いつもご覧いただきありがとうございます。ゆとぴ(@frc_watashi_ame)です。

『コミコンで聞け』

価格	9,600円（税込）
発売月	2021年1月
メーカー	メディコム・トイ
作品	『スパイダーマン：スパイダーバース』

MAFEX スパイダーマン（ピーター・B・パーカー）のパッケージ

まずはパッケージから。『スパイダーマン：スパイダーバース』の世界観をイメージしたデザインになっているのが良い感じ。

クセになる赤と青のグラデーション。

ブリスター状態。今回は相変わらずの付属品の多さ。

MAFEX スパイダーマン（ピーター・B・パーカー）の本体

早速取り出して、MAFEX スパイダーマン（ピーター・B・パーカー）のレビューです。まずは全身から。

ぐるっと一周。今回もコートとズボンが布製となっている。若干のオーバーサイズ感はあるが、このサイズでここまで再現は素晴らしいだろう。身長高めなスタイルもイメージ通りに立体化しているだろう。

バストアップ。3Dアニメをもとにしているので、今回のヘッドについてもかなりの再現度。プリントのズレ等はなく表情に良好なものとなっている。特徴的な面長な輪郭や青髭のグラデーション、そして髪型と、素晴らしくよく再現してくれている。

コートについては若干腕周りが多きめな感じもあるが、細かいところを含めてとても精密に再現している。ちなみに襟、裾、ボタンのあるラインにそれぞれワイヤーが仕込まれている。

ボタンやポケットの二のボタンも金具が使用されている。さすがにポケットを開くことはできないが、かなりリアルだ。ほつれ等も見当たらない。

こちらにもポケット。

腕自体が細めなので、コートを着るとぶかぶかな印象。

下半身にはスウェットをはいている。ある程度伸縮性もあることから、この状態での可動もできる。丈が足りずに足首がでているのもいい感じ。

靴は左右で異なっている。左足にはスニーカーを履いており、ヒモの塗装も細かい。

右足にはブーツ。こちらも金具や靴のひもなどが細かい。

同じMAFEXのスパイダーマン（マイルス・モラレス）と比較しよう。身長差はだいぶあるけども、そこまで劇中のイメージに崩れはなさそうだ。それにしても映画公開から2年近く経ってようやく可動フィギュアでマイルスとBパーカーをならべられたのは　嬉しい限り（マーベルレジェンドはあったけど）。

次にひざ下の足パーツを外す。

そして付属のスーツの足をとりつければ、、、

これでピーター・B・パーカーのスーツ姿を再現することができる。全身を見ていこう。

ぐるっと一周。縦に長いスタイルを見事に再現。腰はすこし太めで、下っ腹も若干出ているのが特徴だろう。
スーツの色合いなどの塗装もかなり良好。スーツの質感も良いね。蜘蛛の巣のラインについては若干ムラもあるが、大きく気になるレベルではないかも。

バストアップ。Bパーカーの面長の輪郭が収まっているマスクだが、こちらは少し丸みを帯びて、スパイダーマンらしい姿になっている。目のカラーリングも特に違和感は感じないだろう。

胸にはおなじみの蜘蛛マーク。立体的に造形しているのも特徴。

おなか周り。どちらかというと太目なおなかのラインだが、スーツ下から浮かび上がる筋肉（または脂肪？）がしっかりと表現されている。

背中にも蜘蛛のマーク。若干マークの左下に塗装飛びがあるのが気になるところ。

腕は長めなスタイルで、アニメの雰囲気をしっかりと表現。ムキムキ過ぎないのも良い。

肩回りの処理はこんな感じ。ある程度前への可動もある。

脚はひょろ長なスタイル。こちらもアニメのイメージ通りだろう。ただ若干立たせにくい。

太もものあたりのスーツの質感もGOOD。

赤いブーツのあたりも塗装は細かいだろう。

お尻はプリっとしている。

参考までに、MAFEXのコミック版スパイダーマンと比較してみよう。身長はBパーカーの方が大きめで、筋肉量についてはコミック版の方がある感じ。どちらも同じスーツデザインをしているが、まったく異なるデザインなのが面白い。

MAFEX　スパイダーマン（ピーター・B・パーカー）の付属品一覧

次はMAFEXのピーター・B・パーカーの付属品を見ていこう。こちらは握り手首パーツ。左右付属。

こちらは大きく開いた手首パーツ。左右付属している。

こちらはさらに大きく開いた手首パーツ。おそらく地面に手をつくためのものと思われる。左右分付属。

こちらはスパイダーウェブの手持ちパーツ。左右分ついている。

おなじみにスパイダーウェブの射出手首。左右分ついている。

こちらはおそらく付属のピザを持つための手首パーツ。左右分付属している。

これは脱いだ状態のマスクをもたせるための手首パーツ。手のひらに突起があり、これをマスクの上部にある穴に差し込む形式となっている。

最後はおなじみの磁石がついて手首パーツ。左右ついている。

こちらは付属の生足パーツ。爪まで造形されている。もちろん両足分ついている。

こちらは足裏に磁石がついた足首パーツ。左右付属している。

こちらはスーツの脚パーツ。左右分付属。

おなじみの射出状態のスパイダーウェブ。2個付属。

こちらは長めの射出状態のスパイダーウェブ。2個付属。

そして手持ち用のスパイダーウェブ。2個付属している。

こちらはコーヒーを持った手首パーツ。

こおように中身も入っている。こちらは右手首のみ付属。

こちらはピザ。若干省略気味な見た目だが、トマト類や少し垂れた感じも再現している。

こちらはピーター・B・パーカーの差し替えヘッドで、マスクを上にあげた状態のもの。

顔がキリっとして勇ましいのがカッコいい。こちらも特にプリントずれもなく、良好なクオリティーだ。

こちらは睨み表情なマスクヘッドパーツ。

ジト目っぽい雰囲気もある。

そしてさいごは　いつものMAFEX台座。

MAFEX スパイダーマン（ピーター・B・パーカー）の可動範囲

次は可動範囲を見ていこう。わかりやすいように服を脱がした状態で。首の回転は広く、肩の可動もだいぶ広くなっている。

腰の前後可動も広く動かすことができる。

腰の回転も広くなっている。

開脚もとても広めで、接地性も優秀だ。

MAFEX スパイダーマン（ピーター・B・パーカー）のアクション！

Youtubeでもレビューしていますので、ぜひご覧ください！

ということで、MAFEX スパイダーマン（ピーター・B・パーカー）のアクションをしていこう！

劇中だとだらしのない感じもしていたけど、立体物としては非常にイケメンに見えるのが不思議。

ちょっと落下っぽい感じも。劇中では登場してすぐ気絶していた気がする。

布製の服でもしっかりと腕などがうごかせるのが素晴らしい。

コーヒーを手に持つ。外でティーカップを使っているからキャンプっぽい。

コーヒー飲みすぎたの図。

ジャケットの中からマスクを取り出す。これはヒーローっぽいよね。

マスクをかぶるピーター。勇ましい顔がいいよね。

服を着た状態でもアクション。

コートにワイヤーがあることで、躍動感もつけやすい。

どことなくポップな感じ。脚もしっかりと動かせるね。

次はジャケットだけ脱いでみる。

これはなかなか緩い姿。屋内なのか屋外なのかもわからない感じになる。

こういうおじさんいるよね。

コーヒーを片手に。

おなかが出ている感じもリアルで、手に持っているのがコーヒーではなくビールにも見える。

横になりながらピザを食べるBパーカー。

そりゃ太りますわ。

そして服を脱いで、スパイダーマンの姿に。

こうなるとBパーカーがどうかもわからなくなってくるので、普通にスパイダーマンの可動フィギュアとして楽しいよね。

台座のアームが大きめなので、腰当たりをつかんでくれないのが気になる。

スパイダーウェブを射出。個体差かもしれないが、微妙にウェブがまっすぐではないので、温めて修正した方がよさそう。

躍動感のあるポーズはさすがスパイダーマンといったところでしょう。

スイングポーズも。

やっぱりスパイダーマンはかっこいいですわ。

何体もスパイダーマンのフィギュアはレビューしてきたけど、毎回新鮮な気持ちになるのは不思議。

ヘッドを差し替え。やっぱりジト目っぽい。

なんかどことなく東映版スパイダーマンっぽさもある。

そしてマイルズ君とも合わせてみる。

師匠でもあり、兄貴でもあり、親友でもあるBパーカーの関係が良いよね。

スーツ姿でも。早くグウェンも欲しいところだ。

自分の世界に帰ろうとするBパーカーっぽく。

続編では戻ってくるのだろうか？

以上、MAFEX スパイダーマン（ピーター・B・パーカー）のレビューでした。

非常にボリューミーで、十分価格に見合った内容だったと思う。難点といえば台座のアームが大きかったり、支柱が緩めだったりと、MAFEX全体に共通する問題なので、Bパーカー自体には特に問題は見られなかった気がする。
ヘッドについては元が3Dアニメなだけに、立体物としても非常に素晴らしいクオリティーだった。塗装とデジプリも良好で、ズレもなく、ここ最近のMAFEXのクオリティーには驚くばかりだ。
可動範囲も優秀なボディについてもスパイダーマンらしいアクションが十分に楽しむことができた。また服のクオリティーも素晴らしく、若干のオーバーサイズでもそれなりにかっこよく見ることができた。ほつれもほとんどなく、マイルズの時みたいにワイヤーが突き出るといったこともなかった。
付属品も豊富で、とても遊び甲斐のあるBパーカーだった。

ゆとぴ