『ジョーカー』監督、WBからの映画製作時の制約についてコメント - 『ルールや義務はなかった』

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R指定映画としてトップレベルの大ヒットを記録したトッド・フィリップス監督『ジョーカー』。アメコミを元にした映画として製作された今作ですが、ストーリーはリアリティを重視した内容となっており、今までのアメコミ映画とは一線を画す映画として話題をさらっていきました。

そんな話題作を製作するうえで、ワーナーブラザースは監督にどのような条件を掲示したのでしょうか?

『現実にもとづいた作品にしたかった』

『ジョーカー』でメガホンをとったトッド・フィリップス監督は、DVDの特典映像の中で今作を作る段階でワーナーブラザースからどのような制約があったのかを聞かれ、非常に自由度の高かったことをコメントしました。

Joker Director Says Studio Warner Bros. Had No Rules or Mandates for His DC Comics Movie

『最初にアイディアを提案したとき、彼ら(ワーナーブラザース)は「さぁ、そのまま行って探検してみてください」と言いました。そのあとDCコミックスの関係者と何人かと会ったあと、脚本を書き始めました。スコット・シルヴァー(脚本家)と私は1年間脚本執筆のために費やしましたが、本当にルールや義務というものはなかった。

ワーナーブラザースやDCコミックスからはほとんど制約を与えられずに、自由な発想にもとづいて作られた映画は、R指定にながらも多くのコミックファンに受け入れられ、新しいジョーカー像を創造したのは言うまでもありませんね。

またフィリップス監督は映画のストーリーについて、現実から乖離しないような作品にしたかったこともコメントしました。

『そしておそらく、コミックファンの悔しさの中には、アーサー・フレックが大量の酸の中に落ち、肌を白くするのを見れなかったことですね。ただそれは私たちが作りたい映画ではありませんでした。現実に根ざしていると感じられるものを作りたかっただけです。』

ジョーカーの起源については様々なコミックで描かれていましたが、そのうちの一つに有名なものとしては、彼が酸の中に落ち、肌が白くなってしまったというもの。フィリップス監督にとってこれはあまり現実に即していないと判断したため、劇中でのアーサー・フレッグはコメディアンとして、自身でピエロメイクができる人物として描かれていました。

このように非常に自由な発想のもとで製作された『ジョーカー』のDVD&Blu-rayは日本語吹き替え版が収録され、2020年1月29日に発売予定です。1月8日には先駆けてデジタル配信も開始予定。

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