ケイト・ショートランド監督、当初は『ブラックウィドウ』製作を断っていた ー 「なぜ私なのかわからなかった」

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間もなく公開が迫っているMCUシリーズ最新作『ブラックウィドウ』
今作はナターシャ・ロマノフをはじめて主人公とする映画となっており、シリーズにおいても重要な位置づけとなっている作品でもある。

そんな今作でメガホンをとったケイト・ショートランド監督当初映画の製作を断っていたと振り返った。

スカヨハが説得して実現

海外メディアのインタビューに答えたケイト・ショートランド監督は、『ブラックウィドウ』のオファー当時についてコメントをした。

Cate Shortland Turned Down Directing ‘Black Widow.’ So Scarlett Johansson Called Her on Zoom.

『ロサンゼルスのマネージャーに「この映画を撮影はできません。なぜ彼らは私にオファーしたのかわからない。クレイジーだ」と話しました。』

このように監督は一度『ブラックウィドウ』の製作をお断っている。しかしその後にスカーレット・ヨハンソンに説得されることで、参加することを決意したと話した。

スカーレット・ヨハンソンも当時のことを話して、ケイト・ショートランド監督への想いを話した。

『マーベルで働くことの素晴らしい点のひとつは、多くの素晴らしい人材が映画を製作するために手を挙げていることです。しかし私にとって最初からケイト一択でした。』

このほかにも彼女たちはお互いの好きなものを言い合って、仲睦まじい様子を話してくれた。

ケイト・ショートランド監督『彼女は私の映画がどれだけ好きかを教えてくれました。それから私は彼女の演技がどれだけ好きかを話しました。それはまるで求愛です。そのあとも好きな音楽トップ20や好きな映画トップ20、好きなものトップ20をお互いに送りました。そのときに娘がいたことも覚えています。スカーレットは「娘さんにお会いできますか?」と言い、彼女は娘と話しましたが、スカーレットは私と話しているときと何も変わりませんでした。それはとても珍しいことなので、私が彼女に興味を持ち始めたところのだったのです。』

このようにお互いが相思相愛になったエピソードを明かしてくれた。信頼関係としても十分な仲だったともいえるだろう。

このように素晴らしい才能同士が作り出した『ブラックウィドウ』は2021年7月8日より劇場公開、9日よりDisney+ (ディズニープラス)でプレミアムアクセスで配信を予定している。

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