ジェームズ・ガン、『シャザム!』続編のポスクレに「なにもわからない」 ー 関与を否定

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2023年に公開されたDCEUシリーズの映画『シャザム!~神々の怒り~』では、ポストクレジットシーンにてシャザムことビリー・バットソンの元を訪ねたあるキャラクターが登場していた。

それがドラマ『ピースメイカー』などにも登場していた、アマンダ・ウォラーの部下であるエミリア・ハーコートとジョン・エコノモスの二人だった。

二人はビリーをジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ(JSA)に勧誘するために姿を表し、当初はビリーもジャスティスリーグへの勧誘かと喜んでいたが、今後の新たなヒーローチームの活躍を予見させるものとなっていた。

しかしご存知の通りDCEUシリーズは、DCUシリーズへとリブートされるため、DCU世界でJSAが残るかどうかも不透明な状態だ。もちろんシャザムを演じたザッカリー・リーヴァイや、ビリーを演じたアッシャー・エンジェルについても続投するかは不明だ。

そのためなぜこのシーンが盛り込まれたのか疑問に思うファンも多いが、これについてDCスタジオ代表のジェームズ・ガン監督は、「なにも知らない」とコメントをしている。

”このシーンは私の呼びかけではなかったし、私が書いたものではありませんでした。この脚本は私がDCに入社したばかりのときに公開されましたが、それが含まれるようになったのは、私が入るよりはるかに前です”

『ザ・スーサイド・スクワッド』や『ピースメイカー』の制作もしているガン監督も知り得ない部分だったとして、当時の制作サイドが勝手に盛り込んだシーンであることが明らかになった。

当時のDCEUシリーズは、DCU世界へのリブートが決定するまでも様々な制作が進行しており、その最たるものが『バットガール』だった。

『バットガール』は撮影も完了していながら、シリーズが変わることで作品自体がお蔵入りとなってしまった。このことについては多くの批判も寄せられたのだが、結果は覆ることはなかった。

このほかにも『ザ・フラッシュ』のエンディングや、公開予定の『アクアマン/失われた王国』についてもシリーズのリブートの影響で、幾度かの変更が加えられたことが明らかになっている。

こういった他の作品の動きからも、当時はシャザムがJSAに所属することが計画されていたことがわかる。

『ブラックアダム』に登場したJSAはファンからの評判も良かったのだが、今後チームが存続するかは不明だ。果たしてDCUシリーズにはどのようなヒーローチームが登場してくるのだろうか?今後の情報には注目をしておこう。

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