ケヴィン・ファイギ、ロバート・ダウニーJr.のMCU復帰に言及 ー 「二度と触れるつもりはない」

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MCUシリーズといえばロバート・ダウニーJr.が演じたトニー・スターク/アイアンマンをいまだに思い浮かべるファンも多いだろうが、トニーは『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、全宇宙を救うためにインフィニティ・ストーンを使った代償で犠牲となっている。

以降にトニーが映像作品に新規で登場することはなく、いわばシリーズの主人公的存在を失ったことは、いまでも影響が大きい。

しかし最近の情報では何らかの形でロバート・ダウニーJr.がMCU作品に復帰するとのニュースもあったが、今のところ真偽は定かではない。

最近海外メディアのインタビューに答えたマーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏はこの件に触れ、RDJが復帰することは基本的にはないとコメントした。

”私たちはその瞬間を保存し、二度と触れないつもりです。私たちは皆、この目標を達成するために何年も懸命に努力してきました。決して魔法のように元に戻したいとは思っていません。(中略)撮影の最終日に、私たちはすでに涙の別れを告げていました。”

またその場にいた『エンドゲーム』の共同監督であるジョー・ルッソ氏も「私たちは彼に対して、トニーにこんなことを指せるのは最後だと約束した」と付け加えている。

今回のコメントをみるに、あくまでトニー・スターク、さらにはメインアースのトニーとしてRDJを復帰させることはないとも受け取れるものとなっている。

復帰に関するウワサでは、トニー・スターク役での復帰かどうかはわかっていないとされていたため、全くの別のキャラクター、またはマルチバースに存在する別のトニー・スターク役といった可能性は依然として残されている。

とは言っても無闇やたらに復帰されてはファンにとっても興ざめものであることは間違いない。
10年かけてたどり着いた『エンドゲーム』の物語を一瞬で台無しにしかねないし、MCUシリーズの存続にも大きく関わってくる事態になるはずだ。

少なくともマーベル・スタジオとしては、『エンドゲーム』で犠牲となった、”あのトニー・スターク”を復活させることは考えていないのだろう。

MCUに関してはこの他にもスカーレット・ヨハンソンやクリス・エヴァンスの復帰のウワサもあったが、前者は出演者としてではなく、制作サイドでのプロジェクトへの参加が明言されており、後者については納得いくタイミングがなければ復帰しないと話していた。

果たしてアベンジャーズの初期メンバーは今後のMCUで再び姿を現すことはあるのだろうか?
トニー・スタークの最後の活躍を見ることができる『アベンジャーズ/エンドゲーム』はDisney+ (ディズニープラス)で配信中だ。

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