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日本を代表するアニメ映画である『AKIRA』は、以前にハリウッドで実写映画化すると報じられてから早数年。

一時は無期限中止に報道が出ていたのだが、今回新たに入った情報によると、どうやらメガホンを取るタイカ・ワイティティ監督が脚本をもうすぐ仕上げてスタジオに提出すると伝えているのだ。

ワイティティ監督は『スター・ウォーズ』映画の制作もスケジューリングされているのだが、それよりも先に『AKIRA』の制作に取り掛かっているとしている。
数年前には監督自身が「保留状態になった」とコメントしていたのだが、どうやら密かに脚本の執筆は行われていたのかもしれない。

もちろんまだ初稿レベルであると察することが出来るため、今後は修正作業や、最悪の場合は書き直しといった自体にもなり得るため、続報には注視しておきたいところだ。

現時点では大きく進展はしていないのだが、ワイティティ監督自身は『AKIRA』に集中していると報告されている。

監督は、かねてよりアニメや漫画のファンであることを公言しており、今作のキャストについても白人俳優などではなく、アジア人や、原作のイメージ通りに日本人俳優がキャストされる可能性も高いとされている。『AKIRA』の舞台が日本であることを考えれば、至極真っ当であり、主人公の金田や敵である鉄雄も日本人の少年であるために、どういったキャスティングが行われるのか注目だ。

また日本が舞台になる場合に、実際に日本の街で撮影されるのか、それともハリウッドで作られた擬似的な日本の街になるのかも気になるところだ。往々にしてハリウッドが描く日本の街は、サイバーパンクよりになることが多く、日本人目線からはやはり違和感が残るのも事実。

一方で『AKIRA』の世界観を鑑みれば、サイバー的な日本の街でも相性は良いようにも感じるため、このあたりの演出にも注目をしておきたいところだ。

今後実写版『AKIRA』の情報が入り次第お知らせをしていく。