ジェームズ・ガン監督、ジョーカーを登場させなかった理由を明かす ー 「描きたいキャラではなかった」

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DCEUシリーズの新作として2021年に公開された『ザ・スーサイド・スクワッド』は、2016年公開の『スーサイド・スクワッド』とは違い、ジャレッド・レト演じるジョーカーの登場はなかった。

この理由について製作したジェームズ・ガン監督が海外メディアのインタビューのなかで明かしてくれた。

『私が描きたいと思っているあらゆる種類のキャラクターがいます。しかしジョーカーはそのなかのひとりではありません。彼は非常に多くの人々によって何度もうまく作り上げられてきました。私の場合は全く映画で描かれたことがないキャラクターに興味があります。』

ジョーカーといえばDCコミックスを原作にした数々の映画でバットマンの宿敵として登場し、2019年にはホアキン・フェニックスが主演した『ジョーカー』がアカデミー賞を獲得するほどの成果を挙げていた。

そのため、ガン監督としては改めてジョーカーを描くことに必要性を感じなかったようだ。

一方でジョーカーと同じく人気ヴィランであるハーレイ・クインを登場させた理由については次のように話している。

『彼女は私が今まで描いたキャラの中で、最も簡単なキャラクターのひとりだと感じています。だから私は彼女に興味があり、他のいくつかのDCキャラクターにも興味があります。』

いまのところガン監督による『ザ・スーサイド・スクワッド』の続編に関する情報はないが、スピンオフドラマとしてジョン・シナ主演の『ピースメイカー』の配信が迫っている。この後の展開があるかどうかは期待をしておきたいところだ。

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