『ジョーカー』、脚本全文がオンラインで公開 - 描かれなかった謎も明らかに

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2019年で様々な物議を醸しながらも、R指定映画としては最高の大ヒットを記録した映画『ジョーカー』。そんな今作がアカデミー賞受賞に向けたキャンペーンの一環として、脚本全文がオンラインで公開されました。

そこには映画で描かれなかったシーンも数多く含まれているとこと。

アーサーはソフィーを殺害していない

『ジョーカー』の脚本全文はこちらで公開中。期間が過ぎると見ることができなくなる可能性があるので、お早めにご覧ください。

JOKER an origin

脚本には映画クライマックス付近で、自身の出自の事実をしったアーサーが雨に濡れたまま隣人のシングルマザー・ソフィーの家に忍び込むシーンも詳細に書かれています。

実際の映画ではアーサーを見つけたソフィーが出ていくように言い放ち、場面はそのまま廊下を歩くアーサーにうつり変わっていました。その後のソフィーがどうなってしまったのかは描かれていません。
一部のファンの推測では殺害されてしまったのではないかと言われていましたが、脚本によるとそうではないようです。

脚本では次のように書かれています。

『アーサーは封筒をソフィーのドアの前に置き、次にポケットからなにかを取り出します(それがなにであるかは彼の体で覆い隠されている)。同じく彼女のドアの前に置き、去っていきます。
彼が廊下を歩いていくと、アーサーが残していったものが見えます。ソフィーのドアの前にあるのは、マジックで使う杖から花が飛び出る道具でした。』

アーサーはどういった意図かはわかりませんが、彼女のドアの前に彼の商売道具の1つでもあるマジックの小道具を置いていったとのこと。ソフィーに対して何か危害を加えるようなことはしていないようです。

おそらく杖から花が出る道具は、ウェイン邸を訪れた際に、柵越しにブルース・ウェインにあげた小道具と同じ種類のものではないかと推測できます。

脚本では続いて、アーサーがジョーカーとしてマーレー・フランクリンの番組に出演し、マーレーを銃で殺害した放送をソフィーが見ていたことも明らかにしています。

『ジョーカー』でメガホンをとったトッド・フィリップス監督は以前に海外メディアのIndieWireのインタビューにて、ソフィーが殺害されたかどうかの明確な答えを示していました。

Todd Phillips Cut Zazie Beetz ‘Joker’ Scene That Confirmed Her Fate — Exclusive Video

『アーサーは間違った人だけを殺すという考えを持っていますので、彼はソフィーを殺害しませんでした。

アーサーは自分に優しくしてくれた人間に対しては危害を加えません。現に同僚であるランドルは殺害し、アーサーに優しく接していたゲイリーは見逃していました。ソフィーも同じ理由で殺害されることはなかったのでしょう。

『ジョーカー』という映画は全体的にわざと曖昧な部分を多く残して製作されています。そうすることによって見た観客の想像力を掻き立て、多くの議論の余地を与えています。

そんな議論をより拡大させるために、公開された脚本を一読してみるのも良いかもしれませんね。

『ジョーカー』のDVD&Blu-rayは1月29日に発売予定。先行デジタル配信は1月8日に開始予定です。

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