知ったロキは復讐のため、王位を奪い、兄のソーを抹殺するため破壊兵器デストロイヤーを地球へ送り込む。

神々の国アスガルドを舞台にしたファンタジー映画です。

ソーは今作で超人的能力を有する人物の監視を行うS.H.I.E.L.D.(シールド)と多く接することとなります。
ソーはこの後も度々地球へ訪れ、アベンジャーズのメンバーと共に世界の平和を守ることに。

ロキは敵だったり味方だったりと、どっちつかずのキャラで、ファンの間ではそのヘタレぶりも人気になっています。
また今作では弓矢の使い手であり、アベンジャーズのメンバーのホークアイも初登場!
ストーリーには絡まないものの、S.H.I.E.L.D.のエージェントととしてソーを狙撃しようとします。

ポイント

  • 雷神ソーを中心とした神々の話!
  • S.H.I.E.L.D.がストーリーに絡み、ホークアイも初登場!
  • 人気キャラのロキの動向にも注目!

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『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンチャー』2011年公開

MCUの世界で初めてヒーローになった男、スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカの誕生と活躍を描くストーリー。主演にはクリス・エヴァンス、ヒロインのカーターにはヘンリー・アトウェル、宿敵レッドスカルにはヒューゴ・ウィーヴィングが出演。

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『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』のあらすじ

第二次世界大戦中の1942年、アメリカのひ弱な青年スティーブ・ロジャースは、自国への貢献を目指し、軍へ志願をするが拒否される日々を過ごしていた。

そんな中、親友のバッキー・バーンズとともに訪れた未来技術展覧会にて、戦略科学予備軍の科学者エイブラハム・アースキン博士と出会い、「スーパーソルジャー計画」への被験者に誘われる。

スティーブは自身の勇気と正義感を認められ、アースキン博士やペギー・カーターの見守る中、超人血清で驚異的な肉体を一瞬にして手に入れる。

その後、バッキーや軍の兵士たちを救い出した功績をかわれ、不完全な超人血清を打たれたレッドスカル率いるヒドラとの戦場へと身を投じていく。

時代は基本的に40年代が中心ですね。

今作にはトニー・スタークの父ハワード・スタークが当時したり、『マイティソー』のオーディン由来のコズミックキューブが登場したりなど、今後のシリーズの展開にも影響のある伏線が多数張られています。

また40年代に活躍したキャプテンアメリカがなぜ現代でもアベンジャーズとして戦っているかの謎も今作で描かれます。

ポイント

  • キャプテンアメリカは超人血清で生まれた兵士!
  • ハワード・スタークや、コズミックキューブなどの他作品に関係のあるポイントがあり!
  • アベンジャーズにも繋がる重要な作品!

【ディズニー公式】『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンチャー』をDisney+ (ディズニープラス)で観る

『アベンジャーズ』2012年公開

今までMCUシリーズに登場してきたアイアンマン、キャプテンアメリカ、ハルク、ソー、ブラックウィドウ、ホークアイが集結!
ロキがコズミックキューブを悪用して連れてきた、宇宙の軍団チタウリを地球のヒーローたちがニューヨークで迎え撃つ!2012年公開のMCU6作目です。

【ディズニー公式】『アベンジャーズ』をDisney+ (ディズニープラス)で観る

『アベンジャーズ』のあらすじ

『マイティ・ソー』のラストで宇宙に投げたされたロキは、チタウリ軍のリーダー、ジ・アザーと手を組み地球の侵攻を開始する。

その頃コズミックキューブを研究していたセルヴィグ博士のいる施設で緊急事態が発生し、S.H.I.E.L.D.が駆けつけるが、キューブが作り出したワームホールよりロキが襲来。

その場にいたセルヴィグ博士とクリント・バートン/ホークアイを操り、コズミックキューブを奪う。

S.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリーはヒーローチーム、アベンジャーズの結成を決意する。

ナターシャ・ロマノフ/ブラックウィドウや、フューリーにより集められた、トニー・スターク/アイアンマン、スティーブ・ロジャース/キャプテンアメリカはロキを捕まえることに成功する。その後、ブルース・バナー/ハルク、ソー合流するが、お互いの意見の違いから言い争いが起きてしまう。

そんな中、S.H.I.E.L.D.の空母ヘリキャリアから脱出を試みるロキは、エージェントのコールソンを刺殺し、アベンジャーズたちが混乱している中、見事に逃亡に成功する。

コールソンの死を知ったヒーローたちは自身の過ちを反省して、改めてロキを捕まえ、地球を守るために団結。ここにアベンジャーズが結成されるのであった。

今作は言わずもがなのお祭り映画です。
今まで別々に活動してきたヒーローたちがついに顔を合わせ、ファンにとっては待望の実写映画でした。

日本でも「日本よ、これが映画だ」というキャッチコピーが話題になりましたね。
興行収入もMCUでは不動の1位となり、未だに評価される作品です。

今作ではマーク・ラファロがブルース・バナー/ハルク役として初登場。今作以降のハルクは全てマークが演じることとなります。

またシリーズの大ボス、サノスもちらっと登場。

ポイント

  • ヒーローたちが初対面!アベンジャーズを結成!
  • 興行収入は不動の一位!
  • マーク・ラファロも今作からMCUシリーズに初参加!

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MCU作品一覧:フェイズ2

『アイアンマン3』2013年公開

2008年から続くアイアンマンシリーズの集大成。これ以降はアイアンマンは『アベンジャーズ』などのヒーロー集合系や、カメオでの出演となります。
今作にはアイアンマンスーツがマーク42まで登場。まさに最終作に相応しい作品です。主演は同じくロバート・ダウニーJr.、ヒロインのペッパーにグウィネス・パルトロー。

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『アイアンマン3』のあらすじ

1999年、あるパーティに訪れたトニー・スタークは、植物学者のマヤ・ハンセンと一夜を共にする直前だった。そこに若き科学者のアルドリッチ・キリアンに商談を持ちかけられるが、トニーはそれをすっぽかし、キリアンに屈辱を与える。

現在、トニーは『アベンジャーズ』でのロキとの闘いにトラウマを抱え、様々なスーツを開発していた。
遠隔操作で、自動装着できる最新スーツ・マーク42も開発したが、依然としてトラウマは克服できずにいた。いわゆる「アーマー依存症」に悩まされる日々を送っていた。

そのころ街中では、マンダリン率いるテロ集団『テン・リングス』が爆破テロを起こしており、大統領の命により、ローディ/アイアン・パトリオットが捜査を行っていた。

そんな中、人間の脳の能力を向上させるウイルス「エクストリミス」の開発に成功したキリアンが、ペッパーが代表を務めるスターク・インダストリーズに対して共同研究を持ちかける。しかし軍事利用を危惧したペッパーをその申し出を断る。
トニーは、警備主任のホーガンが爆破テロに巻き込まれたことを知ると、テン・リングスに対して自身の住所を晒す形で宣戦布告をする。案の定、邸宅を攻め込まれたトニーは、かろうじてペッパーたちを守り抜き、トニーはなんとか逃走し、テネシー州へ不時着。
そこで出会った少年・ハーレーとの交流から、事件の真相や真犯人を調べ、爆破テロと自身の過去の過ちが繋がっていることを知ることとなる。

今作は『アベンジャーズ』の後のストーリーが初めて描かれています。
コミックではアルコール依存症にも悩まされたトニーが、映画ではアーマー依存症というヒーロー特有の心の病にかかるのは面白いですねー。

そしてアイアンマンスーツが自動操縦で大量に投入されるシーンはシリーズ通してでも、圧巻のシーンです!ぜひとも見てほしい作品となっています!
またペッパーの活躍に注目です!

ポイント

  • アイアンマンシリーズの集大成!
  • スーツが大量登場!
  • ペッパーの活躍にも期待!

【ディズニー公式】『アイアンマン3』をDisney+ (ディズニープラス)で観る

『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』2013年公開

『マイティ・ソー』の2作目となるのが今作『ダーク・ワールド』。シリーズ通して謎の存在とされる6つのインフィニティストーンのうち、リアリティストーンが初登場します。
ソーは『アベンジャーズ』以来の地球への訪問となり、1作目以来にジェーンとの再会を果たします。主演には同じくクリス・ヘムズワース。ロキ役にはトム・ヒドルストン、ジェーン役にはナタリー・ポートマンとお馴染みのメンバーが揃います。

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『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』のあらすじ

宇宙誕生以前、闇の中からダークエルフが誕生した。宇宙誕生後、ダークエルフの中でも最も邪悪なマレキスは、リアリティストーン=エーテルを使用して、宇宙を再び闇に戻そうと企む。
オーディンの父ポーはアスガルド軍を率いて辛うじてマレキスの野望を阻止し、エーテルをアスガルドのの地中深くへ埋めた。

現代、地球を征服しようとしたロキを、アベンジャーズのメンバーと共に阻止したソーは、惑星直列の影響で混乱した9つの世界を収めるために奮闘していた。
そのころジェーンは、惑星直列の影響で世界の境目が不安定になっていることを発見し、ジェーンはその中に吸い込まれてしまう。アスガルドの地中深くに転移したジェーンは、エーテルと接触し、体内に吸い込むこととなる。
地球から消えたジェーンを探すために地球に来たソーは、すでに地球に戻ったジェーンと再会するが、エーテルによる異変に気付きアスガルドへ連れていく。

エーテルが目覚めたことによって、呼応するようにマレキスが目覚める。ソーは再び宇宙を闇に戻すことを企むマレキスとアスガルドや地球で転移しながら戦うこととなる。

今作の見どころとしては、クライマックスの戦闘シーンですね。今まで見たことのなかったような演出で、少しクスッとするようなバトルを楽しめます。
また今作は『アベンジャーズ』はもちろんのこと、この後に公開される『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』にも少しつながるシーンがありますので、そこにも注目して鑑賞してみてください!

ポイント

  • ソーとジェーンが再会!
  • インフィニティストーンの1つ、リアリティストーンが初登場!
  • ロキの動向にも注目!

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『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』2014年公開

『キャプテンアメリカ』シリーズの2作目、MCUシリーズとしては9作目となるのが『キャプテンアメリカ/ウィンターソルジャー』。
『アベンジャーズ』でも観れましたが、今回は主人公として現代で活躍するキャプテンアメリカを本格的に観ることが出来ます。
1作目で死亡したと思われる親友のバッキーが、ウィンターソルジャーとして再登場。他にも新たなヒーローとして、アンソニー・マキー演じるファルコンも登場します。
主演は同じくクリス・エヴァンス。ブラックウィドウ役にはスカーレット・ヨハンソン、ニック・フューリー役にサミュエル・L・ジャクソンも出演します。

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『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のあらすじ

『アベンジャーズ』から2年後、スティーブ・ロジャース/キャプテンアメリカは、諜報機関S.H.I.E.L.D.の元で任務を遂行しながら、現代社会にて生活を送っていた。
スティーブはある任務から、ナターシャ・ロマノフ/ブラックウィドウが、S.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリーから、「インサイト計画」について秘密裏に調査していることを知る。
「インサイト計画」は打ち上げられた人工衛星によって、敵を捉え、ヘリキャリア3隻で先制攻撃を行うというもの。そこにフューリー長官は違和感を覚え調査を行っていた。
そんな中、フューリーはマリア・ヒルとの待ち合わせに向かう途中、謎の暗殺部隊に襲撃を受ける。何とか調査情報の入ったUSBメモリをスティーブに渡したフューリーだったが、狙撃をされたのち死亡してまう。
世界安全保障委員会アレクサンダー・ピアースは、スティーブにUSBを渡すよう求めるが、それを拒否。ピアースは対テロ作戦部隊S.T.R.I.K.E.にスティーブの襲撃をさせる。

逃亡したスティーブは再び暗殺部隊に狙われ、ウィンターソルジャーと呼ばれる兵士と交戦。戦闘中にマスクをはぎ取ったスティーブは、ウィンターソルジャーがかつての親友バッキーということを知る。

これからのシリーズでも重要な役割を担うバッキーの再登場は見どころですねー。またキャプテンアメリカの片腕ともなるファルコンの活躍にも注目です。
ほかにも今作は、ドラマシリーズ『エージェント・オブ・シールド』シーズン1と密接に関係したストーリーで、映画を観た後にドラマを見るとより深く話を楽しむことができます!

ポイント

  • バッキー/ウィンターソルジャーが再登場!
  • ファルコンが初登場!キャプテンの相棒に!
  • 『エージェント・オブ・シールド』シーズン1ともリンク!

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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』2014年公開

MCUシリーズ10作目は、シリーズ初登場となる『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
宇宙の落ちこぼれたちがチームを組んで銀河を救うストーリーで、主人公のピーター・クイル/スター・ロードが聞く懐かしの洋楽集は本作の魅力の一つ。使いどころや選曲もセンスを感じます!
またジェームズ・ガン監督によるウェットに富んだ作風も人気を集めています。

スター・ロード役にはクリス・プラッド、ヒロインのガモーラ役にゾーイ・サルダナ、ドラックス役にデイヴ・バウティスタが演じています。あらいぐまのロケット役にはブラッドリー・クーパー、植物生命体のグルート役にはヴィン・ディーゼルがそれぞれモーションキャプチャーや声で演じています。

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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のあらすじ

1988年、幼くして母親を亡くしたピーター・クイルは、青い肌の宇宙人ヨンドゥ率いる宇宙海賊レヴェジャーズに地球から拉致される。
26年年後、成長したスター・ロードことピーターは、インフィニティストーンのうちの1つ、パワーストーン=オーブを盗み出すところに、同じくオーブを狙るクリー人のロナンの部下、コラスと遭遇する。
なんとかオーブをもって逃げ出したピーターは、ロナンが派遣した殺し屋ガモーラに狙われる。

ノヴァ帝国の首都惑星ザンダーで鉢合わせたピーターとガモーラは、もみ合いになるが、そこに居合わせた賞金稼ぎの遺伝子操作を受けたあらいぐまのロケットと、植物型ヒューマノイドのグルートも加わり、ノヴァ軍警察に逮捕される。
刑務所に送られた4人は、家族をロナンに殺されたドラックスと出会い、いざこざもありながら、オーブの悪用するロナンからギンガを守るために結束。ここに「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が結成される。

5人もの主要キャラクターが登場しながら、全員が被らない個性を持っており、非常に濃厚な作品となっています。
基本はコメディ映画なので、軽い雰囲気もファンが多い理由ですね。
また今作にはインフィニティストーンのうちの1つであるパワーストーンが登場し、今後もシリーズに大きく関わるアイテムとなっていきます。
他にも、アベンジャーズシリーズの大ボスであるサノスも登場してきます。

ポイント

  • 宇宙のヒーローがシリーズ初登場!
  • 被らない個性で、魅力的なキャラクター!
  • サノスも本格的に登場!

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『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』2015年公開

『アベンジャーズ』以来2度目となるヒーロー大集結映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』。
前作からの初期メンバー、アイアンマン、キャプテンアメリカ、ソー、ハルク、ブラックウィドウ、ホークアイはもちろん登場。また新ヒーローとしてヴィジョン、スカーレット・ウィッチ、クイックシルバーも登場し、さらにアベンジャーズがスケールアップします!

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『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のあらすじ

ヒドラの残党バロン・フォン・ストラッカーが秘密裏にロキの杖を使って、人体実験をしていることを知ったアベンジャーズは、杖の回収と組織の壊滅を目的に残党のアジトを襲撃。
見事に杖を回収したアベンジャーズだが、同時に杖によって特殊能力を得た双子で、姉のワンダ・マキシモフと弟のピエトロ・マキシモフは逃亡。その途中、杖を回収したトニーに忍び寄り、アベンジャーズがチタウリ軍に敗北した幻覚を見せる。

ニューヨークに戻ったアベンジャーズ一行は、ソーの送別会を兼ねたパーティーを開く。その途中トニー・スタークは、ロキの杖から人工知能を作り出し、地球の平和と安全を確保するための『ウルトロン計画』をブルース・バナーと共に実行しようとする。しかし実験は失敗、人工知能は自我に目覚め、世界の平和を乱す人類とアベンジャーズに対して宣戦布告をする。

今作はトニー自身が宇宙の脅威に対抗するために作り出したシステムが暴走してしまった、いわば人災による戦いとなっています。
もちろんスケールは1作目『アベンジャーズ』からパワーアップし、その中でも「ハルクVSハルクバスター」の戦闘シーンは見もの!ヒーロー同士の対決は後の『シビルウォー/キャプテンアメリカ』を意識するような展開となっています。

新ヒーローであるワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチと、ピエトロ・マキシモフ/クイックシルバーは、もともと『X-MEN』のマグニートーの子供という設定ですが、MCUシリーズにおいてX-MENのキャラクターは登場しないので、オリジナルの設定で登場しています。

他作品との関連でいうと、『ブラックパンサー』にも関連する特殊な金属ヴィブラニウムや、その産出国ワカンダなどの伏線も複数登場しています。また『エージェント・オブ・シールド』シーズン2には今作とリンクしたストーリーもあり。

ポイント

  • 新ヒーローを加えて、アベンジャーズがパワーアップ!
  • ハルクVSハルクバスターは迫力満天!
  • 『ブラックパンサー』や『エージェント・オブ・シールド』シーズン2ともリンク!

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『アントマン』2015年公開

MCUシリーズのフェイズ2最後の作品となるのが、シリーズ初登場のアントマン。名前の通り全長1.5cmの蟻サイズまで体を小さくできるヒーローが主人公です。
スパイコメディといったジャンルで、非常に見やすく楽しめる映画です。主人公のスコット・ラングの性格から、「MCUシリーズの癒し」とも言われています。
主演はポール・ラッド、初代アントマン/ハンク・ピム役にマイケル・ダグラス、ヒロインのホープ役にはエヴァンジェリン・リリーが出演しています。

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『アントマン』のあらすじ

窃盗罪により3年間服役していたスコット・ラングは、ようやく出所し、まともな人生を歩もうとするが、前科持ちということもあり、仕事をクビになってしまう。
また離婚した妻や、新たな再婚相手にも冷たくあしらわれるが、唯一娘のキャシーだけは変わらずスコットを慕ってくれている。しかし養育費の未払いから娘に会うことすら禁止されてしまう。
追い込まれたスコットは、以前の窃盗仲間のルイス、デイヴ、カートと共に再び窃盗の道に戻ることになる。

最初に狙ったのは莫大な資産を持つという老人が住む豪邸。ちょうど留守のタイミングを狙い、鮮やかに金庫まで忍び込んだスコットはそこで謎のスーツを発見する。
仕方なく持ち帰ったそのスーツを着ると、なんと体が縮小してしまう。

間一髪、元のサイズに戻ることができたスコットは、スーツを恐れて再び豪邸に戻そうとしてたところに、警察に捕まってしまう。
しかし保釈人として現れたのは、そのスーツの持ち主であるハンク・ピム博士だった。ピム博士は2代目アントマン候補を探すために、わざと自身の豪邸に忍び込ませたのだ。

ピム博士は自身の縮小技術「ピム粒子」の悪用を阻止するため、スコットにアントマンとなってもらい、ひいては世界を救ってくれと依頼。再び自分の人生を更生させたいスコットは、ピム博士とその娘・ホープの訓練を受け、アントマンとして活動することとなる。

今作に登場するハンク・ピム博士は、シリーズに度々登場している組織S.H.I.E.L.D.のメンバーの一人でもあり、冒頭には彼が組織を去るシーンも登場しています。
その際はトニー・スタークの父ハワード・スタークや、『キャプテンアメリカ/ザ・ファーストアベンチャー』のヒロインで、壮年となったペギー・カーターもカメオ出演。他にもアントマンがアベンジャーズの施設に忍び込む際には、ファルコンとも一戦交えるなど、他作品とのクロスオーバーも楽しむことができます。

ポイント

  • 縮小ヒーロー・アントマンが初登場!
  • 元犯罪者で、娘を持つ異色のヒーロー。
  • 多数のカメオ出演も見どころ!

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MCU作品一覧:フェイズ3

『シビルウォー/キャプテン・アメリカ』2016年公開

1年前に『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でヒーローたちが集結したばかりというのに、今作では再びヒーローたちが集合します。

しかし今作はヒーロー同士の仲間割れが描かれます。
ヒーローたちを国連の管理下に置く『ソコヴィア協定』をめぐって、反対派のスティーブ・ロジャース/キャプテンアメリカ賛成派のトニー・スターク/アイアンマンの二つに別れてしまう。

キャプテン派には、バッキー/ウィンターソルジャー、サム・ウィルソン/ファルコン、ワンダ・マキシモフ/スカーレットウィッチ、クリント・バートン/ホークアイ、スコット・ラング/アントマンがつく。

アイアンマン派には、ナターシャ・ロマノフ/ブラックウィドウ、ヴィジョン、ジェームズ・ローディ/ウォーマシン、そして初登場のティ・チャラ/ブラックパンサーと、ピーター・パーカー/スパイダーマンがつきます。

数々存在するヒーロー同士の戦いを描く作品とは一線を画すラストに注目。

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『シビルウォー/キャプテン・アメリカ』のあらすじ

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』から1年。ヒドラの残党ラムロウのテロ計画を阻止する任務に就いていたキャプテンアメリカ、ブラックウィドウ、ファルコン、スカーレットウィッチたちアベンジャーズは、辛うじてテロを食い止めるものの
自爆しようとしたラムロウを阻止しようとしたスカーレットウィッチが誤って民間人に被害を出せてしまう。
世界を守るためとは言え、数々の甚大な被害を出してしまったアベンジャーズを始めとしたヒーローたち。そんな超人を管理下に置くため、各国政府で構成された国連は「ソコヴィア協定」を決議、サディアス・ロス米国務長官による協定へのサインを求められたアベンジャーズは、自身のソコヴィアでの過ちを猛省したトニー・スターク派と、組織を信用し、自分たちの主導権を奪われることに懸念を示したキャプテン派に分かれてしまう。

結局両者の同意は得られないまま、国連にて賛成した各国政府たちによる調印式が開かれる。ブラックウィドウはその場で、自国の国民に被害を被ったワカンダの国王、ティ・チャカ、そしてその息子ティ・チャラと対面する。
しかし、ティ・チャカによる演説のその最中、爆破テロが発生。巻き込まれたティ・チャカが死亡してしまう。一命を取り留めたティ・チャカは、監視カメラ情報から犯人として特定されたバッキー・バーンズを、父の敵として復讐を誓う。

そのころ爆破テロ事件をしったキャプテンとファルコンは、エージェント13/シャロン・カーターの情報から、バッキーの場所を特定。一足早く接触する。
しかし特殊部隊の急襲と、ブラックパンサー/ティ・チャラの襲撃に遭い、逃亡。そこにローディ/ウォーマシンが現れその場にいたキャプテン、バッキー、ファルコン、ブラックパンサーを拘束する。

対テロ共同対策本部に収容されたキャプテンは再びトニーに、ソコヴィア協定へのサインを求められる。一度は賛同しかけたキャプテンだが、スカーレットウィッチを軟禁状態にしていることをしると再び拒否することに。
一方、爆破テロの犯人として精神鑑定を受けるバッキーは、精神科医にあるキーワードを唱えられ、暴走。施設から逃亡を図ろうとする。
それを止めようとしてキャプテンにより暴走を食い止めることができたが、バッキー、ファルコンと共に追われる身となる。

事件に対して業を煮やしたロス国務長官は、トニーとブラックウィドウに対して、キャプテンたちを拘束するように命じる。ブラックウィドウはティ・チャラに助っ人を依頼し、トニーも以前から目をつけていた高校生ピーター・パーカー/スパイダーマンをスカウトする。

そのころ、正気に戻ったバッキーはヒドラが行っていた超人計画をキャプテンたちに明かし、謎の精神科医が超人たちを目覚めさせ、世界の政府を転覆させようとしていると警告する。その計画を阻止するためにキャプテンたちは助っ人にクリント・バートン/ホークアイ、脱走したスカーレットウィッチ、そしてスコット・ラング/アントマンの力を借りることとなる。

空港で対面することとなった2チームは、やむを得ず乱戦に突入。ヒーローたちの絆は引き裂かれていく。

果たしてアベンジャーズの運命は?そして世界を救うことはできるのか?

登場するヒーローを見てわかる通り、今作は実質『アベンジャーズは2.5』だと称されています。
しかも初登場としてブラックパンサーとスパイダーマンの2人のヒーローが登場する豪華っぷりです。のちに2人のヒーローを主人公とした作品も公開されます。
見どころだらけの『シビルウォー/キャプテンアメリカ』はMCUシリーズでは外すことのできない作品となっています!

ポイント

  • ヒーローたちが2チームに別れ激突!
  • 実質アベンジャーズ2.5
  • ブラックパンサー、スパイダーマンがシリーズ初登場!

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『ドクター・ストレンジ』2017年公開

MCUシリーズ初登場となるのは魔法使いヒーローのドクターストレンジ
原作コミックではほぼチート並みの強さを誇るストレンジが参戦です。
今作は主人公で天才脳外科医のスーティヴン・ストレンジが事故による挫折から、魔法使いとなり、ヒーローへ成長する復活劇。
今までの魔法使い映画の常識を覆す演出と、2Dでも楽しめるアトラクションのような映像は必見です。

主演はベネディクト・カンバーバッチ、師匠エンシェントワン役にはティルダ・スウィントン、兄弟子のモルド役にはキウェテル・イジョフォー、蔵書の管理人ウォン役にベネディクト・ウォン、ヴィランのカエシリウス役にはマッツ・ミケルセンが出演。

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『ドクター・ストレンジ』のあらすじ

ニューヨークの病院で働く天才脳外科医のスーティヴン・ストレンジは、傲慢な性格ながらも、その腕を評価され順風満帆なな生活を送っていた。

しかし学会に向かうため自ら運転する車でよそ見運転をし、崖から転落、両腕に重傷を負う。

一命をとりとめたストレンジは、震えが止まらず、精密な技術が必要な医師の仕事に復帰できなくなった。

私財を投じてさまざまな治療を施すが、ことごとく失敗。自暴自棄となったストレンジは、脊髄損傷により下半身不随となった男パンク・ボーンの話を耳にする。

パンク・ボーンは、ストレンジに対しカマータージにという場所を教え、そこである人に会うように勧める。

藁をもすがる思いで、カマータージを探すストレンジは、途中暴漢に合うも、カマータージの魔術師モルドに助けてもらい、ようやく目的地にたどり着く。
そこで出会ったエンシェントワンに魔法の存在や世界の理を知ったストレンジは、なんとか弟子入り。魔術師としての修行を始めることに。

一方、エンシェントワンの元弟子で、闇の力に魅せられたカエシリウスは、世界の崩壊を目論み暗躍する。

魔術師となったドクターストレンジは、カエシリウスの野望を阻止することができるのか?

今作にはMCUシリーズの重要アイテム・インフィニティストーンの1つ、タイムストーンが登場します。
アガモットの眼としてカマータージに保管されており、その後はストレンジが首から下げる形で所有しています。
ドクターストレンジは『アベンジャーズ インフィニティウォー』などでも主要キャラとして活躍します。

ポイント

  • シリーズ初の魔法使いヒーロー登場!
  • タイムストーンの存在も明らかに!
  • 今後のMCUシリーズでも重要な作品に!

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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』2017年公開

2014年公開の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に続く2作目となるのが今作。原題では『Vol.2』のタイトルとなっています。
引き続きスターロードを始めとしたガーディアンズのメンバーが登場。前作で死亡したグルートは、その息子であるベビー・グルートとしてマスコットキャラ的な立ち位置で活躍します。

また、サノスに復讐を誓うネビュラや、スターロードの育ての親であるヨンドゥも再登場。
新キャラとしてマンティスも登場し、ますますグレードアップしていきます。
もちろんお馴染みの洋楽も各所に使われており、どこか懐かしい雰囲気も味わうことができます。

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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のあらすじ

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのピーター・クイル/スターロード、ガモーラ、ロケット・ラクーン、ドラックス、ベビー・グルートの5人は、ソヴリン星人のアイーシャの依頼で、アニュラクス・バッテリーを怪獣アビリスクから守る任務を遂行していた。
見事にバッテリーを守り抜いたガーディアンズたちは、その報酬としてソヴリン星人に拘束されていたネビュラを受け取る。

しかし星を後にしようとしたロケットはまんまとバッテリーをネコババし、ソヴリン星人たちに追われることとなる。

その途中に、謎のUFOに助けられたガーディアンズ。彼らを助けたのは神にも等しい力を持つエゴと、その世話人のマンティスだった。
エゴは数万年の時を経て惑星へと進化し、人間の姿をした分身で様々な惑星を旅していた。
そして地球でピーターの母と恋に落ち、生まれたのがピーター・クイルだった。つまりエゴは父親なのだ。

一方、アイーシャによって捕獲の依頼を受けたヨンドゥ率いるラヴェジーズは、別行動をしていたロケット、ベビー・グルートを追い詰めるが、ピーターに甘いヨンドゥに不満を感じまたティザーフェイスらはヨンドゥに対して、反旗を翻す。
ネビュラはその騒動に乗じて、ヨンドゥを襲撃し、倒すことに成功する。

ティザーフェイスらに捕らえられたヨンドゥ、ロケット、グルートだったが、機転とチームプレーで脱出。船を奪い返す。
エゴの本性を知っていたヨンドゥは、すぐさまスターロードの元へ向かうのだった。

今作では非常に多くのキャラクターが登場する一方で、どのキャラも埋もれることなく、しっかりと個性を発揮しているのが素晴らしい。
一時的ではありますが、ガーディアンズのメンバーも8人と大所帯になりましたからね。
また今作にはヨンドゥの恩人で、ラヴェジャーズ全部隊のリーダー、スタカー役にはシルベスタ・スタローンが出演しています。

ポイント

  • ノリの良さがグレードアップ!
  • スターロードの出自も判明!
  • 意外と泣かせるラストも注目!

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『スパイダーマン:ホームカミング』2017年公開

実写映画としてはサム・ライミ版以降2度目となるリメイクとなる『スパイダーマン:ホームカミング』
今作の主演は『シビルウォー/キャプテンアメリカ』でもスパイダーマンを演じたトム・ホランド

物語は『シビルウォー』から数か月後となっており、トニー・スタークが作った新しいスーツでニューヨークの街を守るピーター・パーカーの姿が描かれます。ヒーローとしてスカウトしたトニー・スタークも今作に登場してきます。カメオ出演としてクリス・エヴァンスがキャプテンアメリカ役としても登場しています。

今作のメインヴィランは、マシンの翼を持つヴァルチャー。バットマン役の経験もあるマイケル・キートンが演じています。

『スパイダーマン:ホームカミング』のあらすじ

アベンジャーズが迎え撃ち、なんとか地球を守った後、ニューヨークの瓦礫処理をしていたエイドリアン・トゥームスとその従業員たちだったが、トニー・スタークと政府が設立した「ダメージコントロール」によって、突然委託を打ち切られてします。その恨みからトゥームスは、チタウリの残骸から技術を盗み出す。8年後、トゥームスと従業員たちは宇宙の技術を使って武器の密造・密輸を行っていた。

トニー・スタークによって新たなヒーローとしてスカウトされたピーター・パーカー/スパイダーマンは、トニー製のスーツを使って、なんとかヒーローとして認めてもらおうとニューヨークで活動していた。
親友のネッドに自身の正体がバレたりなど未熟な面を見せていたピーターは、偶然見つけたトゥームスの部下ショッカーたちの密売を目撃。直後にヴァルチャーとなったトゥームスに襲撃され、湖へと落とされてしまう。
溺死寸前のところを自動操縦のアイアンマン マーク47に救出してもらうが、なかなか自分を認めてくれず、事件にも関心を寄せないトニーに不信感を募らせる。

ヴァルチャーの密売を独自にキャッチしたピーターは、フェリーに潜入するが、戦闘により船は真っ二つ。沈没寸前のところをまたしてもアイアンマン マーク47に救われる。
今回は自動操縦ではなく現場に駆け付けたトニーは、身勝手なピーターの行動に激怒しスーツを没収する。

果たしてスパイダーマンは、ヴァルチャーを倒し、「親愛なる隣人」としてニューヨークのヒーローになることができるのか?

サム・ライミ版『スパイダーマン』3部作や、マーク・ウェブ監督の『アメイジング・スパイダーマン』2作では、冒頭でピーター・パーカーがスパイダーマンの能力を得るいきさつが描かれてきましたが、『ホームカミング』ではあえてそのシーンは登場せず、簡単に説明されるのみで終わっています。

すでに映画で描かれてきたことを盛り込まないことで、今作は全く新しい「スパイダーマン」象を描き出しています。またアイアンマンの登場もあり、クロスオーバーも存分に楽しむことができます。
『シビルウォー』を見た後ならば十分に楽しめることでしょう。

ポイント

  • 2度目のリメイクとなったスパイダーマン!
  • アイアンマンことトニー・スタークも登場!
  • 前シリーズとは違った新世代のスパイダーマンを楽しめる!

『マイティ・ソー バトルロイヤル』2017年公開

「マイティ・ソー」の完結編となるのが今作『バトルロイヤル』。ちなみに原題は『ソー ラグナロク』となっており、ファンの間では今作を指す場合「ラグナロク」と呼ばれることがほとんどです。(邦題に関しては当初から批判が多かったですからね。)

『シビルウォー』でアベンジャーズが引き裂かれた内戦に参戦していなかったソーや、ブルース・バナー/ハルクがその間に何をしていたのかが描かれています。「ラグナロク(神々の黄昏)」という題名通り、アスガルドに終わりが訪れます。
ソーやハルクに加えて、おなじみのロキ、新キャラのヴァルキリーが登場します。ヴィランにはムジョルニアを破壊するほどのパワーを持つ死の女神ヘラが立ちはだかります。ヘラ役には名女優ケイト・ブランジェットが演じています。

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『マイティ・ソー バトルロイヤル』のあらすじ

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』から2年。ソーは様々な世界をめぐりインフィニティストーンを集めていたが、その途中に悪魔の国・ムスペルヘイムの炎の巨人スルトに捕まってしまう。スルトはアスガルドを滅ぼそうと予言するが、ソーはムジョルニアを駆使してスルトの王冠を奪取。ラグナロクを防いだ。

スルトの王冠を保管しようと久しぶりにアスガルドに戻ったソーは、父オーディンの様子がおかしいことに気づく。
実はオーディンは、死んだと思われていたロキが姿を変えたものだった。
ロキを連れ、本物のオーディンがいるという地球の老人ホームに向かうが、すでに取り壊されていた。しかし突然ロキはなぞのワープホールに落下する。残されたメモに書かれた住所に向かったソーは、地球の魔術師ドクターストレンジに出会う。
オーディンを探しにロキを連れて地球にやってきたことを知ると、ストレンジはソーとロキをオーディンのもとへ案内する。

ようやく再会することのできたオーディンはすでに命が尽きる寸前だった。
オーディンは息子二人にアスガルドに最大の危機が迫っていると告げて絶命した。

直後、幽閉されていた世界からワープしてきたヘラは、迎撃したソーのムジョルニアを破壊、アスガルドへ逃げかえるソーとロキを追いかけアスガルドへ侵入する。

ヘラによってビフレストから突き飛ばされたソーは、惑星サカールに流れ着く。そこでヴァルキリーによって拾われたが、「バトルロイヤル」の戦士としてグランドマスターに売られる。
ソーはバトルロイヤルの戦士として、チャンピオンと戦うこととなるが、そのチャンピオンこそ行方不明となっていたハルクだった。

一方、アスガルドに侵入したヘラは、スカージを部下として従え、圧倒的な力で次々と侵略していく。

果たしてソーは、ハルクとのバトルロイヤルに勝ち、アスガルドをラグナロクから救うことはできるのだろうか?

前2作とは全く異なるコメディ要素強めとなったいますので、雰囲気はかなり違っていますね。
ただそれが非常に良い方向に行っていますので、ソーやロキ、ハルクの新たなキャラクター象を描くことに成功しています。
上映時間自体も2時間ほどで、サクっと見ることができ、テンポも良いので非常に見やすいです。
クライマックス後のポストクレジットシーンにも注目です。

ポイント

  • コメディ要素強めの新たなソー!
  • ハルクも新しいキャラクター象が描かれる!
  • 『アベンジャーズ/インフィニティウォー』にもつながっている!?

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『ブラックパンサー』2018年公開

マーベル映画初の黒人ヒーローが主人公の『ブラックパンサー』。公開されてすぐにスマッシュヒットを飛ばし、新たなヒーロー像を示してくれた偉大な映画ですね。
キャストを始め、監督やスタッフもほとんどが黒人によって構成され、内容も『007』のようなスパイ要素もありながら、国王の座を争う政治的な面もあり、そしてアフリカを舞台にした若き国王の物語ということで、『ライオンキング』のような雰囲気のある作品です。

主人公のティ・チャラ/ブラックパンサーを演じるのは『シビルウォー/キャプテンアメリカ』から引き続いてチャドウィック・ボーズマン、元婚約者のナキア役にはルピタ・ニョンゴ、親衛隊リーダーで最強の女性戦士オコエ役にダナイ・グリラ、妹で天才科学者シュリ役にはレティーシャ・ライト、ヴィランであるユリシーズ・クロウには『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に引き続きアンディ・サーキス、メインのヴィランであるエリック・キルモンガー役には『ファンタスティック・フォー(2015年)』でヒューマントーチを演じたマイケル・B・ジョーダンが演じます。

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『ブラックパンサー』のあらすじ

『シビルウォー/キャプテンアメリカ』の内乱から1週間、テロにより父ティ・チャカを失い、黒幕であるジモを引き渡したティ・チャラ/ブラックパンサーは、アフリカの国ワカンダに帰国し、正式に王位を継承する。
国王となったティ・チャラは、ワカンダがヴィブラニウムによって超技術を有するという事実を世界から守る使命も受け継ぐこととなる。
しかしヴィブラニウムを狙うユリシーズ・クロウと、ワカンダに深い恨みを持つエリック・キルモンガーが、ティ・チャラの王位を奪おうと画策。その裏には前国王から続く因縁が隠されていた。

今作は『シビルウォー/キャプテンアメリカ』のすぐ後に起きた出来事ということで、先に公開されている『スパイダーマン:ホームカミング』や『ソー ラグナロク』よりも時系列的には先の出来事となります。
しかしほとんどの内容はティ・チャカやその周辺の人々、そしてワカンダが中心であるため、特に『シビルウォー』の知識が無くても見れるのが素晴らしいですね。
また今作はアフリカンな世界観と、未来的な空想の世界観が見事にミックスされた、不思議なワカンダの都市や技術も見どころの一つ。妹のシュリが作り出す様々な武器も注目ですね。

ヴィランであるキルモンガーも今までに登場してきた悪役とは一味違った深みのあるキャラクターで、主人公以上に存在感のあるキャラとなっています。

ポイント

  • ティ・チャカ/ブラックパンサーの初の単独作品!
  • 超技術を持つ国ワカンダの真実が明らかに!今後のシリーズにも影響!
  • 悪役キルモンガーにも注目!

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『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』2018年公開

ついにMCUシリーズ集大成となるのがアベンジャーズ3作目の『インフィニティウォー』
今までアベンジャーズに合流していなかった『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ドクターストレンジ』も登場。『シビルウォー/キャプテンアメリカ』では登場していましたが、アベンジャーズとして参加するのは初めてとなるスパイダーマンブラックパンサーも本格参戦です!

最強の敵サノスがインフィニティストーンを求めて地球を襲撃。最大の危機にアイアンマンやキャプテンアメリカ、ソーを始めとしてヒーローたちが集結する!

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『アベンジャーズ/インフィニティウォー』のあらすじ

数々の脅威を乗り越えてきた地球、宇宙のヒーローたち。『シビルウォー/キャプテンアメリカ』の影響でアベンジャーズは解散してしまったものの、新たなヒーローは次々と誕生していた。
そんな中、『アベンジャーズ』から裏で暗躍していたタイタン人のサノスがついに動き出す。サノスの目的は宇宙に散らばっている強大な力を持つインフィニティストーンを6つを集め、全宇宙の生命を半分にし、バランスを取ること。
トニー・スターク/アイアンマン、キャプテンアメリカ、ソー、ブルース・バナー/ハルク、ブラックウィドウをはじめ、新メンバーとなるスパイダーマン、ドクターストレンジ、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、ブラックパンサーも参戦し、最強のラスボスのサノスに挑む。

サノスが集めいてるインフィニティストーンには、1つを除き今まで公開されきた作品に登場してきています。

マインドストーン⇒精神を操ることができる。『アベンジャーズ』に登場し、のちにヴィジョンの額へ。
スペースストーン⇒空間を操ることができる。『キャプテンアメリカ/ザ・フォーストアベンジャー』にて四次元キューブとして登場。
リアリティストーン⇒現実を操ることができる。『マイティ・ソー/ダークワールド』にエーテルとして登場。
パワーストーン⇒力をつかさどる。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』にオーブとして登場。
タイムストーン⇒時間を操ることができる。『ドクターストレンジ』にアガモットの目として登場。
ソウルストーン⇒魂をつかさどる。未登場。

どれも非常に強力な力を持っています。

ポイント

  • アベンジャーズに、スパイダーマン、ドクターストレンジ、ブラックパンサー、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが初参戦!
  • 最強のラスボス、サノスが地球を襲来!
  • インフィニティストーンも重要なキーアイテムに!

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『アントマン&ワスプ』2018年公開

2015年の『アントマン』に続くシリーズ2作目。
今作の時系列は先に公開された『アベンジャーズ/インフィニティウォー』の前の出来事。またアントマン以外にも新ヒーローとしてヒロインのホープが2代目ワスプとして登場!
パワーアップした変幻自在のアクションを楽しむことができます!

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『アントマン&ワスプ』のあらすじ

初代アントマンであるハンク・ピムと、ヒロインであるホープ・ヴァン・ダインは、3年前に不可能と思われていた量子世界からの脱出を成功させたスコット・ラングの一件から、姿を消したジャネット・ヴァン・ダインの救出方法の研究に明け暮れていた。スコットは、ソコヴィア協定に反対するキャプテンアメリカに加担したため、2年間の軟禁状態に置かれていた。
そんな中、量子世界へ向かう「量子トンネル」の完成を目前としていたハンクとホープは、闇取引を行っていたソニー・バーチと交渉が決裂し、抗争に発展。ホープがワスプとなり何とか退けるものの、物体をすり抜けるゴーストによって量子トンネルの部品を奪われてしまう。
スコットとホープはゴーストから部品を取り返し、量子トンネルを完成させることができるのか?
そして『インフィニティウォー』との関係はどうなる?

時系列としては『アベンジャーズ/インフィニティウォー』よりも少し前から同時期に起きた出来事として描かれます。2代目ワスプとなったホープは、アントマン以上の活躍を見せてくれます。まさにタイトル通り2人が主人公の映画です。

今作では前作にその姿が登場しなかったジャネット・ヴァン・ダイン役にミシェル・ファイファーが出演しています。彼女がどのように今作で登場してくるのかは見てのお楽しみ。

ポイント

  • ホープが2代目ワスプとして活躍!
  • 縮小化・巨大化するアントマンのアクションに注目!
  • 量子世界は今後のシリーズに影響も?

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『キャプテン・マーベル』2019年公開

マーベル・スタジオ初の女性ヒーローが主人公の『キャプテンマーベル』。主演にはアカデミー賞女優のブリー・ラーソンが務めます。
今作の時代設定は、『アイアンマン』よりも20年近くさかのぼる1990年代。果たしてどのようなストーリーが描かれるのか?
MCUシリーズにとっても重要な作品になるとか?

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『キャプテンマーベル』のあらすじ

1995年、クリー帝国の特殊部隊スターフォースとして任務につくヴァースは、惑星ハラで姿を変える能力のあるスクラル星人たちに捕まった仲間を救い出す任務に就く。しかし任務は罠であり、ヴァースはスクラル星人に捕まり、彼女の頭の中を探られる。
何とか脱出したヴァースは攻撃を受けながらも偶然に地球へと墜落する。何とかしてスターフォースの隊長ヨン・ログへ連絡を取り合流しようとするが、そこへSHILEDで働く若き日のニック・フューリーと出くわす。フューリーと行動を共にするヴァースだったが、徐々に彼女の隠された秘密が明らかになっていく。

ヴァースことキャロル・ダンバースは地球でのテスト飛行中に事故に遭い、そのままクリー星人の血を輸血されたのち記憶喪失で戦士として戦っていた。

彼女の体に宿ったエネルギー放出能力を利用しようとするヨン・ログやクリーの最高指導者スプリーム・インテリジェンスの野望を打ち砕くため、キャロルは本当の敵と守るべきもののために戦っていく。

時系列はMCU1作目の『アイアンマン』よりもはるか昔の1995年。若き日のフューリーやコールソンの登場が注目され、今までキャプテンマーベルがどこで何をしていたのかも明かされていきます。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』にも繋がるそのストーリーにも注目です。

ポイント

  • 新たなキャプテンの誕生秘話と謎ときミステリー要素ありのヒーロー映画!
  • アイアンマンよりも昔の時系列!
  • フューリーやコールソンの若き日の活躍も注目!

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『アベンジャーズ/エンドゲーム』2019年公開

3作目の『アベンジャーズ/インフィニティウォー』に続く、4作目となるのが『アベンジャーズ/エンドゲーム』。
サノスによって全宇宙の命の半分が消し去られた後のストーリーを描きます。

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『アベンジャーズ/エンドゲーム』のあらすじ

『アベンジャーズ/インフィニティウォー』での戦いの直後、敗北したアベンジャーズたちは消滅した仲間たちの命を諦めきれずにいた。宇宙を彷徨っていたトニー・スタークとネビュラを救出したキャプテンマーベルと合流したキャプテンアメリカたちは、今一度ストーンを取り戻すために農園へと逃げたサノスを追い詰める。しかしサノスはすでにすべてのストーンを破壊、なすすべのなくなったアベンジャーズ。ソーは怒りに任せてサノスの首を切り落とし、インフィニティウォーの終止符を打った。

サノス討伐から5年後、人口の半分が消えた地球では立ち直り前へと進もうとする者や、諦めきれずもがき続ける者など様々な思いを抱えながら人々は暮らしていた。

しかし突如として量子世界から戻ったアントマンことスコット・ラングは、自身が数時間しか量子世界にいなかったのに、外の世界では5年経過していたことに驚く。

スコットの話からヒントを得たアベンジャーズたちは、量子世界を利用したタイムトラベルを考案、過去の時間からインフィニティストーンを借り、消滅した人々を取り戻す「タイム泥棒作戦」を実行する。

和解したトニーとスティーブ・ロジャースをはじめとした生き残ったアベンジャーズたちはそれぞれ関係のあった時間へと飛ぶ。

果たしてアベンジャーズたちは消滅した人々を取り戻すことができるのだろうか?

今作には『インフィニティウォー』に登場しなかったスコット・ラング/アントマンと、クリント・バートン/ホークアイが登場!ホークアイに関しては今作でローニンという新たな名前で活動もしています。

アイアンマンを演じてきたロバート・ダウニーJr.、キャプテンアメリカを演じたクリス・エヴァンス、ソーを演じたクリス・ヘムズワース今作をもってシリーズの卒業を表明しています。

また公式には『アイアンマン』~『アベンジャーズ/エンドゲーム』までを「インフィニティサーガ」と名付けた1つの章としてとらえていることも明らかに。10年間の集大成となる今作はマーベルファンなら絶対に観るべき作品です!

ポイント

  • アントマンとホークアイも参戦!
  • サプライズなキャラクターや演出も目白押し!
  • インフィニティサーガ最終作!アイアンマン、キャプテンアメリカ、ソーの最後の有志!

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『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』2019年

MCU版スパイダーマンシリーズの2作目となる『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』。『アベンジャーズ/エンドゲーム』の後の世界を描くストーリーとなっており、同時にMCUフェイズ3の最終作として位置づけられています。

『エンドゲーム』の戦いの後、ヒーロー活動の休暇と思いを寄せるMJへの告白のために、クラスメイトたちとヨーロッパへ旅行へ向かうピーター・パーカー。

しかしベネチアでエレメンタルズと呼ばれるモンスター集団の1人・ハイドロマンの襲撃に遭う。そこへ駆けつけたのはサノスのスナップの影響で開いた別世界から来たと名乗るクエンティン・ベック/ミステリオ

別世界ではスーパーヒーローとして活躍したミステリオはスパイダーマンや、指揮をとるニック・フューリーと協力してエレメンタルズを倒そうとする。

果たしてピーターの夏休みはどうなってしまうのか?フェイズ4へともつながる重要な今作は必見です!

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のあらすじ

トニー・スタークが自らを犠牲にしてサノスによって消滅した生命を戻し、5年の間に変化してしまった世界が舞台。
サノスのスナップの影響によって、別世界から来たというクエンティン・ベック/ミステリオは、自身の世界を滅ぼしたエレメンタルズが、こちらの世界にも現れ、彼らを倒すためにSHLEDのニック・フューリーに協力を依頼する。
フューリーはそのサポートとしてピーター・パーカー/スパイダーマンを招集するが、ピーターは夏休みのヨーロッパ旅行で、MJに告白することを計画していた。

旅行の最中に現れるエレメンタルズと戦いながらも、トニー・スタークが残したドローンなどを操ることができるサングラス型のデバイス「イーディス」や、ミステリオと協力してなんとか街の平和を守ることに成功する。

しかし自分がトニー・スタークにはなれないと悟ったピーターはミステリオにイーディスを渡してしまう。しかしそれが彼の本当の目的だった・・・。

果たしてピーターは無事に夏休みとMJへの告白を成功させて、世界を救うことができるのだろうか?

『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界の作品として初めてということもあり、注目度の高かった映画。
今作にはトニー・スタークの遺志を継ごうと努力するピーターの苦悩も描かれており、今作ではさらなるピーターの成長が描かれている。

また次に続く『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』にとっても非常に重要な作品となるとなるため、見逃さないように!

ポイント

  • 『エンドゲーム』後最初の作品
  • ミステリオがヴィランに!
  • ラストにサプライズも!

MCU作品一覧:フェイズ4

『ブラックウィドウ』2021年公開

アベンジャーズの初期メンバーである女性ヒーローのブラックウィドウが主人公の作品。
時系列はは『シビルウォー/キャプテンアメリカ』の直後で、政府に追われる身となったナターシャ・ロマノフが謎のヴィランであるタスクマスターと戦いを繰り広げます。

またホークアイことクリント・バートンとの間に起きた”ブダペスト”の真相も明かされる予定となっており、いままで謎に包まれていた彼女の過去が明らかにされてる。

『ブラックウィドウ』のあらすじ

時は2016年。『シビル・ウォー』にてキャプテン・アメリカ側に付いたことで、アメリカ政府に追われる身となってしまったブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフは、身を隠すためにかつての仲間たちに連絡をとって、ひっそりと用意されたキャンピングカーの中で暮らしていた。

そんなある日、かつて妹として共に暮らしていたエレーナからある合成ガスが届く。しかし突如として合成ガスを狙うタスクマスターと呼ばれる兵士に襲撃されてしまう。

なんとかガスを守り抜いたナターシャはエレーナの元に向かう。
どうやらナターシャやエレーナがスパイとして養成されたレッドルームが、彼女たちが持つブラックウィドウたちの洗脳を解くことができる合成ガスを狙っていることが明かされる。

過去を精算するため、ナターシャは過去に任務ながらも本物の家族のように暮らしていたアレクセイ/レッドガーディアンや、メリーナと接触し、レッドルーム壊滅のために再び手を組むことになる。

今作では今まで多くは語られてこなかったナターシャ・ロマノフの過去がようやく明かされ、さらには新たなキャラクターとしてエレーナ、レッドガーディアン、メリーナが登場する。
特にエレーナはナターシャ亡き後の新しいブラックウィドウとしての活躍にも期待されており、すでに『ホークアイ』にも登場を果たしている。

ポイント

  • 空白の期間を埋める物語
  • ナターシャの過去が明らかに!
  • 次なるブラックウィドウのエレーナが登場

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『シャン・チー/テン・リングスの伝説』2021年公開

アジア人ヒーローを主人公とした初のマーベル映画。カンフーを得意とするシャン・チーを主人公にした作品で、本格的なアクション映画となっている。
また『アイアンマン3』には偽物のマンダリンが登場していましたが、今作ではトニー・レオンが演じる本物のマンダリンが登場します。

シャン・チー役には中国系俳優のシム・リウが務め、MCUシリーズに新たな風を吹き込んでくれている。

『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のあらすじ

アメリカでショーンとしう偽名で暮らすシャン・チーは、高級ホテルの駐車場係として、幼馴染のケイティとともに日々暮らしていた。
しかしある日妹のシャーリンから手紙が届き、彼が目を背けてきた父親の脅威が再び迫っていくることになる。

ケイティとともにバスに乗車していたところ、父親からの刺客に襲われたシャン・チーは、いままで隠してきたカンフーを駆使して見事に刺客を退け、バスの乗客たちの人命救助も行う離れ業を見せる。
隠し通すことができなくなったシャン・チーは自らの正体をケイティに明かして、シャーリンの待つマカオへと向かう。

マカオで闘技場のオーナーとして成功していたシャーリンだが、実は手紙を送ったのは彼女ではなかったことが明らかになる。そこに再び父親の刺客と、最強の殺し屋であるデスディーラーが襲撃、惜しくも彼ら捕らえられてしまう。

シャン・チーは十年ぶりに父親で、テン・リングスの力によって千年もの長い間生き延びているウェン・ウーと再会を果たすが、どうやら彼はすでに亡くなっているシャン・チーたちの母親イン・リーが、彼女の故郷であるターローに捕らえられていると信じており、どうにかしてその村に向かおうとしていることがわかる。

シャン・チーとシャーリー、ケイティはテン・リングスの地下にてかつてマンダロリアンを名乗って、テロリストの親玉を演じさせられていたトレヴァー・スラッタリーと謎の生物モーリスと出会う。どうやらモーリスがターローへの行き方を知っているとわかったシャン・チーたちは車を盗み出してテン・リングスから抜け出すことに成功する。

なんとかターローにたどり着いたシャン・チーたちはそこで、自身の叔母であるイン・ナンと出会い、ターローという村の秘密や、その奥にある洞窟に魔物が封印されていることを知る。

シャン・チーは迫るウェン・ウーとテン・リングスとの戦いに備えて、イン・ナンとの修行に取り組み、イン・リーのように流れるようなカンフーの技を習得する。

そしてターローの場所を突き止めたウェン・ウーは、未だにイン・リーが村に捕らえられていると信じて、ターローの村人たちと激突する。
息子であるシャン・チートの直接対決でも圧倒的なテン・リングスの力によって彼を湖の底に沈めてしまう。

そのとき湖に眠っていた伝説の龍・グレート・プロテクターによって助けられたシャン・チーは、魔物が眠る洞窟の封印を解こうとするウェン・ウーの元に再び現れる。

阻止も虚しく封印は解かれてしまったが、しかしそこから出てきたのはイン・リーではなく、巨大なドラゴンのようなモンスターだった。同時に洞窟から出てきたコウモリのような小さなモンスターたちが誰かれ構わずに人間の魂を吸収し始めてしまう。

モンスターたちはグレート・プロテクターの魂さえも吸収しようとして大ピンチに陥る。果たしてシャン・チーたちは魔物を倒すことができ、世界を守ることができるのだろうか?

今作は本格アクションが楽しめる映画でありながらも、ファンタジー要素もある不思議な構成の映画となっています。

またカメオ出演には『ドクター・ストレンジ』のウォンや、実に10年以上ぶりの再登場となる『インクレディブル・ハルク』のヴィランであるアボミネーションも登場しているます。

ポイント

  • MCU初のアジア人主人公の映画!
  • 本格カンフーアクション!
  • カメオ出演にも注目!

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『エターナルズ』2021年公開

フェイズ4の新単独映画である『エターナルズ』は、マーベル世界に存在する神の種族エターナルズと呼ばれる存在を扱う総代なストーリーとなっています。
キャストにはアンジェリーナ・ジョリーや、マ・ドンソクをはじめとした実力派俳優が多数出演。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』などでも触れられていた、宇宙や惑星の創造主の存在にも焦点を当て、MCUにとって新たな宇宙を舞台にした作品になっていきます。

『エターナルズ』のあらすじ

はるか7000年の昔、まだ人類が文明を築く以前に地球に突如として現れた巨大な宇宙船。
そこから降り立ったのはエターナルズと呼ばれる10人の人物だった。

彼ら・彼女らはディヴィアンツと呼ばれる異形の存在から人間たちを守るために地球に現れ、以後現代まで人類の文明の進化を手助けしながらエターナルズは地球に人間社会に溶け込みながら暮らしていた。

そして『エンドゲーム』で全てが元通りになった2023年、博物館の職員として働くエターナルズのセルシは、かつて絶滅させたはずのディヴィアンツが再び襲撃にあってしまう。
その場に共にいたエターナルズのスプライトや、恋人で人間のデイン・ウィットマンとともにディヴィアンツと戦うが、追い詰められてしまう。

そんな危機を救ったのだエターナルズ最強の戦士で、セルシノかつての恋人であるイカリスだった。
なんとかディヴィアンツを退けることに成功したが、ディヴィアンツは以前にはなかった言語能力や、傷の回復能力を有していることがわかる。

新たな危機が地球に迫っていることを察したセルシやイカリスたちは、数百年もの間離れ離れになっていたエターナルズを集結させて、この危機を阻止しようと行動を開始する。

しかし最初に向かったエターナルズのリーダーであるエイジャックスはすでにディヴィアンツに襲撃されてしまったことで死亡してしまった。
彼女の亡骸を前に悲しむセルシは突如として、エイジャックの中から現れた金の玉が彼女の体に移り、エターナルズの創造主でもあるセレスティアルズのアルシェムと交信することができるようになる。

セルシたちは再び世界中に散らばったエターナルズたちのもとに向かい、インドでボリウッドスターとして活躍するキンゴ、オーストラリアで共に暮すセナとギルガメッシュ、人間同士が争うことに心を痛め、独自のコミュニティを築いていたドルイグ、アメリカで夫と子供とともに幸せに暮らしていた科学者のファストス、そして宇宙船ドーモでひとり読書をしながら引きこもっていたマッカリを集めることに成功する。しかしその途中でギルガメッシュはパニックになったセナを守るために命を落としてしまう。

セルシは二度目のアリシェムとの交信によって、エターナルズの役目が次なるセレスティアルズを生み出すために、惑星の知的生命体を反映させて、その知的生命体のエネルギーを使って惑星から新たなセレスティアルズを生み出させることだったことを知る。そしてそれを邪魔するディヴィアンツと殲滅もエターナルズの任務のひとつだったことがわかる。

地球はセレスティアルズの宿主に選ばれており、近年頻発していた地震がその誕生が迫っていたことの合図だったことが発覚する。

人類とともに長い間暮らしてきたセルシはその事実を受け入れることができず、セレスティアルズの誕生を阻止して、地球と人類を守ることを決意する。
その決断についていくことを決めたセナ、ドルイグ、ファストス、マッカリだったが、一方でセレスティアルズへの忠誠を誓っていたイカリスと彼を慕うスプライトは反対に回る。キンゴはどっちつかずな立場でその場から去ってしまった。

地球滅亡の危機にエターナルズたちは結集して人類を守ることができるのだろうか?

今作は時間軸も映像も非常に壮大に描かれており、今までにはなかったタイプの作品であることが、新たなフェイズのMCUシリーズの象徴となっています。
複数の新キャラが登場しているにも関わらず、全てのキャラに活躍の場が与えられており、映画を見終わるころにはエターナルズ全員の名前を覚えることができてしまう不思議な作品でもあった。

エターナルズも今後のMCUシリーズにおいて非常に重要な役割を担っていくことは間違いないため、見逃さないようにしておこう!

ポイント

  • 数千年に渡る壮大な物語!
  • エターナルズという新たなヒーローが登場!
  • 宇宙の神々も姿を現す!

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『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』2022年公開

トム・ホランドが主演するMCUシリーズのスパイダーマンシリーズ第三弾で、完結編として位置づけられた『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。

今作はMCUシリーズが始まる以前に公開されたサム・ライム監督の『スパイダーマン』三部作や、MCUシリーズと同時進行ながらも別の世界として展開してた『アメイジング・スパイダーマン』から、グリーン・ゴブリン、ドクター・オクトパス、エレクトロが同じ俳優で再登場を果たしている超話題作です!

前作『ファー・フロム・ホーム』直後から始まる今作は、スパイダーマンとしてもピーター・パーカーとしても非常に重要な作品となっているため、見逃さないようにしょう!

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のあらすじ

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ラストで、ミステリオによってその正体を暴露されてしまったピーター・パーカー/スパイダーマン。物語はその直後から始まる。

スパイダーマンであることがバレてしまったピーターには完全にプライベートがなくなってしまい、学校に行くのも大勢の人々に囲まれてしまっていた。
またスパイダーマンがミステリオを殺害したことを信じる人々による抗議活動も白熱し、恋人のMJや親友のネッドにも影響が及ぶようになる。

ミステリオ殺害容疑は凄腕弁護士のマット・マードックによって疑いが晴れるが、ピーターのスパイダーマンとしての活動を良しとしない世間の評判によって、ピーターたちはことごとく大学に不合格になってしまう。

その状況をなんとかしようと考えたピーターは、かつてアベンジャーズとしてサノスと戦ったドクター・ストレンジに頼ることにする。

ストレンジはピーターの「世界の人々からスパイダーマンがピーター・パーカーである」という記憶を消すという依頼を、共に戦った好みで快諾する。

呪文を唱え始めたストレンジだったが、ピーターはMJやネッド、メイおばさんなどの魔術から除外したい人たち次から次へと付け加えたことで、ストレンジは呪文に失敗してしまう。
一旦は応急処置で呪文の暴走を抑え込むことに成功したが、ストレンジはピーターが大学に不服を申し立てる前に自分のところに来たことに憤慨して、彼を追い出してしまう。

ピーターはなんとか大学の上層部に接触して、少なくともMJとネッドの不合格を取り消すように、車で移動中の副総長代理に懇願するが、そのとき突如として巨大なアームが出現する。

そのアームの持ち主はなんとドクター・オクトパスだった。どうやらスパイダーマンのことを知っているようで、一目見るやいなやピーターに襲いかかる。

ドック・オクはアイアン・スパイダーのナノテクスーツの一部を奪うと、ピーターにトドメを刺そうとするが、ピーターによってアームのコントロールを奪われてしまい、拘束される。

なんとかドック・オクの暴走を阻止することができたピーターだったが、次には不気味な笑い声とともに煙の中からグリーン・ゴブリンが出現する。
ゴブリンが襲撃する直前にストレンジによってサンクタムの地下に転送されたピーターは、ストレンジにこの現象の理由を聞く。

どうやら暴走した魔術によって、「マルチバースからピーターがスパイダーマンである人物」を呼び寄せてしまったとのことだ。
ドクター・オクトパスやグリーンゴブリンはその取りこぼしとしてMCU世界に紛れ込んでしまったのだ。
ストレンジは先にリザードを捕獲しており、地下牢に閉じ込めていた。

ピーターはストレンジに魔術によってヴィランたちを転送できる装置をもらい、MJとネッドと協力してマルチバースから紛れ込んだヴィランを探すことになる。

そして見つけたのは電撃を操るエレクトロだった。電撃を食らう直前にピーターの前に壁として立ちはだかったのはサンドマンだった。
ピーターはサンドマンと協力してエレクトロを捕獲することに成功するが、それを殺したと勘違いして襲いかかろうとするサンドマンも地下牢に転送した。

4体のヴィランを捕らえたピーターだったが、突然メイおばさんが”それっぽい人”を見つけたとの連絡を受けた。その人物はグリーンゴブリンことノーマン・オズボーンだった。
ノーマンは自分の世界とは全く違う今の世界に混乱していたが、ピーターによって元の世界に戻れることをしって共に地下牢へと向かう。

ストレンジは捕らえたヴィランたちを元の世界に戻そうとするが、どうやら彼らはスパイダーマンによって倒される運命だったことがわかる。
その事実をしったピーターは彼らを助けるためにストレンジが持つ暴走した魔術を封印したマジックボックスを奪うことに成功する。

ヴィランたちの”治す”ことにしたピーターは、かつてトニー・スタークが残した技術を使って、まずドクター・オクトパスのアームの制御装置を修理してみせた。そして見事にアームの暴走は止まり、ドクター・オクトパスは、オットー・オクタビアスとしての正気を取り戻した。

この調子でエレクトロの体も治そうとするが、密かに人格が目覚めていたグリーンゴブリンが暴走、ヴィランたちは逃げ出してしまった。

グリーンゴブリンと直接対決するピーターだったが、ギリギリのところでパンプキンボムを投げられていまい、共にいたメイおばさんも爆発に巻き込まれてしまう。

メイは「大いなる力には大いなる責任が伴う」とピーターに言葉を残して絶命した。

一方ピーターからの連絡を待つネッドとMJだったが、ストレンジから奪ったスリングリングをつけたネッドが何気なく言った「ピーターに会いたい」の言葉でポータルが開いてしまう。そこから現れたのはなんと別世界『アメイジング・スパイダーマン』からきた別の存在のピーター・パーカー/スパイダーマン(アンドリュー・ガーフィールド)だった。

驚くべき現象にさらにピーターの元にポータルを開こうとするが、そこから現れたのはまた別世界から来たピーター・パーカー/スパイダーマン(トビー・マグワイア)だった。

歴代のスパイダーマンが集結したことで、MJとネッドはひどく落ち込んだピーターの元に向かう。3人のピーターたちはともに協力してヴィランたちを再び治療して、元の世界戻すこと計画する。

そして集められたヴィランとスパイダーマンたち。果たして彼らの目的は達成することはできるのだろうか?

MCUシリーズのおいて本格的にマルチバースが始まった最初の映画とも言える今作。
そしてそのマルチバース設定を最大限に利用することて、完全に分断されていたかつてのスパイダーマンの映画からヴィランだけではなく、スパイダーマンまで呼び寄せて、三人のスパイダーマンが集合する夢の共演を実現してくれている。

長年マーベル映画を追い続けたファンにとってはご褒美的な作品でもあった。

トム・ホランドが演じるスパイダーマンシリーズはここで完結となっているが、すでに4作目以降の話もあるとされているため、今後の情報に期待だ。

ポイント

  • ついに始まるマルチバース!
  • かつてのヴィランが登場!
  • 夢のスパイダーマン同士の共演も!

『ドクターストレンジ イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』

2017年日本公開のベネティクト・カンバーバッチ主演の『ドクターストレンジ』の正統な続編。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』での出来事を受けて、マルチバース化が進んだ世界を舞台した映画となっています。

主人公にはお馴染みのドクター・ストレンヂやウォンの他に、ドラマ『ワンダヴィジョン』の出来事を受けて覚醒したスカーレット・ウィッチも登場する。

新キャラクターにはアメリカチャベスが登場し、彼女はマルチバース間を移動することができる能力を持っています。
2022年5月4日に全米公開予定。

『ソー:ラブ&サンダー』

シリーズとしては異例の単独映画4作目となる『ソー:ラブ&サンダー』。監督は『ラグナロク』に引き続いてタイカ・ワイティティ。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』の後を描く作品で、映画にはソーやヴァルキリーのほかにも、ナタリー・ポートマン演じるジェーン・フォスターも再登場します。

またジェーンは今作でムジョルニアを持ち上げ、雷の力を使う女性版マイティ・ソーになることも判明しています。

ヴィランのゴア・ザ・ゴッド・ブッチャーには『ダークナイト』シリーズでバットマンを演じたクリスチャン・ベールとなる。

2022年7月8日に全米公開予定。

『ブラックパンサーワカンダ・フォーエバー』

2018年の大ヒット作『ブラックパンサー』の正統な続編。監督は引き続きライアン・クーグラーが担当。主演もチャドウィック・ポーズマンが出演する予定だったが、2020年8月に急逝。その後今作がどのようなキャスティングになるのかはわかっていない。

おなじみのキャラクターの再登場に引き続き、今作のメインヴィランとして噂されるのは海底の王者ネイモアになるのではないかといわれています。

2022年11月11日に全米公開予定。

どうなるフェイズ5&6!

MCUシリーズは『アイアンマン』~『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』がインフィニティ・サーガで、『ワンダヴィジョン』~『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』までがマルチバース・サーガと呼ばれることが明らかにされている。
その名の通りマルチバースをメインに扱うフェイズ4~6メインとなり、インフィニティ・サーガよりも壮大な世界観で物語が展開されていくことになります。

『ザ・マーベルズ』

2019年公開のブリー・ラーソン主演映画『キャプテンマーベル』の続編。
監督は前作から変更されてニア・ダコスタが務める。

『ワンダヴィジョン』に登場する成長したモニカ・ランボーや、『Ms.マーベル』の主人公も登場することがわかっている。

『ザ・マーベルズ』』は2023年2月17日に全米公開予定。

『ブレイド』

マーベル世界のダークヒーローであるヴァンパイアハンター・ブレイドを主人公にした作品。
ウィズリー・スナイプスが演じた作品のリブート作品となります。

主演にはドラマ『ルーク・ケイジ』でコットンマウス役を演じたマハーシャラ・アリ。
ブレイドは声のみが『エターナルズ』のポストクレジットシーンにも登場している。

公開時期やストーリーなどの詳しい情報は明かされていない。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:Vol.3』

ジェームズ・ガン監督によりシリーズ3作目で、完結編の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:Vol.3』。
元は2020年に公開予定だったが、監督とディズニー社側とのいざこざによって延期されていた。

今作は『アイ・アム・グルート』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』とも関連した作品になるとも言われいる。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:Vol.3』は2023年5月5日に公開予定。

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』

スコット・ラングとホープ・ヴァン・ダインを主人公としたシリーズ3作目の『アントマン&ワスプ:クアントマニア』。

今作にはジョナサン・メジャース演じる、マルチバースを支配するヴィランの征服者カーンが登場する予定となっている。
すでに『ロキ』には同じ俳優によって”在り続ける者”と呼ばれる、マルチバースを管理するキャラクターが登場していた。

また今作では成長した娘のキャシー・ラングも登場してくる予定だ。

今作は2023年7月28日に公開予定。

まだまだ続くMCU新作映画!

2020年~2023年までの2年間で公開される映画・ドラマの一覧は公式に発表されていましたが、すでに製作が発表されていた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:Vol.3』の名前はなかった。

おそらくフェイズ5ではそれらの作品に加えて、以下の作品の公開が発表されている。

2023年以降の公開予定作品

  • 『ファンタスティック・フォー』
  • 『ブレイド』
  • 『スパイダーマン』4作目

ドラマ作品

MCUシリーズは映画だけではありません!ドラマ作品も展開されています!
もちろんドラマも映画と同じ世界観を共有しており、クロスオーバーはないものの、映画の出来事への言及や影響なども描かれています。

Disney+ (ディズニープラス)作品

ウォルト・ディズニー社が独自の動画ストリーミングサービスとして2019年より開始する「Disney+ (ディズニープラス)」。
ここでは映画でメインにもなっているキャラクターが主人公となったドラマが製作・配信されます。ほかのドラマシリーズよりも、より映画と相互に影響しあう作品になっています!

『ワンダヴィジョン』

マインドストーンによって力が目覚めたワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチと、額にマインドストーンを宿すアンドロイド・ヴィジョンのカップルヒーローが主人公のドラマ。

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でサノスによって破壊され、その後復活することもなかったヴィジョンが何故かワンダとともに幸せな家庭を築いていた。
しかもアメリカのコメディ・ドラマであるシットコム風の世界観になっており、世にも奇妙な夫婦生活が描かれている。

その真相はワンダの力の暴走によってある街に作り上げられた彼女の理想とする世界だった・・・。果たしてワンダやこの世界の行方はどうなってしまうのだろうか?

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『ファルコン&ウィンターソルジャー』

キャプテンアメリカのサイドキックスとして活躍したバッキー/ウィンターソルジャーと、サム・ウィルソン/ファルコンの2人を主人公にしたドラマ。

スティーブ・ロジャースがキャプテン・アメリカを引退し、次なるキャプテン・アメリカとその盾をめぐる物語で、今作ではアメリカ政府によって擁立されたジョン・ウォーカーが新しいキャプテン・アメリカとして活躍することになっている。

しかし彼の行いはかつてのスティーブ・ロジャースとは大きく異なり、サムやバッキーは反発する。

果たして次のキャプテン・アメリカは誰になるのだろうか?

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『ロキ』

雷神ソーの弟で、いたずらの神ロキが主人公の作品
『アベンジャーズ/エンドゲーム』でのアベンジャーズの時間泥棒作戦によって、『アベンジャーズ』のニューヨーク決戦終戦後、囚われの見ながらたまたま入手した四次元キューブによって逃亡に成功する。

しかしTVAと呼ばれる神聖時間軸を管理する組織に逮捕されたロキは、マルチバースを作り出そうとした罪で裁かれそうになる。

そんな状況からロキを助け出したのはTVAの職員であるメビウスだった。メビウスはロキと協力して神聖時間軸を破壊しようとする謎の人物を捕獲するために行動する。

しかしその人物は別世界で、女性版のロキことシルヴィーだったのだ。

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『ホークアイ』

『アベンジャーズ』の初期メンバーとして活躍した世界最高の弓矢のヒーロー・ホークアイを主人公にしたドラマシリーズ。主演は映画と同じくジェレミー・レナ―が務めている。

ドラマの舞台はある年のクリスマス、かつてのニューヨーク決戦で戦うホークアイの姿をたまたま見たことで、彼に憧れを持つことになったケイト・ビショップは、クリント・バートンがローニンとして活動していた際のスーツを入手する。

そのスーツを来たことでローニンが復活したことが騒ぎになり、クリントもケイトに接触をする。

そこから裏社会の組織やエコーの登場、ナターシャの妹であるエレーナや、『デアデビル』からのキングピンの登場など、物語は入り乱れていく。

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『ムーンナイト』

マーベルのダークヒーローとしても有名な、真っ白なコスチュームを身にまとうムーンナイトの実写ドラマ作品。
コミックでは元傭兵のマーク・スペクターが、任務中の裏切りにより瀕死の重傷を負う。しかしエジプトの神の一人であるコンシューにより新たな命を与えられる。

ムーンナイトは複数の人格を持つ精神的にも不安定なヒーローであり、その戦闘スタイルもバイオレンスそのもの。同じくマーベルのダークヒーローであるパニッシャーやデアデビルなどと並べて語られることが多いです。

今作は2022年3月30日より配信開始予定。

『Ms.マーベル』

インヒューマンズの一人でありイスラム系の少女であるカマラ・カーンが主人公のドラマ作品。原作コミックでも人気の高いMs.マーベルの初の実写作品でもあります。
映画『キャプテンマーベル』とのクロスオーバーも予定されており、新たに活躍が期待されている若手のヒーローだ。

今作は2022年6月8日より配信開始予定。

⇒「Ms.マーベル」の最新記事一覧

『シー・ハルク』

ハルクの女性版としてコミックでも有名なシー・ハルクの実写ドラマ。MCUシリーズとして製作されるため、数々の映画に登場しているブルース・バナー/ハルクとの共演が実現するのかも見どころ。

コミックではブルースのいとこであるジェニファー・ウォルターズが、ブルースの輸血を受けたことによりハルクの力を得たという設定になっています。

現在詳しい配信時期に関しては不明です。

⇒「シー・ハルク」の最新記事一覧

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル』:2022年配信

続いてはドラマ・アニメ作品の紹介。
まずは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の外伝作品、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル』

シリーズを製作したジェームズ・ガン監督が脚本と製作を担当する正統な外伝作品となる。ちなみに『GotG:Vol.3』とは異なる作品だ。

タイトルはおそらく70年代に放送したテレビ映画『スター・ウォーズ:ホリデー・スペシャル』をパロディにしたものと考えられる。

具体的な登場キャラクターについてはわかっていないが、この後に紹介するアニメ短編『アイアムグルート』との関連性も気になるところだ。

今作はDisney+ (ディズニープラス)で2022年に配信予定

『シークレット・インベージョン』:配信時期不明

こちらは新たなスピンオフドラマで、そして人気コミックの実写化となる『シークレット・インベージョン』

主人公にはMCUシリーズでも古参キャラクターとなったサミュエル・L・ジャクソンのニック・フューリーと、『キャプテンマーベル』に登場したベン・メンデルソーン演じるスクラル星人のタロスが主人公となる。

今作では悪のスクラル星人による地球侵略を描いていくと思われ、アベンジャーズのヒーローに擬態したスクラル人によって混乱に陥れられていく。

時系列については不明で、『キャプテンマーベル』と関係があるのかもわかってはいない。

『シークレット・インベージョン』はDisney+ (ディズニープラス)で配信予定。

『アーマー・ウォーズ』:配信時期不明

MCU新作ドラマ『アーマー・ウォーズ』は、トニー・スターク/アイアンマンの相棒で、ドン・チードル演じるジェームズ・ローディ/ウォーマシンを主人公したファン待望の単独作品。

今作ではトニー・スタークのアーマー技術が悪の手に渡ってしまった物語を描き、ローディがそれらの悪に対してどのように立ち向かっていくかの活躍を見ることができる。

ウォーマシン、そしてアイアンパトリオットの登場にも期待したいところだ。
『アーマー・ウォーズ』はDisney+ (ディズニープラス)で配信予定。

『アイアンハート』:配信時期不明

『アイアンハート』は人気コミックスの初の実写化。トニー・スタークの意思を継ぐ新たなヒーローが誕生する。

主人公のリリ・ウィリアムズは黒人少女の天才発明家で、トニー・スタークが作ったアーマー以上のスーツを作り出した。トニーをもとにしたAIを搭載しており、彼とも強い繋がりをもったキャラクターだ。リリ・ウィリアムズを演じるのはドミニク・ソーン。
監督や脚本、そのほかのキャスティングについてはわかっていない。

『アイアンハート』はDisney+ (ディズニープラス)で配信予定だ。

テレビ放送作品

こちらはアメリカでテレビ放送されているドラマシリーズです。

『エージェント・オブ・シールド』シーズン1~7

『エージェント・オブ・シールド』

MCUシリーズのフェイズ1にたびたび登場したSHILEDのコールソンが、エージェントたちのチームを率いて、能力者による特殊な事件に立ち向かうストーリー。シーズン5まで展開中です。
インヒューマンズが登場したり、異世界が出てきたり、ゴーストライダーが出てきたりなど、映画並みにボリューミーな内容となっています。

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またドラマの中では『キャプテンアメリカ/ウィンター・ソルジャー』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『シビルウォー/キャプテンアメリカ』の出来事の影響が描かれるストーリーもあります。
おそらく一番映画と世界観を共有していることを推しだしているドラマシリーズでしょう。

主演には映画と同じくクラーク・グレッグ、ヒロインのスカイ役にはクロエ・ベネットが出演。

また2019年にはシーズン6とシーズン7も放送予定

ポイント

  • フェイズ1に登場したコールソンが主人公に!
  • SHILEDがヒドラや能力者たちと戦う姿を描く!
  • インヒューマンズやゴーストライダーが登場!

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『エージェント・カーター』シーズン1~2

『エージェント・カーター』

『キャプテンアメリカ/ザ・ファーストアベンジャー』に登場したヒロインのペギー・カーターを主人公にしたドラマ。
時代設定はキャプテンアメリカがレッドスカルとの闘いで、氷の下に眠りについてからのストーリーとなっています。

『アイアンマン』でおなじみ人工知能で、ヴィジョンの元となっているJ.A.R.V.I.S.のモデルとなったエドウィン・ジャービスも登場します。

SHILEDの解説や、エージェントとしてのエージェント・カーターの活躍を描く。

主演には映画とおなじくヘイリー・アトウェル、トニー・スタークの父ハワード・スターク役にはドミニク・クーパーが出演。

ポイント

  • 『キャプテンアメリカ』シリーズのヒロイン・カーターが主人公に!
  • SHILEDの創設も描かれる!
  • J.A.R.V.I.S.のモデルも登場!

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『インヒューマンズ』

『インヒューマンズ』

『エージェント・オブ・シールド』にてMCU初登場を果たした特殊能力を持つ人々「インヒューマンズ」のロイヤルファミリーたちの活躍を描くドラマ。
声に惑星を破壊できるほどのパワーを持つブラックボルトや、その石に変える能力を持つ妻のメデューサなど多種多様な能力を持つインヒューマンズの活躍は見どころ。
第1話、第2話はIMAX上映されて話題になりましたね。

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主演にはアンソン・マウント、メデューサ役にはセリンダ・スワンが出演。

ポイント

  • ロイヤルファミリー・インヒューマンズの活躍を描く!
  • ブラックボルトやメデューサなどコミックでもおなじみのキャラが登場!
  • IMAX撮影による高画質な映像!

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『クローク&ダガー』シーズン1~2


コミック版『スパイダーマン』にヴィランとして登場した男女の能力者コンビ、クロークとダガーが主人公のドラマ。
クロークことタイロンには闇の力が備わっており、ダガーことタンディには光の力が備わっています。

対照的な力を持つ二人が、互いに惹かれあい、運命に立ち向かっていくストーリー。

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クロークことタイロン役にはオーブリー・ジョゼフ、ダガーことタンディ役にはオリヴィア・ホルトが出演。

そしてすでにシーズン2の放送も決定しています!

ポイント

  • クロークとダガーのダブル主人公作品!
  • 恋愛模様を描くドラマシリーズ!
  • 反発しあう二人の能力にも注目!

『クローク&ダガー』シーズン1を見たい方はこちらから!

Netflix作品

動画配信サービス「Netflix」がオリジナルドラマとして配信しているシリーズです。映画の方のMCUシリーズと世界観を共有しています。基本的に時系列的には『アベンジャーズ』NY決戦以降のストーリーとなっています。
映画とのクロスオーバーはないですが、出来事やセリフなどからその世界観を感じることができます。

ただ注意点として以下のシリーズはすでにNetflixからの配信は終了しており、一部の国ではDisney+ (ディズニープラス)での配信が始まっています。

『デアデビル』シーズン1~3

盲目の弁護士マット・マードックが夜な夜なスーツを着て、ニューヨークのヘルズキッチンでクライムハンターとして活動するドラマシリーズ。

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目は見えないが、そのほかの感覚が超人レベルにパワーアップしており、得意の格闘戦術で戦っていく。
昼は弁護士、夜はヒーローとして活動するデアデビルの壮絶な物語を描きます。

シーズン2にはエレクトラやパニッシャーも登場!

出演にはチャーリー・コックス、ヒロインのカレン・ペイジ役にはデボラ・アン・ウォール、親友のフォギー役にはエルデン・ヘンソンが出演。

ただ残念ながら今作はシーズン3で製作が中止。決して評価が低いわけではなく、ディズニーの独自ストリーミングサービスが開始が影響しているといわれています。

ポイント

  • 盲目の弁護士マット・マードックがデアデビルとして犯罪者を裁く!
  • ハードな内容で、濃厚なストーリーに注目!
  • パニッシャーや、エレクトラなどのヒーローも登場!

『デアデビル』シーズン1を見たい方はこちらから!(Netflixはこちら

『ジェシカ・ジョーンズ』シーズン1~3

ニューヨークの「エイリアス探偵事務所」で浮気調査などの探偵業を営むのが元ヒーローのジェシカ・ジョーンズ。彼女にはある事故をきっかけに得た超人的なパワーを持っています。
その力というのは怪力。大男を軽々と投げたり、エンジン全開の車を片手で止めるなど、常人レベルをはるかに超えているパワーを有しています。

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シーズン1ではヒーローを引退するきっかけとなった宿敵キルグレイブとの闘いを描き、シーズン2では彼女の力や過去をめぐるストーリーを描きます。またシーズン1には単独ドラマに先駆けてルーク・ケイジも登場

主演にはクリステン・リッター、親友のトリッシュ役にはレイチェル・テイラー、キルグレイブ役にはデイヴィッド・テナントが出演。

ポイント

  • 元ヒーローでのジェシカ・ジョーンズが主人公!
  • 少し不気味なストーリーにも注目!
  • 豪快なパワーアクションもあり!

『ジェシカ・ジョーンズ』シーズン1を見たい方はこちらから!(Netflixはこちら

『ルーク・ケイジ』シーズン1~2

ニューヨークのハーレムに住むのが黒人ヒーローのルーク・ケイジ。能力は刑務所で受けた実験によって得た鋼の皮膚と怪力。銃弾を物ともせず戦うさまはまさに豪快。

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単独ドラマが配信される前には『ジェシカ・ジョーンズ』シーズン1にも登場し、一時期ジェシカと恋仲にもなっています。
ギャングに蝕まれたハーレムを救うため、ルークはヒーローとして活躍していく。

主演にはマイク・コルター、Netflix作品にたびたび登場するクレア役にはロザリオ・ドーソン、ミスティナイト役にはシモーヌ・ミシックが出演。

今作は『デアデビル』などと同様にシーズン2で製作が終了しています。

ポイント

  • 黒人ヒーローのルーク・ケイジの豪快なアクションに注目!
  • 特徴的なブラックミュージックもクール!
  • ミスティナイトなどコミック由来のキャラも!

『ルーク・ケイジ』シーズン1を見たい方はこちらから!(Netflixはこちら

『アイアンフィスト』シーズン1~2

ニューヨークの大企業の御曹司で、飛行機事故で行方不明とされていたダニー・ランドが、未知の場所クンルンで修業を積み、鋼の拳を持つ戦士・アイアンフィストとして活躍するストーリー。

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死んだと思われていたダニーが15年ぶりにニューヨークへ帰還したが、すでにダニーを取り巻く環境は大きく変わっていた。

出演はフィン・ジョーンズ、ヒロインのコリーン役にはジェシカ・ヘンウィックが出演。

今作はシーズン2で製作が終了しています。シーズン2のラストは非常に気になる終わり方をしていましたが、今後はほかのマーベル作品に登場することが公式よりコメントされています。

ポイント

  • 拳法の達人のアイアンフィストの活躍を描く!
  • 見どころたっぷりなアクションも注目!
  • 他作品からのカメオ出演も?

『アイアンフィスト』シーズン1を見たい方はこちらから!

『ザ・ディフェンダーズ』

デアデビル、ジェシカ・ジョーンズ、ルーク・ケイジ、アイアンフィストのニューヨークで活躍する4人のヒーローがチームアップしたのがこの『ザ・ディフェンダーズ』。まさにNetflix版のアベンジャーズといったところ。

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ジェシカとルーク以外は互いに初対面となる4人のヒーローたち。ニューヨークをはじめ、世界中で暗躍する組織「ヤミノテ」の陰謀を阻止するため、ぶつかり合いながらもチームとして活躍する姿を描きます。

ポイント

  • デアデビル、ジェシカ・ジョーンズ、ルーク・ケイジ、アイアンフィストのNYヒーローがチームアップ!
  • ぶつかり合いながらも、共闘する4人の活躍に注目!
  • 世界で暗躍するヤミノテが姿を現す!

『ザ・ディフェンダーズ』を見たい方はこちらから!

『パニッシャー』シーズン1~2

『デアデビル』シーズン2に登場した、家族を殺され、悪人すべてを恨むダークヒーローのパニッシャーことフランク・キャッスルを主人公として描くドラマシリーズ。
今作ではフランク・キャッスルの過去や家族が殺された事件の真相が暴かれていくストーリー。『デアデビル』のヒロインでもあるカレン・ペイジも登場。

⇒『パニッシャー』の最新記事一覧

ハードな描写の多いNetflixのドラマの中でも、とびぬけてハードな内容となっています。

出演にはジョン・バーンサル、カレン役には同じくデボラ・アン・ウォール、パニッシャーの良き仲間として登場するマイクロ役にはエボン・モス・バクラックが出演。

ポイント

  • マーベル1のダークヒーロー・パニッシャーの活躍を描く!
  • Netflix中で最もハードな内容!
  • パニッシャーの過去に一体なにが?

『パニッシャー』を見たい方はこちらから!

Hulu作品

最後は動画配信サイトHuluにて配信しているオリジナルドラマシリーズです。Netflixなどのドラマ同様に映画とも世界観を共有しています。今現在は1作品のみ製作されています。

『ランナウェイズ』シーズン1~2

『ランナウェイズ』

『ランナウェイズ』はヴィランの親を持つティーンエイジャーの少年少女たちが、悪の組織「プライド」の陰謀を阻止するために活躍します。

⇒『ランナウェイズ』の最新記事一覧

天才的な頭脳を持ち、リーダー格のアレックス・ワイルダー、最年長で炎を操るガントレットを操るチェイス・ステイン、タイムトラベラーの息子で小型の恐竜と意思疎通ができるガートルード・ヨークス、宇宙人の遺伝子を持ち、発光や飛行能力をもつカロリーナ・ディーン、黒魔術を操ることができるニコ・ミノル、そして最年少で怪力少女のモリー・ハイエス

多種多様な能力をもつ若者たちの、過酷なストーリーを描いていきます。

また『ランナウェイズ』はHuluだけでなく、Disney+ (ディズニープラス)での配信も行われています。

ポイント

  • ティーンエイジャーのヒーローたちの活躍を描く!
  • 多種多様な能力にも注目!
  • ヴィランの親の野望を崩せるのか?

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放送未定

最後は製作発表が行われていますが、いまだに放送未定の作品についてご紹介。

『ニューウォーリアーズ』

『ニューウォーリアーズ』は、マーベルのヒーローでも人気のヒロインヒーローで、リスっ娘のスクレイルガールを中心に、若手ヒーローたちが活躍するどらまシリーズ。
今のところ詳細はほとんど判明しておらず、計画もゆっくりペースですすんでいるようです。

キャストはスクレイルガール役にミラーナ・ヴァイントゥルーブが決まっています。そのほかのキャラクターについても配役がすでに決定していますので、続報がくるまで待ちましょう。

時系列は?

MCU作品は基本的に公開順に物語の時間が進んでいきますが、一部過去にさかのぼっているストーリーも存在しています。
ということで、MCU映画を時系列順に並べてみました!

ですがそれをやるとかなり長くなるので、別記事にまとめてますw
こちらではヒーローの誕生年表もあるので、一緒にどうぞ!

まとめ:作品は多いけど、全部面白すぎ!

と、ここまで非常に多い作品の数を紹介してきました。公開済の映画作品だけでも19作品、放送・配信済ドラマは9作品ありますからね。そのすべてが同じ世界観というとんでもないシリーズです。

ただこれだけ作品が多いと、すべてを見るのが大変だなんて思う人もいいと思いますが、これらすべての作品に独自の魅力があり、どれもこれも面白く、見始めたら絶対止まらなくなります。

もう一つ趣味ができるレベルです。本当に。

そして『アベンジャーズ』や『ザ・ディフェンダーズ』など大集合作品、「ファンでいてよかった!」ってなること間違いなしです!その他にも劇中に登場する他作品を感じさせるセリフや演出などもニヤつかせてくれます。

10年以上続くマーベルの世界観をどうぞ味わってみてください!

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