『アントマン&ワスプ:クアントマニア』脚本家、ジャネットの能力に触れる ー 「あまり強調しなかった」

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※この記事には『アントマン&ワスプ:クアントマニア』のネタバレが含まれています。ご注意ください。

『アントマン&ワスプ』で30年以上ぶりに現実世界に帰還し、続く『アントマン&ワスプ:クアントマニア』でも重要キャラクターとして登場しているジャネット・ヴァン・ダイン(ミシェル・ファイファー)

彼女は前作で量子もつれにくるしむゴースト/エイヴァを、特殊な能力で治癒していた。そこでは深くは触れられなかったものの、続編で何らかの説明があるかと予想されていた。

しかしファンの予想は裏切られ、ジャネットの能力については全く触れられていない

このことについて『アントマン』シリーズの脚本家、ジェフ・ラヴネス氏は、海外メディアとのインタビューで、改めてジャネットは治癒能力を持っており、、それに加えて次元間の位相変化能力も持っていることを語った。

”実際には、ジャネットは治癒能力を持っているが、それ以上に次元間の位相変化能力も持っている。彼女はエイヴァを安定させるような感じで、その能力を使っている。しかし、この設定は試写会の観客に混乱を招いたため、劇中であまり強調されなかった

特殊な治癒能力自体は今作においても健在だったようだが、試写の反応からもカットせざるを得なかったことを明らかにしたラヴネス氏。
ストーリーとしても彼女の治癒能力を使う瞬間はそこまで多くはなかったようにも思える。

ラヴネス氏はまた、劇中でジャネットが位相変化能力を使ったシーンについても解説をした。

”ジャングルに着陸した直後にジャネットがハンクを木に押し付けて動かないように言うシーンがあるが、その光が彼らの上を通り過ぎるのは、彼女が二人を位相変化させてスキャナーが感知できないようにしているからだ”

このシーンは映画冒頭で量子世界に吸い込まれたジャネットが、征服者カーンのものとみられる偵察機のレーダーから、ホープとハンク・ピムを避難させるシーンがあった。

パッと見では単純に木の陰に隠れたことで発見されなかったようにも見えたが、どうやらジャネットが密かに能力を発揮していたようだ。

一方でラヴネス氏は能力の副作用にも言及をしている。

”しかし、この能力を使うことでホープとハンクにも痛みが伴い、ジャネット自身も大変な苦痛を感じている”

ジャネットの次元間の位相変化能力は、量子世界での長い滞在が彼女自身を不安定にさせ、能力を完全に制御できなくなったことと関連しているとされる

これらの情報は、ジャネット・ヴァン・ダインというキャラクターの奥深さや複雑さをさらに理解する手がかりとなるだろう。また、これらの設定は今後のマーベル作品においても影響を与える可能性があるはずだ。

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は2023年2月17日より劇場公開中だ。

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