ジェームズ・ガン監督、DCとマーベルの違いにコメント ー 「異なるトーンの作品があった」

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DCスタジオの共同代表であるジェームズ・ガン監督は、以前まではマーベル・スタジオのMCUシリーズにおいて『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』三部作を製作しており、世界中で大ヒットを記録した。

現在は新しいシェアード・ユニバースのDCUシリーズの製作を進めており、自身も監督として『スーパーマン』やドラマ『ピースメイカー』シーズン2の製作を進めている。

そんな中で海外メディアのインタビューに答えたジェームズ・ガン監督はどちらのシリーズにも関わった立場から、DCとマーベルの違いについてコメントをした。

”DCコミックスで私がいつも気に入っていたのは、主流のコミックが常に連載されていた一方で、『ウォッチメン』や『ダークナイト・リターンズ』、『オールスター・スーパーマン』といった、トーンの異なるコミックもあったことです。その点ではマーベルとは違っていました”

DCもマーベルも多くのコミックを連載し続けているのは有名だが、いずれも独自のトーンを持っているのもお分かりのとおりだ。

映画についても同様で、同時に展開していたDCEUシリーズとMUCシリーズも同じシェアード・ユニバースながらも異なる方針を持っていた。

しかしDCEUについては後発ということもあり、初期は急ぎ足気味にクロスオーバー作品を製作したことで失敗していた。後に幾度も方針転換をし、一部成功する映画もありながらも、現在はDCUシリーズへとリブートされることが決まっている。

ちなみに海外スクーパーからの情報によると、DCUは現代のタイムラインだけではなく、様々なタイムラインを舞台にした物語を扱っていくとしている。MCUに寄っていると言うより『スター・ウォーズ』に近いと例えられている

配信や公開が近い作品についてはおそらくほぼ現代を舞台にしていると思われるが、今後製作予定の中には過去のタイムラインを舞台にした作品が製作されることが想定される。

果たしてDCUはどのようにしてMCUシリーズとの差別化を図っていくのだろうか?今後の展開に注目をしておこう。

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