『マン・オブ・スティール』脚本家、『ダークナイト』から独立した世界にした経緯を明かす ー 「壁にぶつかった」

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DCEUシリーズの記念すべき1作目としてヘンリー・カヴィル主演で公開された映画『マン・オブ・スティール』。今作はマーベル・スタジオのMCUシリーズのようにシェアードユニバースを想定して作られた映画ではあるが、実は最初の段階ではクリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』シリーズと同じ世界でスタートさせる案も存在していた。

結果的に2つのシリーズは別々となっているが、この結論に至った経緯を脚本家が明かしてくれた。

スランプの末に出た答え

海外メディアのインタビューに答えた『ダークナイト』シリーズや『マン・オブ・スティール』の脚本家のデヴィッド・S・ゴイヤー氏は、映画の立ち上げ当初の脚本執筆時のことを懐古してくれた。

David S. Goyer Interview: Inside His Hits, Fights and Upcoming “Big-A** Swings”

『クリストファー・ノーランと私は壁にぶつかり、彼は筆を下ろして1週間休憩することを提案しました。(中略)私はその週に数年間のアクションコミックスを読み直し、スーパーマン映画の最初の2ページを書き留めることになりました。そして作業に戻った時、クリスが「なにかアイディアはありますか?」と言った。私は「ダークナイトとは何も関係ないスーパーマン映画を考えました」。それが「マン・オス・スティール」が出来上がった方法です。そしてワーナー・ブラザースに売り込んで実現しました。』

ほぼ直感のような形で『ダークナイト』シリーズと『マン・オブ・スティール』は独立することとなったのだ。これが功を奏したかについては一旦おいておいても、『ダークナイト』の3部作が1つの完璧なトリロジーシリーズとして完結することができたのは良い結果ともいえるだろう。

ファンとしてはクリスチャン・ベールのバットマンとスーパーマンの組み合わせもぜひ観たかったが、逆に独立したことでベン・アフレック版バットマンというファンからの支持も厚い新しいダークナイトが生まれたことも事実である。

様々な経緯を経て生まれた『マン・オブ・スティール』とDCEUシリーズは今年で8年目となり、記念すべき10作目の『ザ・スーサイド・スクワッド』が8月13日に日本公開を控えている。

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