元DCエンターテイメント代表、ジョス・ウェドン版『ジャスティス・リーグ』を酷評 ー 「ひどいものだった」

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DCEUシリーズは初期の段階で焦りすぎたためなのか、大きな失敗を重ね続けてきた。
いまなおその影響は引きずっており、DCUへのリブートでしたか立て直しが不可能なところまで来てしまっていた。

そのうちの一つである映画『ジャスティス・リーグ』は、前評判から大きく評価を落とし、興行的にも振るわずに、失敗とも言うべき映画となってしまった。

原因は様々あるが、一部にはザック・スナイダー監督が途中降板し、『アベンジャーズ』などを手掛けたジョス・ウェドン監督が引き継いだことにあるとされている。

この点について元DCエンターテイメント代表のダイアン・ネルソン氏海外メディアのインタビューに対して、ウェドン監督の『ジャスティス・リーグ』を酷評している。

”私の見解としては、ジョスは当時のスタジオが、何か光るものを探していた時に目を引く存在でした。正直、最終的な映画は酷かったです。ファンが望むものは、私が考えていたよりも暗く、また私が期待していたよりも長いザック・スナイダー版を、私たちが劇場で見たフランケンシュタインのようなカットよりはるかに好んでいたでしょう。バットマン、スーパーマン、ワンダーウーマンという三大キャラクターは、どんな場所においても、他のスーパーヒーロー映画を圧倒するはずでしたが、そうはなりませんでした。”

このほかにもジョス・ウェドン監督は撮影現場における俳優たちやスタッフに対するパワハラ的な行動についても後年になって告発されており、サイボーグを演じたレイ・フィッシャーや、ワンダーウーマン役のガル・ガドットも声を上げていた。

劇場公開版の『ジャスティス・リーグ』は、当時のワーナー上層部が、ザック・スナイダー監督の暗くて、長い映画をファンが好んでいないことに焦点を当て、映画自体が明るく、2時間ほどの短い映画に仕上がっていた。

それでもファンには受け入れてもらえず、後に作られてた『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』は4時間に及ぶ長時間の作品で、スナイダー監督らしい演出がもりだくさんながらも、多くのファンからの高評価を得ていた。

暗いからダメ、長いからダメ、という単純な理由ではなく、キャラクターの深掘りや世界観などを当時はあまり大事にしていなかったようにも思える。そういった安直な方法を取ったがために、DCEUシリーズも迷走を繰り返してきたのだろう。

DCEUは『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム』が実質最後の映画で、2025年の『スーパーマン:レガシー』からDCUシリーズがスタートする。DCUはDCスタジオ代表のジェームズ・ガン監督とピーター・サフラン氏の両代表が一貫して指揮をとり、方針やテーマがブレないような体制が整えられている。

DCEU時代の反省を活かし、今度こそファンも満足の行くDCのシェアード・ユニバースが進んでくれることを期待しておこう。

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